Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

録音済のDATテープを楽しんでいるが・・・

2018年11月10日 | ピュアオーディオ


最近はDATテープを良く聴く。他人の録音したDATテープをまだ聴いているが、録音の時の機器のグレードとケーブルのグレードが気になっている。録音機器の方は良く判らないが、ケーブルの方は良く判る。自分で録音したDATテープでは「きつい音」は殆ど出ない。中古で購入したDATテープの場合、「ケーブルのグレーが低い」もので録音されたと感じる。録音する時のラインケーブルや電源ケーブルのグレードが低いと、録音そのものが「狭いゲート」をくぐって、大事な楽音が消えてしまっていると云う事。

自分で録音した物は、かなりグレードの高いケーブルを使っている。そして再生のケーブルも最上級のケーブルに今年変更した。その為か自分で録音した物は「元のソースの録音状態」まで判る。特に年代によって録音の(ミキサーの)状態が良く判る。年代が古くても新しくても「音のきつさ」を感じる事は無い。それに対して中古品DATテープ(他人が録音したもの)では、録音年代が古い物でも新しい物でも音に「キツさ」が有る。聴いていて「音の豊かさ」があまり感じられない。この辺が中古の録音済の限界か?ただ、自分ではありえない曲揃えがうれしいですね。新鮮に感じる。

今後は新品DATテープに自分で録音する事になろう。やはり、自分で開発したケーブルでないと特に高域の録音が不自然に聴こえる。来年はDATテープの充実を図っていきたいと思う。DATテープの再生音はCDを上回る「音質」になる予感が有る。それが{FMエアーチェック」で手に入るのだから・・・。

眠ったソフト

2018年11月09日 | ピュアオーディオ
46年もオーディオの趣味をしているとソフトが溜まって来ます。46年前に始めたころはメインソフトがLPで現在約700枚棚の中に保存している。最近10年は殆ど聴いていない。CDが約3000枚。こちらも日頃聴くのは100枚程度、残りの2900枚は棚やBOXの中で眠っている。MDは3年ほど前から録音を開始して現在約700枚。録音ばかりして聴く時間が取れないので増える一方。DATは今年になって録音を開始した。すでに録音してあるものを聴くだけで精いっぱい。約130枚ほどストックしている。

メイン・サブ・自宅システムで割り振って聴いているが、録音物が増える割に確認する方が追い付かない。録音した切り、BOXケースに眠っているものが9割。

聴く時は、1枚のソースを10日以上鳴らし続けて、頭の中に丸暗記するくらい聴く。こんな聴き方だから録音物の方が増えすぎる。最近は録音する曲や演奏を選んで、少しでも「好きな曲の塊」にするように心がけ始めた。

ソフト自体は十分に揃っていると思っている。これから先は「聴く」方に注力したい。メインシステムでは持っているCDは聴き飽きてもっぱらMDやDATがメイン。サブシステムはMDメイン、自宅でもMDメインで聴いている。それでも眠ったCDやLPは殆ど出番がない。音質が悪いLPも有るが、手間がかかる点と録音時間が短く、交換が30分おきなのが出番の少ない理由。(もっとも、聴きなれてしまって、ジャケットを見ただけでどんな演奏か思い出してしまう)

これからは、古典的な曲と知らない曲やバッハを聴きたいと思っている。

部屋の広さとスピーカーのサイズ

2018年11月08日 | ピュアオーディオ
日本の一般的なオーディオマニアのオーディオを聴く部屋の広さは「6畳」ぐらいだそうだ。東京近郊の関東圏では6畳の一部屋を使えるだけでも恵まれていると思う。元々の地元で農家や商売をされている方ならまた別の広さになるだろう。

田舎でもオーディオ専用の部屋になると職業(サラリー)の違いによって変わって来るだろうが、関東圏の部屋の価格を考えると田舎は確かに安い。一般的なサラリーマンでは6~8畳程度が主流になるだろう。田舎で農家されている方なら土地が有ればそう無理しなくても大きな部屋を作る事が出来る。

6~8畳程度の広さが一般的ならスピーカーのサイズは「ブックシェルフタイプ」(W350・D300・H600前後)で十分に事足りる。ウーハー径なら20~30㎝口径で良いだろう。90db前後の能率が有れば十分。それ以上のサイズのスピーカーを使うなら「狂信的な」と云う表現になるかもしれない。

45年前のオーディオマニアの中では38cmクラスのウーハーが1級品だと云われていた。能率も96~101db/Wの高能率型が良いと云われていた。これを6畳の部屋で使うとなると「狂信的な」と云う表現になる。そんな狭い部屋でも使える様にしたのが、JBLの#43シリーズのモニターSPやALTEC#620Aモニターだろう。当時はJBLが圧倒的に強くて、620Aなどを聴く処が少なかった。その関係も有ってか数が少ないので今では人気がある。自分でそのどちらも使って見て思うのは「雑誌の記事に踊らされていた」と思う。やはり、自分の耳で確認して初めて選択できる事なのだと・・・。

