Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ALTEC 604系の試聴は楽しかった。

2021年12月17日 | ピュアオーディオ

写真に見えるのはALTEC#612モニターSPが前に有りますが、後ろには620AモニターSPが有ります。専用のSPスタンドを作成して試聴していました。


更に中央に#614モニターSPです。3種の聴き比べを2010年頃やっていました。#612箱は1970年代、レコード制作会社で100db以上の大音量でモニターされていたと聞いています。その理由はおそらく「低音が出ない」からだろうと推測します。米松のBOXでは乾いた軽く弾む音は出ますが、重低音は出ません。重低音とまでは行かなくても#620Aはかなり低音が出ます。#614SPはサイズ的に厳しいので「低音域」が弱いですね。それらが分かって購入しないと「肩透かし」を食らいます。

「重低音」を望むなら、JBLならLE系のユニット(LE15Aや#2215等)が良いですね。JBLは低音の出方で色々型番を揃えています。中間帯に#2205、軽い低域なら130A・D130・2220系ですね。

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3 コメント

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Unknown (KKB)
2021-12-18 00:14:09
612、614、は基本的にマスタリングスタジオ「吊るし」で使用されてました。マスタリング、ミックスダウンでモニタリング監視、検聴するためのツールです。スタジオ録音した音を原寸大で再現するのが目的でした。それは主に中域の音を重視していた時代の産物であり、ソースの変化や家庭で聴くであろう再生システムに合わせて変化して来ました。これは家庭用コンシューマーモデルではありません。
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検聴用モニター (しき(Mr.トレイル))
2021-12-18 11:26:35
KKBさん コメントありがとうございます。

そうですね。検聴用モニターSPですね。
家庭で使うには組み合わせるアンプ等を吟味しないと使えないですね。
プレイバックモニターにして使いたいとは誰もが思う事でしょう。
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Unknown (音匠もどき)
2021-12-18 23:14:54
「studio-monitor」をひっ掴まえて、このスピーカーは鳴らないとかいってる人がいます。
レコーディング、マスタリングスタジオでのmonitor機器の一部ですから、使い方(方法)があります。
中型monitorは天吊りされてるし、小型monitorは卓上に配置。
大型monitorは壁埋め込み。
それぞれ、ちゃんとした使用方法があります。
なんでもかんでもフロア置きで音出ししても機器が意図した設計を生かせません。
このあたりの理屈を理解してない人がいるので、ああでもない、こうでもない、でいろんな物を買わされてしまうんですよね。
昔は音響に精通した先輩がいて、このあたりの理論と方法を伝授してくれて、実際にstudioに連れていってくれました。
そこで、「ああ、このスピーカーはこういう使い方をするんだな」と教えてもらってました。
今はネット販売が巾を利かせていて、顔の見えない見知らぬ人から買って、使い方も知らずに、このスピーカーは使えないといって、すぐ手放している人が多くなってます。
まあ、monitorスピーカーからしたら使い方知らない
素人にごちゃごちゃされるよりも、正規のPROエンジニアのもとに行ったほうが嬉しいでしょうけどね。
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