Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

Lo-D HS-01 システム

2019年04月20日 | ピュアオーディオ


暇を見つけてはまた新しいシステムを構築。「Lo-D HS-01」と云う超ミニSPを鳴らすシステムです。目的は「サトリアンプのお守り用」です。ついでにアイソレーション電源も不具合品を購入。こちらも今回修理して使える様にしました。このアイソレーション電源は「70W仕様」ですので、メインシステムで使うなら、CDPやプリアンプぐらいしか使えません。省エネタイプのサトリアンプ専用になります。



「Lo-D HS-01」は実物を見たのは初めてですが、本当に「超」が付くほど小さいですね。小さいけれど金属エンクロージャーでズッシリしています。周波数特性的に下が150Hzくらいまでしか出ませんので、まさに「BGM」SPとして最適です。ウーハーを追加して大型化する事も出来ますが、オリジナルの状態で使います。

早速鳴らして見ました。ソースはMD。かわいらしいサウンドです。カーペンターズを鳴らしています。フルレンジですので「ヴォーカル」ものが合いますね。意外とエネルギー感や広がり感があります。真夜中用のシステムとしても使えます。何より「場所」を取らないのが良いです。まだ着いたばかりで1時間も鳴らしていません。じっくりと聴きこんでからまたコメントしましょう。

着々と・・・正常化

2019年04月19日 | ピュアオーディオ
自宅システム用のM4がパワーSWの修理を終えて帰って来た。2日ほど経過したので運転疲れも取れて来た。

M4のパワーSW代わりに中国製の「パワーSW付きタップ」を使ってきたが昨日撤去した。本来のパワータップ(20Kg電源トランス仕様)から電源を取る様にした。サウンド的には「粗さ」が取れ、深みと滑らかさが出て来た。

ただ、この本来の電源を使うと「ふん詰まり」感が判る。やはり1年ほどかけて「鳴らし込み」で抜けて行くのだろう。



本来の電源にした事で安心して使えるようになったが、CDTのEMT#981の不具合が判るようになった。このCDTは「低音」が出なくなっている様だ。音のバランスが崩れている。そのうちに「オーバーホール」に出さないといけないだろう。現在はMD機も使っているので音楽が聴けない状態ではないが、好きなCDが聴けない状態では困る。



プリアンプをエクスクルーシブC3にしたおかげでアナログプレーヤーも使えない状態になっている。単純に「MCトランス」が無いだけの事。以前の管球プリ(トランス内蔵式)に戻せばなんてことはないのだが、出来るだけC3+M4の組み合わせで行きたいと思っている。ここは「昇圧トランス」を奮発するしかない。

まだ、2台のアンプが修理に出ている。昨日TELが有り、修理完了したとの事。よって本日これから引き取りに行く。また往復4時間車の運転。暑くなりそうだ。

LE8Tは壊れたのではなく「壊した」のでした

2019年04月18日 | ピュアオーディオ
一昨日、LE8T(1個Rch)は修理に出しました。このLE8Tユニットは「壊れた」のではなく「壊した」様です。プリとパワーアンプを接続するラインケーブル(自作)の「最終仕上げ」をしていなかった為に、片側のマイナス側の半田付け部が「ルーズコンタクト」→「オープン」になっていました。

半田付けが外れる瞬間に「過大電圧」がかかったと予想します。アンプの入れ替えやケーブルの抜き挿しの回数が増えてしまったので、こう云った事故が発生します。それでも「最終仕上げ」さえして置けばこんな事故は起きなかったと思っています。

早速不具合の有ったラインケーブルに「最終仕上げ」をしました。基本的に作成時に「音出し確認」したら「最終仕上げ」をするのですが、この1セットは「仕上げを忘れた」様です。他のケーブルを確認するとこの1セットのみでした。自作でケーブルを作っていますのでこんな事も有ります。それにしても痛いのは「修理代」です。余計な費用が掛かります。パワーアンプ3台の修理で「諭吉」が飛んでいきます。

サブシステムも今回のアンプ修理が終われば完成です。もうこれ以上お金はかけない予定。予定は未定で先はどうなるか?はなはだ心もとない決心です。次は欲しいアンプを購入する為に資金を留保します。余計な事をするとその分お金がかかります。一回の金額は少なくてもそれが数十回にもなると良いアンプが一台買えます。

エクスクルーシブ M4がやっと元に戻った

2019年04月17日 | ピュアオーディオ
昨日は、朝からLE8Tのユニットを外して、梱包・修理発送をしました。その後直ぐに治っていなかったディネッセンのアンプを梱包して車に積み込んで、熊本県西原村の方へアンプを受け取りに行ってきました。午前中は放射冷却で良く冷え込んでいましたが、日中は20℃を越え暑いくらいになりました。