スピーカーで「表現」が変わるし、部屋とのサイズの関係も有る。年が若い方なら「自分の部屋に合ったサイズ」のスピーカーをお勧めする。間違っても「一人で移動できない」代物は避けるべき。良い部屋を持てた時に大きなスピーカーを入れたら良いと思う。ただ時間の流れで欲しいスピーカーが後日有るとは限らない。オーディオメーカーはどこも短命なのだ。そういう業界なのだと思う。

ケーブルに対する認識の違い

2018年11月07日 | ピュアオーディオ
ステレオシステムを組むにはいくつかの機器とケーブル類が必要である。一番シンプルなシステムはレシーバー(チューナー+プリメインアンプ内蔵)とスピーカーの組合せだろう。それでもレシーバーとスピーカー間にはSPケーブルが要る。どこぞの雑誌で「ケーブルはアクセサリー」等と云っているが、実際はシステムを作る上で「必需品」なのだ。

機器には①ソース機器(CDやアナログプレーヤー等)②プリメインアンプ(プリとパワーアンプのセパレート型も有る)等のアンプ ③スピーカーは必需品である。当然それらを電気的に接続するために「ケーブル類」(電源ケーブル・ラインケーブル・SPケーブル類)も必需品である。

機器のグレードを盛んに云々するのにケーブル類のグレードを云々する方は少ない。「ケーブルはアクセサリー」等と云われる方は「必需品のグレード」の意味する所が全く分かっていないと申し上げる。

自分のシステムで同じ機器を使ってケーブル類の比較をすると「グレード」が違えば大きくサウンドが変化する。¥300円程度の安物ピンケーブル等を使ったら、痩せて弱弱しいサウンドしか出ない。電源ケーブルもしかりである。十分吟味して、「ソースの中の情報を全て取り出して尚且つ余裕たっぷり」の伝送容量を持つケーブルを使えば、今まで聴けなかったソースから、そのソースに入っている情報すべてを出してくる。音の豊かさや表情が全く違ってくる。基本的に市販されているケーブル類でその様に「ソースの中の情報すべて」を取り出せる様なケーブルは極端に少ないのではないだろうか?

今年漸く「ソースの中の情報を取り出して且つ余裕たっぷりなケーブル類」を開発した。現在は機器の鳴らし込みの真っ最中で有るが、約4ヵ月になろうとしている。この時点でもその効果は絶大である。

自宅システムでアランフェス協奏曲

2018年11月06日 | ピュアオーディオ
最近は朝起きるのが遅くなって、お昼ご飯を食べるまでの間に自宅システムを楽しむ時間が増えています。今朝はミロシュ・カラダグリッジ氏演奏のアランフェス協奏曲を楽しんでいます。

先日も書きましたが、クレルのKST-100を導入して約4か月になります。少しづつ活性化してきてかなり音楽を楽しめる様になって来ています。アランフェス協奏曲は古くはイエペス、ジョン・ウイリアム、ペペ・ロメロと聴いて来ましたが、最新録音の方が「録音」が優秀で新しい演奏スタイルになってきています。

昨日はユンディ・リのベートーベン:ピアノソナタ「月光」やブラームス「ピアノ三重奏曲第1番」等を楽しんでいます。

機器が活性化してくると音数が増えて「雰囲気音」みたいなものが出てきます。そうなるとサウンド全体がキレ(シャープさ)が有るのに「やわらかい」音になってくれます。自宅ではD130+#375+ゴールドウィングの組み合わせがメインの音を奏でてくれます。

使いこなしが悪いと#375+ゴールドウィングからは「咆哮」が出てきますが、そのような音は皆無です。柔らかくうねるようなsoundが出てきます。ブラームスのピアノ三重奏曲など聴きだしたらうっとりと聴き惚れてしまいます。音色の美しさと軽やかさ、それに低域の力強さも有ります。高域は20KHz以上の聴こえない帯域が有りますが、100KHzまで出せるようにSPユニットを組み合わせています。この辺の帯域の伸びは実際には聴き取ることはできなくても「空気感」として感じることができます。

そろそろ不用品の処分に手を付けないと・・・

2018年11月05日 | ピュアオーディオ
3セットのシステムのお守りを続けていますが、その他に不用品も15年来溜まっています。使わなくなった真空管の予備や、インレットや電源プラグ類等、ネットワークの類等まだストックしています。もうそれらを使う事は無いでしょう。

一つのパーツを使うにも何種類かのパーツを集めて実験し、その中から良いものを選んだら、他のパーツは使わなくなります。そうやっていろいろなパーツがストック棚に眠っています。基本的に「半年」出番がないものは今後使うあてのないものです。



小さいパーツから25Kgを超える大きなパーツまで在ります。それらが場所を占有し、処分しないとスペースが空きません。やっと重い腰を上げて処分する気になりました。今までづっと先送りして来ましたが、この次やるのは「部屋への対策」になります。部屋のスペースを確保しないとシステム本体の移動・仮置きも出来ません。出来る処から少しづつ進めて行かないといけません。

