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ケンソニックのC200+P300は45年前のアンプです。購入したのは当時憧れていましたが、若干20歳の私には買えない代物でした。あれから45年、中古で廉価で手に入る様になりました。購入にあたって「古すぎてパーツが壊れて故障の連続」と云うのを危惧していました。
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実際に購入して1年半にもなります。最初の1年は「眠っていたアンプ」特有の「半導体」が蘇る時に変な音が出ましたが、特にトラブル無く使えました。しかし、P300のSW ON後の「立ち上がり」時になかなかリレーが入ってくれません。そこで今回修理に出しました。修理を終えて帰って来たP300がアッテネーターのガリも無くなりほぼ正常になりました。これからは安心して使えると思います。
「オーディオ全盛時代」の幕開けの「フラッグシップモデル」ですので良い部品を使って有る様です。同時期のパイオニアのエクスクルーシブC3+M4も同じ様に「しっかりした部品」を使って有り、45年経った今でも壊れないですね。当時は「手作り」に近い作り方をされており、修理もパーツ1個1個が交換できる様に作られています。その意味では後の「リフロー半田」の様な「基板毎の交換」見たいな事は有りません。
今後はこのC200+P300がサブシステムのメインになると思います。プリアンプは殆どトラブル無く今までも使えています。丈夫なアンプですね。