オリンパスのマルチアンプの高域用に購入したアキュフェーズのA-30をしばらく使っていましたが、「音がヒシャゲている」様に感じ、違和感を覚えましたのでTrail仕様管球アンプに戻した件は2日前のブログで紹介しました。
「音がヒシャゲている」症状は、今までの経験では「電源系」に原因が有ります。パワータップ・電源ケーブルを最良の状態にしていて、この現象が起きるのであれば「ヒューズ」が原因と思います。A-30のカタログには載っていませんが「ヒューズ」の仕様を調べる必要が有ります。
A-30の内部を調べていました。上の写真では奥の左側の基盤が電源ラインになります。
アンプの場合「ヒューズホルダー」は外から交換されるようになっているのが一般的ですが、最近のアンプでは「電源基板」内にヒューズが取り付けられているものが有ります。アキュフェーズも最近のものは基板についています。上の写真では見にくいですがヒューズが付いていました。写真には映っているのですが、底の方に有る為ヒューズとは判りにくい写り方です。早速取り出してヒューズの仕様を調べました。サイズ:20mm仕様 6.3A になっています。
ヒューズ交換が非常に面倒な構造で、ここまで調べるのに30分程かかっています。天板・側板・リアパネルと取り外して行かなければたどり着けません。ネジが多く場所を間違えない様にしないと元に戻らなくなります。
ヒューズの仕様が判りましたので直ぐに発注をしました。今週末には入荷の予定ですので来週には使える様になると思います。