Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

MD機の現在のサウンド状況

2016年10月21日 | ピュアオーディオ


昨日から2台のMD機の「音質」状況をチェックしている。試聴に使っているのは「カリンニコフ:交響曲1番」/クチャイ指揮ウクライナ。比較しているのはADW-B5とDN-980FPの2台。

ADW-B5は今年の3月頃に基板の入れ替えで復活させた機器で、その後も「読み取り不良」が頻発し、中々まともに使えなかった機器で、4月以降は通電だけを時々していた。DN-980FPは入手して約1か月のもの。当初から「読み取り不良」もなく問題なく使えている。

DN-980FPを入手してからADW-B5も使ってみたら、使える様な状況になっていた。恐らくADW-B5は本体も交換基板も「死んでいた」のではないかと思う。通電しただけぐらいでは「まともに生き返らなかった」様で、今まで「生き返らせる」為の通電期間だったと思われる。電子基板には沢山のパーツが入っている。特に「半導体」関係(IC・Tr類)は内部が非常に繊細に出来ているので、バイアス電流がキチンと流れないと正常に働かない。眠ったり死んだりした機器を生き返らせる時にはこんな事も有ると思われる。いずれにしても諦めていたADW-B5が使える目途が立った事の方が有難い。

昨日からカリンニコフの交響曲を何度聴いているだろうか?多分8回以上聴いている。1曲/40分かかる。ADW-B5を聴いたらDN-980FPで聴く。次はADW-B5で・・・・と繰り返している。

現在の機器の状況はどちらも「機器の活性化」が出来ていない。(当然1ケ月では・・・)ADW-B5の方が作りが良い。また少し早く最高級ケーブルでの接続をしていたので、活性化度はDN-980FPよりは進んでいる。比較するとSN比や明瞭度はADW-B5の方が良いが、中高域情報量がいっぱい有るとまだ分離が良くない。ゴチャゴチャしている様に聴こえる。

DN-980FPはまだまだ「活性化度」が低い。低域も中高域も「音の塊」が有る。これがスキッと分離して「解像度」(明瞭度)として聴こえてこなくては・・・。

私のメインシステムに新しい機器を入れる時は、どうしても1年ほどの「活性化期間」が要る。最低でも1000Hr程は鳴らし込んでやらないとまともな音にはならない。電源・電源ケーブル・ラインケーブルでの「活性化」に時間がどうしてもかかる。どちらの機器も「半年先」になると思う。多分4月頃になれば本領発揮するようになるだろう。

機器の増設は一段落

2016年10月20日 | ピュアオーディオ


久しぶりに機器の増設を止めて音楽を楽しむ様になりました。要らない物が大分溜まってしまいました。要らない物(オープンリールテープ・カセットテープ、故障したMD機等)処分が必要です。



最近は録り溜めたMDソフトを聴く様にしています。MD再生専用に2台準備しています。それぞれに音のバランスが違いますので、同じソフトが2回楽しめます。そのうち1系統に集約されるでしょう。好みの問題は時間をかけて決めて行きます。グレード的にはほぼ同一線上と思いますので嗜好の問題です。



録り溜めたMDソフトも400枚を超えています。これを聴くだけでも1年くらいかかります。



まだ録音していない物も100枚ほど有ります。しかしこれ以上増やす事にはためらいも持っています。



録音機材は揃いましたので、すべての機器を最良の状態・音質に仕上げて行く為に「時間」(活性化時間)が必要です。その為には毎日5時間以上使ってやらなければなりません。これも大変な作業です。モチベーションを維持する事が一番大事です。

カリンニコフの交響曲

2016年10月19日 | ピュアオーディオ
以前も書いた事が有るが「カリンニコフの交響曲」が最近の一番のお気に入り。FMエアーチェックでクチャル指揮のモノを聴いているが、チャイコフスキーの交響曲1番「冬の日の幻想」や2番「小ロシア」と同じイメージで楽しめる。調べて見るとチャイコフスキーの「お弟子」に当たる様だ。「歌うようなメロディ」とスラブ民族的な抒情性のある曲で非常に耳当たりが良い。30歳ぐらいで夭折した作曲家なので曲数が少ない。

カリンニコフの交響曲1・2番の名盤をネットで探してみると、色々な盤が有ることが判る。その中からネーメ・ヤルヴィ盤とスベトリャーノフ/NHK交響楽団のモノを現在発注している。