現在の楽しみ・・・

2018年11月04日 | ピュアオーディオ


自宅のシステムは、クレルのアンプの活性化中。6月1日から鳴らし始めているので約5ヶ月経過した。このアンプの活性化が加速度的に進んで来ているので、聴く度に「音数」が「再生帯域の拡大」をして来ている。当然エネルギー感も上がって来ている。



今まで聴こえなかった音が聴こえてくると音楽全体の印象が変わって来る。段々と満足の行く方向に音が出始めている。平日はTV音声で4時間程鳴らし込んでいるが、毎日続けることが大切だ。

まだ3セットのお守りをするだけの気力・体力が有る。気力・体力が有る限り3セット体制は維持して行く。昼間は音楽部屋でメインとサブで音楽三昧、夜は自宅システムで好きな室内楽をじっくりと楽しんでいる。この自宅システムの出来が良くなれば他のシステムが要らなくなると思っている。オリンパスシステムで使っている機器を持ち込めばすぐに音質が上がるのは分かっている。出来ればもう1セット欲しいものがある。それが手に入れば自宅システムは大変貌する。

JBLの古いユニットを集めるには・・・

2018年11月03日 | ピュアオーディオ


米国のオーディオ全盛時代のSPユニットが良いですね。「オールドJBL」とか言われている様ですが・・・。15年前に現在のシステムを作るにあたってJBLのオールドユニットを集めました。その時点でも優に製造後50年以上経っているものが殆どでした。例えば「ゴールドウィング」のホーン一つとっても、1セットだけの購入ではまともなペアが取れません。結局3セット購入して漸く正常なホーンが手に入りました。

コーン型のウーハーのLE15Aも何セットも試した挙句、LE15にたどり着きました。D130も同様に1セットの綺麗なユニットを揃える為に2セットを購入しています。D130は息子宅のRCA箱システムに4発使用していますので、こちらも3セット購入してやっと綺麗で正常なD130を確保しました。

古いユニットの方が音が良いのは分かっていても、新品での入手は困難ですから必然的に「中古品」を探すことになります。当然使用されていた訳で、それも50年も前のユニットです。実際に50年も使われていたのか?眠っていた時期がどれくらいか?等、現物を手にして見て確認して、音出ししての確認になります。38cmクラスのウーハーになりますと、重くて一人では扱いきれない(取り付け等一人ではできない)部分も出て来ます。

古いユニットを集める時は、現物確認出来るのであればした方が良い。しかしそれが出来ない時は、2セット買ってペアリングするくらいの覚悟がいる。何事にもリスクが付き物です。

私のシステムは「オンリーワン」のステレオ

2018年11月02日 | ピュアオーディオ


私の持っているメインシステム・サブシステム・自宅システムは既製品を基に手を入れたオンリーワンのシステムです。今出て居るサウンドはメーカー「既製品」では出ないサウンドだと思います。



基本ラインはメーカー推奨のユニットで組んだSPですが、追加したユニットや手を入れたネットワーク等、明らかにメーカー純正では出ないサウンドになっています。当然と云えば当然ですね。メーカー品は「既製服」みたいなもので、私のSPはオーダーメイドで作った服に相当するでしょう。アンプ類もしかりです。同じメーカー・型番で有っても、ヒューズや電源ケーブルが違えば相当サウンドは違ってきます。

私のシステムでは至る所にハンドメイドの改善をしています。メーカー「既製服」で我慢できる方はそれでよいと思います。この趣味も40年以上続けて来ると「もっと良い音質で・・・」の思いも違いが出て来るもです。

そろそろ「お守」にも疲れて来た

2018年11月01日 | ピュアオーディオ
現在メインシステム・サブシステム・自宅システムのケーブルグレードアップ後の「鳴らし込み」をしています。サブシステムには使っていない機器も沢山あり、MD機集めをした残骸やDENONのFM放送局用レコーダーも眠っています。これらにも時々通電したり、アンプを入れ替えたりして音出しをしてお守をしています。



「お守」の機器の数が増えすぎて来ましたので、そろそろ思い切って手持ちの機材の処分を考えて居ます。サブシステムのメインアンプはケンソニックC200+P300を使っています。エクスクルーシブC3+M4も時々アンプ交替で鳴らしていますが、そろそろ決断をしたいと考えて居ます。



こちらのDENONの放送局用機器は未だ音出しの確認も撮れていません。結構図体も大きくて場所を取ります。ここは潔くハードオフに持って行くべきかと考えて居る。この機器が無くても何も困らないのが本音。難しい機器を苦労して鳴らしてもシステム内に入れる事には抵抗がある。何故なら、「ファン」が内部に使って有り、ファンの雑音が気にかかる。今までもパワーアンプにファンを使って有るものを使った事が有るが、ファンが回りだすと気になるので、そのような機器は手放し、以後は「ファン無し」のアンプしか使っていない。そろそろ身軽になる時期かも知れません。