20才頃の若い時は、色んな曲を知る為に、沢山の曲を聴きたいと思って、長大な曲も沢山聴いて来た。ブルックナーやマーラーの1時間を超える様な曲を「身じろぎもせず」じっと聴き続ける様な聴き方をして来た。「音質アップ」の対策でも同じ様に「正対」して聴いて来た。この様に「身動きもしないで」聴くと云う事は、健康的には「血流悪化」の原因となると思う。
「音楽鑑賞」も50年近くやって来ると、沢山の曲を聴いて来た訳で、最近は短い曲を聴き流す様な聴き方に変わって来た。30分に一度は立って動き回る様にしている。交響曲が好きだが、30分程度で終わる曲を聴く事が多くなった。
歳を取ったら「ワーグナーの楽劇」を聴きたいと思っていたが、その長大さに今もって「指輪」全曲を聴く事は諦めた。年齢と共に聴く曲も変わって行くのだろうと思います。