FMエアーチェックでまだ他にも知らない曲が一杯ある。その中から自分の気に入った曲を選んでCDを揃えるのも楽しいものだ。オーディオの趣味は「外界」からの刺激を受けないと「井の中の蛙」になってしまう。出来るだけ外界との接触をして刺激を受け続けなければ長続きはしない。

FMエアーチェックした曲を聴く

2016年10月18日 | ピュアオーディオ


今年3月にアキュフェーズT-1000を入手してからFMエアーチェックが楽しくなりました。ノイズを全く感じないのが良いですね。その後、エアーチェックしたMDが300枚程になりました。



録音ばかりして「再生」が殆どない状況で「録音」を続けて来ました。おかげで聴くだけの枚数が揃ったし、MD機も再生専用機が2セットも出来ましたので、しばらくは「再生」して見て楽しみたいと思っています。

CDPラインとDN-980FP、ADW-B5を交互にかけて、更にDN-H4600Nも回してと・・・大忙しですが、MDのサウンドはなかなか良いです。SONY ST-5000Fを使った録音のモノはもう一度録り直して使う予定です。ST-5000Fを使ったモノは「ノイズ」が気にかかります。久しぶりに機器の事は忘れて「音楽」を楽しみたいと思う様になりました。

FMをエアーチェックしたMDのサウンドは使えますね。

2016年10月17日 | ピュアオーディオ


昨日はFMエアーチェックしたMDを聴いて過ごしました。上段のDN-980FPと下段のADW-B5を交互にかけ楽しみました。どちらの機器も「再生専用」にしています。

電源・ケーブル類も全く同じ最高級グレードのパワータップ・電源ケーブルとラインケーブルを使用。(プリアンプの横におけるメリット)それぞれの機器共にフルテックヒューズに換装しています。DN-980FPは2A、ADW-B5には6A×1、1A×2個のヒューズを使っています。DN-980FPは電源を117Vラインから取っています。電圧が上がった事でさらに音のキレや情報量が上がりました。

先週までは、ADW-B5の方を聴いてからDN-980FPを聴くと、チョッとスケール感が小さくなった様に感じていましたが、電源を117Vラインにした事で、音数・スケール感等ほぼ互角のサウンドになりました。まだ更に伸び代が有りそうに感じます。これからはCDPライン、FMチューナーライン、MDラインの3系統のソース機器が充実して来ました。中途半端なCDPぐらいでは負けてしまいます。



DN-H4600Nのラインは上述3系統から比べると相当格落ちします。スケール感がまるでありません。これは仕方のない事です。機器が「活性化」してくれない事には「出るべき音」が出ません。こちらも時間をかけて「活性化」させる事が必要です。多分1年先の事になるでしょう。DN-980FPとDN-H4600Nは同時期に入手したのですが、DN-980FPは使われていたので早く活性化したのではないかと思います。それに対してDN-H4600Nラインは内部が複雑で細かい配線が多いので時間がかかるだろうと初めから推測していました。それに、セレクターを挟んでいる事やラインケーブル・クロックケーブルのグレードが低いのでやむを得ない事でもあります。

DN-H4600Nはまだ使いこなしも十分でないのでプリアンプの近くに置ける状況では有りませんし・・・。

JAZZのCDを集めてみようと思う。

2016年10月16日 | ピュアオーディオ


最近買ったCDは「 コンプリート・ライヴ・アット・ザ・ライトハウス」/エルビン・ジョーンズ(ds)。久しぶりにJAZZのCDを買った。Vol1/Vol2の2枚セット。



元々がクラシック好きで、それもドイツロマン派の交響曲をメインに聴いてきた。最近は室内楽を良く聴く様になった。ピアノ3重奏曲が特に好きですね。特にルービン・シュタイントリオのシューベルトの1,2番はお気に入りです。最近はクララ・シューマンのピアノ協奏曲と一緒に入っていたピアノ3重奏曲が殊の外良く聴きいってしまいます。

その関係で、JAZZもピアノトリオが好きですね。室内楽と同じ感覚で聴けてしまいます。今回はそのカテゴリーを取り払って、色々なタイプのJAZZを集めてみたいと思っています。出来れば1950~1960年代の録音ものを集めたいですね。

うれしい誤算のADW-B5

2016年10月15日 | ピュアオーディオ


DN-H4600Nと同時期に購入したMD再生専用機DN-980FPを毎日10時間程鳴らしこんでいました。累計300Hr程で「活性化」を始めた様でかなり音質が上がって来ました。音数・音の線の太さもCDラインと遜色なくなってきました。