片道約2時間かかります。西原村に12時過ぎに到着し、そこでお弁当を食べて、直ぐにアンプを受け取ってすぐに帰途に就きました。音楽部屋に帰って来たのが15時頃。昨日は体調もあまりよくなかったし、帰路は暑くて今年初めてクーラーを入れました。帰って来て直ぐに約30Kgのアンプを下ろして開梱してパワーSWの確認をしました。「治っていました」。

また車に積み込んで自宅に持って帰り、GE6550ppパワーアンプと入れ替えです。言葉では簡単ですが、30Kgのアンプを抱えて運ぶのは大変です。若い時ならいざ知らず、歳を取ると体力が落ちて来ます。配線類を外して・接続をして音出し確認。自宅システムも何とか正常化する事が出来ました。



まだ、電源ラインを本来の接続にはしていません。体力がなく疲れ果てていましたので、後日様子を見ながら正常化します。

オーディオの趣味は、「音楽を聴く」と云う点に耳目が集まりますが、アンプにしろスピーカーにしろ、とにかく「重い物」ばかりです。体力が無いと簡単には行きません。


悪戦苦闘???

2019年04月16日 | ピュアオーディオ
昨日はD208システムのツィ―ターを、フィリップス製のドーム型からJBLのツィ―ターに交換して見ようと、休ませているLE8TシステムにSPケーブルを繋ぎ替えた処から状況が変わった。



元々LE8TシステムはケンソニックC200+P300のラインで鳴らしていた。「Rchの音が途切れる・小音量では音が出ない/大音量にすると音が出る」症状の為、P300をドッグ入りさせた経緯がある。

ケンソニックC200+ディネッセンのパワーアンプのラインでD208システムを鳴らしていたが、LE8Tシステムに繋ぎ替えた処で、また「音が途切れる・小音量では音が出ない/大音量にすると音が出る」症状に遭遇???ボリュームを上げると音が出るので、初めはC200のボリュームがおかしいのかな?と思い、C200を撤去、自作管球プリ+WE101Dppパワーアンプの組み合わせにして見たが、同じ様にRchのみ「音が出ない」症状が発生。

プリとパワーアンプを繋ぐケーブルがおかしいのか?と思って、ケーブルの点検や他のケーブルに変えても症状は同じ。たどり着いたのが「SPがおかしいのでは?」

LE8Tは20㎝フルレンジ。SP端子からSPユニットまでダイレクトに接続しているので、SP端子の裏側の接続(半田付け)が外れたのかな?と思い、SPユニットを外して確認して見ても特に異常なし。ユニットの抵抗値を測って見ると42KΩ????(半ショート状態・・・本来は7Ω前後)

RchのSPにD208システムを持ってくると異状なく音が出て来る。LE8Tに交換すると「同一症状」。・・・ユニットの修理しかない(ボイスコイル交換)・・・すぐさまSPユニットを修理してくれる所にTEL。明日修理に出す事になりました。おかげで一日が潰れてしまいました。こんなにやったのに徒労に終わった一日でした。P300で音が途切れていたのではなく、SPユニットのトラブルで音が途切れていました。

ディネッセンのアンプの「残留ノイズ」

2019年04月15日 | ピュアオーディオ
ディネッセンのアンプが修理を終えて帰ってきたが、「残留ノイズ」の問題はまだ片付いていない。修理したご本人のお話では、「ノイズは感じない」との事だったが、自分の処で使って見ると「残留ノイズ」が出る。

「ノイズを感じない」との事で、今回はノイズ対策はされていない。基本的に「グランドノイズ」の様な出方で有る。

昨日は一日中、この「残留ノイズ」対策で色々と確認や対処をしていた。まず確認事項は、電源の極性。部屋の壁コンの接続を確認、次に電源ケーブルの極性を逆転させてみる。しかし結果は変わらず。よって電源ケーブルの極性を元に戻す。

次は、信号ラインの同軸ケーブルのアース取り。片側アースを両側アースにして見たり、配線材を変えて見たりと、色々対処しては確認試聴。配線材のアースは十分とれている。それでもノイズが出る。素人が出来る範囲では治らない。

増幅段で出ていると判断され、もう一度回路を見ていただくことにした。この部分になると「電気の専門家」でないと分からないだろう。火曜日にM4を受け取りに行く。その時にまた持って行く事とした。

「ノイズ」の出る機器が1台でも有ると心が休まらない。ちなみに他の機材では一切「ノイズ」は出ない。自作の管球プリやWE101Dppパワーアンプの組み合わせでも「無音」で有る。

パイオニア M4のパワーSWの修理が終わった・・・

2019年04月14日 | ピュアオーディオ
12日(金)に持って行ったパイオニア M4のパワーSWの修理が終わったとの連絡が来た。代替品に交換するか?元のSWをリフレッシュさせるか?判断しなければならなかったが、「リフレッシュ」で十分持つ・・・との回答を得たので分解・組み立てで対応していただいた。

