Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

久しぶりにWE101Dppパワーアンプ1号機を聴く

2018年11月17日 | ピュアオーディオ


暖気運転が完了して久しぶりにWE101Dppパワーアンプ(約1W/ch)を聴きました。



今回パワーアンプの比較試聴で、パイオニア:M4(50W/ch)、ディネッセン:アルタイル(150W/ch)、GE6550pp(約20W/ch)、WE101Dpp(約1W/ch)を同じソース、同じプリ(C3)のラインで聴き比べしました。

WE101Dppパワーアンプ1号(2号機は自宅システム用に別に有り)はチャンネル当たり1Wの出力しか有りませんので、LE8Tでは能率が足りませんので、D208システムをわざわざ持って来ての試聴です。出力が1Wしかないというのは大きなハンディになります。ただ、このアンプとGE6550pp orGE6550シングルアンプの3台は、内部配線を「特殊な銀線」で配線しています。



同じ内部配線を銀線でした3台を比べてもWE101Dppパワーアンプ1号機の質感はトップですね。Tr型のアンプではこの質感は出ませんね。さすがはWEの純正球です。この101D球のヒーター電圧は確か4.5V(一般のアンプでは6.3V)ですので、球が暑くなりません。人肌ぐらいにしか温度が上がりません。おそらく10万時間持つのではないだろうか?(STC4033L等も12年以上鳴らしても壊れていない)

このアンプは、そのままで使うにはSPの能率を考えないといけません。個人的にはJBLの#375やALTECの#288ドライバー用(100db以上)にマルチアンプで使うのが理想だと思います。