先日紹介した東京のガレージメーカーの「SPU専用MCトランス」とオルトフォンのT30MKⅡを比較して、「音の厚み」と「高域の冴え」の点で、T30MKⅡを使っていました。
写真に見える内部配線が普通の配線で、「周波数特性」も「伝送能力も低い」と感じていましたので、本日「スターシリーズ」(銀線)に交換して見ました。
早速聴き比べをして見ましたが、評価は逆転で「ハッキリ・スッキリ・クッキリ」な明瞭なサウンドになりました。周波数特性的にもT30MKⅡより高域も低域も伸びて、特に高域は「銀線」特有の伸び切ったサウンドになり、ストレスをほとんど感じ巻くなりました。ここまで良くなると、しばらくは使って見たくなります。うっとりしてコシュラー指揮/チェコフィル:ドボルザーク「イギリス」を聴いていました。
MCトランスもライントランスとほとんど変わらない構造をしていますので、ノウハウ的なモノは十分に持っています。トランスの昇圧比の違いくらいです。
取り外したT30MKⅡにも同じような対策をして、「音質アップ」を予定しています。音の厚みの点ではT30MKⅡに魅力を感じていますので、同じ対策をすればこちらの方がより魅力的なサウンドになると予測しています。今回の対策が1stステップで次の対策(RCAプラグ交換)も予定しています。