今週月曜から進めていたKEN AUDIO CR1000 プリアンプのSuperTrail化がほぼ完了しました。まだパーツを入手していないフォノ用昇圧トランスを内蔵させる事が残っています。来週には注文しているパーツが来るの完成させます。
朝から鳴らし込みに入っています。従来モニター用に使っていたRCA6L6pp(Trail仕様)パワーアンプでは非力なので、GE6550pp(SuperTrail仕様)のパワーアンプに交替させて鳴らしています。
マンハンタン・ジャズ・クインテットを鳴らしています。サイドワインダーのトランペットの音も気持ち良く伸びています。痩せた感じは有りません。クラシックのオーケストラも鳴らして見ましたが、音の厚みが大幅に改善され、聴きごたえが出て来ました。612Aシステムは非力なアンプでは低音の量感が出難いのですが、ほぼ合格点を出せる量感が出ています。SuperTrail仕様のプリ・パワーの組み合わせですので、特筆すべきはSN比の良さです。ハイエンドクラスのSN比で見通しの良さがサウンドに出ています。
まだ馴らし初めですが、対策前のやせ細ったゼネラルオーディオの音とは雲泥の差になっています。真空管も付いて来たそのままの球(中古)を使っていますので、球のグレードを上げてやれば更に質感アップすると思います。そちらの方の準備も進めています。まずは最低3ヶ月は毎日鳴らし込んでやればこのままの状態でも更に音質アップして行くと思います。
この部屋もRCA箱システムとそのマルチアンプシステムのスペースが空きましたので、非常にスッキリしました。