出来る限り「オリジナル状態」を保ちたかったので、元のSWをオーバーホールしていただいた。ただこのアンプ27Kgも有るので、運搬や裏返し作業も有り(箱(ケース)から出す為)、作業は「力仕事」になる。

また次に同じ故障が起こるかも知れないので、その為の防御策も一緒に準備している。オーディオは昔「1Kg=1万円」とも言われた時代が有る。重ければ重いほど高価であった。その時代のアンプなので結構重いのです。マッキントッシュのMC2300からMC2500等は約60Kg/台の機器が現れ、1990年代には50Kg以上の巨大アンプがズラリと各メーカーから販売された。そういう機器も使った事が有るが、「とにかく重くて一人では動かせない」状態になってしまい、出来るだけ軽いアンプが良いと思う様になった。しかし、ある一定の重さから下になると「音の厚みのある重低音」は出なくなる。物理的な原理が働く。

M4も修理が終わったので来週火曜日(16日)に受け取りに行こうと思う。

何か無駄な事を繰り返している

2019年04月13日 | ピュアオーディオ
古いアンプを買う事は一か八かの賭けでも有ると思う。45年前のアンプくらいになると、前オーナーの使い方や頻度の違い、また複数のオーナーを巡っているものや眠っていた期間が有るものやその履歴は殆ど分からない。

特にパワーアンプの消耗度が高い。今回修理に出したのはパワーアンプ3台。プリアンプは幸いにも修理に出さなくても使えそうだ。

サブシステムの構築の為パワーアンプを追加で購入して、トラブって修理に出す・・・何か無駄な事ばかりしている様な気になってしまう。サブシステム自体はそろそろ処分しようかと考えているくらいなのに、アンプの修理までしてどうしようとしているのだろうか?自分の必要な機材以外の部分ではないか?・・・と自問自答している。

修理費用も台数が増えれば倍数的に増えて行く。そろそろ終わりにするべきだろうと思ってはいるがなかなかやめられない。病気なのかも知れない。

久しぶりにGE6550ppパワーアンプを自宅で

2019年04月12日 | ピュアオーディオ


パイオニアのM4パワーアンプを修理に出す事にしたので、久しぶりにGE6550ppパワーアンプを自宅システムに入れて見た。音の出方や音の重心が変わります。やや腰高な重心になった様な・・・。しかし、弦楽器の質感は完全に上を行っている。音の柔らかさが心地良い。



電流値もM4の場合、0.25Aだったものが0.13Aと約半分になった。その分、ウーハーが鳴っている感じが薄い。この辺は「好み」の範疇だろう。聴く楽曲がクラシックならこの管球アンプでも良い。このアンプでも7SPユニットをドライブ出来ている。

特定のアンプに拘ると全体を見誤る事になる。手持ちのアンプで皆試して見たくなる。これからアンプ2台を修理に出す為オーディオ道場に出かける。修理だけなら発送すれば良いが、偶にはお出かけも必要。気分転換もかねて道場のマスターとも会話を楽しみたい。

今月はアンプの修理で終わりそう・・・

2019年04月11日 | ピュアオーディオ
今月はパワーアンプの修理で終わりそうです。先週ディネッセンのアンプを修理に出しました。早くだせば良いモノを1年半もグズグズしてほったらかして・・・。今頃になって修理に出して・・・。



そのディネッセンのアンプの修理が終わったそうで、金曜日(12日)にオーディオ道場に取りに行きます。ディネッセンのアンプの不具合は「残留ノイズ」でした。早く確認をしたいと思っています。

その次の修理品を持っていきます。今度は2台。いずれもパワーアンプ。
1)パイオニア M4・・・パワーSW不良
2)ケンソニック P300・・・SW ON後の立ち上がり不良及びRch出力不安定



修理費用もバカに出来ません。今月は不用品を処分していますが殆ど修理代に消えそうです。古いアンプには部品不良は付き物・・・と思って諦めています。本来はオーバーホールすべきでしょうが、40年以上前のアンプをオーバーホールなんて完璧にはできません。何故なら交換パーツが無いからです。不具合部分を「代用品」に置き換えるぐらいしかできないのが実情。不具合部品を代用品に交換して「オーバーホール」等と云って高額な請求をするところが有りますので要注意です。結局はその時不具合を起こしていない「消耗品」がまた壊れます。耐用年数も有ります。使っていればどこか消耗します。



修理は割り切ってやるしか有りません。コンデンサーのメーカーで音色が変わる事は知っていますが、それよりもケーブルで変わる音の方が大きいです。重箱の隅をつつく様な事には拘りません。それよりも「使える事」の方が大事です。使えなければただのゴミになります。