上の写真の様にSONY ADW-B5と2段重ねにして鳴らしていますが、うれしい誤算は下段のADW-B5の方。今年の春先は、1時間程鳴らすと「読み取り不良」で止まってしまう事を頻発していました。その後も出来るだけ通電し回し続けていました。その結果、現在では2~3時間程は十分使える様になって来ました。こちらも機器の活性化が進んできたものと思います。

このADW-B5は「読み取り不良」のジャンク品を購入し、ピックアップ基板が同じ機種から一部の基板を移植して復活させました。移植した当初が春先の状態でした。(1時間で読み取り不良頻発)それが2~3時間ノーエラーで読み取り出来るようになって来ました。まだ使い続ければ更に回復してくれるのではないかと期待しています。

熊本地震 震災後のオーディオ道場

2016年10月14日 | ピュアオーディオ
四月に「熊本地震」が発生し、益城町を中心とした地域が被災した。オーディオ道場の有る西原村も断層が動いて益城町と並んで大きな被害が出ている。6月にも一度行こうとしたのだが、「通行止め」が多く、また被災した所を余り見たくなかったので回り道して菊池から上津江村の方に向かったのでした。今回6月以来のバイクで道場に行って来ました。大切畑ダムの所は今でも通行止めで、村中の細い道を通って行ってきました。村中の道は通れるようにはなっていますが、石垣が崩れて、給湯器が傾いて、岩がゴロゴロ見えます。



道場の片山マスターは、地震の後も翌日から営業されているとの事。地震の時は沢山のスピーカーやホーンが倒れたり落ちたりしたそうで、名器たちが悲惨な状況であった事が想像されます。

(道から入口の坂道)

(道場玄関側・・・ここは以前は竹林だった)

(アトリエ側)

地震の後、重機をレンタルして玄関前の竹林を切り開いて開放的な空間を作られています。自宅も建てられる予定だそうです。









以前の配置ではないですね。でもサウンドは聴ける様になっています。





珍しいオーディオリサーチのSP-3と言うプリアンプが使われていました。





地震を機にSP達の配置を変更されるとの事で、2階に上げられているWE15Aホーンもそう少しすれば鳴り出す事でしょう。

USBアダプター集め

2016年10月13日 | ピュアオーディオ


自作のUSBケーブルを使いたくて「USB変換アダプター」を集めている。USBケーブルと言われるケーブルの片側はAtypeのオス仕様になっているが、もう片方はB型、ミニB型、マイクロB型他になっている。USB A型→A型のケーブルを使う為には、ソース機器側の端子に合わせないと使えない。



色々集めているが、すぐに使える状況ではない。気長に探して、色々な機器に対応出来る様にして置きたいと思っている。

DENON DN-H4600N の操作方法 その①

2016年10月12日 | ピュアオーディオ
DENON DN-H4600Nを私と同じ様に入手されて、「操作方法」が判らず手放されている方もいらっしゃる様です。そこで私の知る 「操作方法」を記して見たい。基本的にDN-H5600Nの取説が有りますので、用語の意味や使い方等は参考になると思います。 http://web.archive.org/web/20061207053420/http://www.dm-pro.jp/products/broadcast/download/dn_h5600n_dfu0310.pdf



これが「メインメニュー」画面。ジョグダイヤルのプッシュで確定や十字キーで選択や移動が出来ます。「ESC」キーで前の画面に戻せます。



この画面で「SET UP」すべき所が有ります。「F2」を押して「SET UP」を選択します。工場出荷時の状態に一度戻しておくべきです。(DN-H5600Nの取説36P参照)



基本的には16bitと24bitの切り替えや、サンプリング周波数(44.1・48KHz他)や入力・出力の基本設定をします。下段への移動、上段への移動は「十字キー」で移動させます。そしてジョグダイヤルをプッシュして項目を決めます。設定数値はF1~F4までのSWで確定させます。完了したら「OK」項の横の「F1」を押します。



メインのセットアップが終わったら、次のメニューに自動的に移動します。この画面では2段目のエデュターを選択します。エデュターでは「録音・再生」が出来ます。



このDN-H4600Nは4chの録再が出来ます。(2ステレオ)このstereoのセットが出来れば、2chで使える様になります。入力が接続されていれば、シグナルメーターが動き始めます。