私の音の表現で「ヌケ・キレ・ノビ」と云う言葉を良く使います。「ヌケ」については昨日説明しました。今日は「キレ」について述べたいと思います。
「ハッキリ」・「スッキリ」・「クッキリ」の表現に関係するのですが、基本的に「ケーブル類」の質(グレード)に起因する様です。従来の銅線や銀線だけでは得られない処が有る様です。「キレ」を良くする為には「銀線」は欠かせない処ですがそれだけでも有りません。「鉄」の材質も含めないといけない様です。昔ウエスタン・エレトリックが「純鉄トランス」を開発していました。「純鉄トランス」は#50番以前のNoで使われていた様で、それ以後#90番台までは「ケイ素鉄」に、「111c」等の100番台以降は「パーマロイコア」に代わって行った様です。私の使った感想では「純鉄>ケイ素鉄>パーマロイコア」の順序になり、純鉄コアは複雑な作りで非常にコストがかかったのだと感じます。コストダウンで材質が変化して行ったのではないだろうかと思っています。
同じ事がどうやら「ケーブル」でも云えそうです。一般のオーディオマニアは「ケーブルの材質」について殆ど無頓着です。もっとも専門的な知識もない訳ですし、そういう実験をするきっかけもないからだろうと思います。自分の場合「4M」を重視します。4つのMとは「material」(材料)「method」(方法)「man」(人)「machine」(機械)を指します。
常に「これで良いのか?」と疑問を持ち、それに対して「すぐに出来る事」の実践と将来的な「トレンド」(方向性)を考えて対処して行きます。「着眼大局」を考えて事を進める事が大事です。
本題に戻って、「音のキレ」には線材が大きくかかわって来ますがそれだけでは有りません。もう一つ忘れてならないのが「半田材」の質です。鉛の入った半田材では抵抗分が大きく、それだけで「ヴェール」の原因にもなります。またキレ(音数や音の明瞭度)にも関係して来ます。いずれにしても一般市販品にそのような処に気を配ったモノは有りません。そうなると自分で「自作」しなければ手に入りません。
続きはまた後日。
「ハッキリ」・「スッキリ」・「クッキリ」の表現に関係するのですが、基本的に「ケーブル類」の質(グレード)に起因する様です。従来の銅線や銀線だけでは得られない処が有る様です。「キレ」を良くする為には「銀線」は欠かせない処ですがそれだけでも有りません。「鉄」の材質も含めないといけない様です。昔ウエスタン・エレトリックが「純鉄トランス」を開発していました。「純鉄トランス」は#50番以前のNoで使われていた様で、それ以後#90番台までは「ケイ素鉄」に、「111c」等の100番台以降は「パーマロイコア」に代わって行った様です。私の使った感想では「純鉄>ケイ素鉄>パーマロイコア」の順序になり、純鉄コアは複雑な作りで非常にコストがかかったのだと感じます。コストダウンで材質が変化して行ったのではないだろうかと思っています。
同じ事がどうやら「ケーブル」でも云えそうです。一般のオーディオマニアは「ケーブルの材質」について殆ど無頓着です。もっとも専門的な知識もない訳ですし、そういう実験をするきっかけもないからだろうと思います。自分の場合「4M」を重視します。4つのMとは「material」(材料)「method」(方法)「man」(人)「machine」(機械)を指します。
常に「これで良いのか?」と疑問を持ち、それに対して「すぐに出来る事」の実践と将来的な「トレンド」(方向性)を考えて対処して行きます。「着眼大局」を考えて事を進める事が大事です。
本題に戻って、「音のキレ」には線材が大きくかかわって来ますがそれだけでは有りません。もう一つ忘れてならないのが「半田材」の質です。鉛の入った半田材では抵抗分が大きく、それだけで「ヴェール」の原因にもなります。またキレ(音数や音の明瞭度)にも関係して来ます。いずれにしても一般市販品にそのような処に気を配ったモノは有りません。そうなると自分で「自作」しなければ手に入りません。
続きはまた後日。