Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

サブシステムのスピーカーは・・・

2020年03月11日 | ピュアオーディオ

サブシステムのスピーカーはJBL L-100か#4311にしようと思っている。ドライブするアンプはC3+M4。(1970年代初期なら豪華な組み合わせ)

オーディオを始めた時の最初のSPがL-100センチュリーであった。当時はオーディオを始めたばかりで、「ステレオ」を初めて自前で持った記念すべきスピーカーだ。当時は電気的な事も良く分からないで使っていた。SP箱の内部はもちろんアンプの内部も見たことが無かった。現在ならやってやれない事はない。


オリンパスシステムの前に写っている#4311スピーカー。内部配線を交換して片ch分が出来上がった状態でストックしている。(5年も保管) このSPを有効に利用してサブSPを作り上げたいと思う。(片ch分作ればよい)


そうなると#4425は要らなくなる。4311より4425の方がクラス的には上位に来るが、内部配線を交換した4311とではその性能が逆転する。#4425の内部配線を交換すればまた違うと思うが・・・。悩ましい処です。#4425の内部配線を交換した方が性能は上に来るかも知れない。

・・・もうしばらく悩んでみたいと思います。出来るだけ出費を抑えて作りたいと思います。


サブシステムのSPはどちらを残そうか?

2020年03月10日 | ピュアオーディオ


毎日サブシステムも鳴らしています。現在はエクスクルーシブC3+M4の組み合わせにJBL#4425のSPを組み合わせています。D208システムも4425も私のサブスピーカーとしては気に入っていません。D208システムではもう少し低域が出て欲しい。4425は独特のデザインが気になりますし、内部配線の交換が大変そうで・・・ため息が出ます。どちらも手放す事になると思っています。

本来は別のスピーカーをサブシステムにする予定で制作しましたが、欲しいと云う方がいてそちらに試聴用に送ったら帰って来ませんでした。(#4311内部配線交換品)・・・JBL#4311かL-100センチュリークラスを予定していました。L-100は18歳の時にオーディオを始めた頃に買ったSPです。とても懐かしく思っています。チャンスが有ればまた使いたいと思っています。



もう1セット候補を持っています。L-101です。こちらも内部配線交換・175DLHをLE85に交換して使いたいと考えています。・・・こちらの場合、専用のスタンドを作らないといけません。現在所有しているのは4311・4425・L-100クラス用のSPスタンドです。


このSPスタンドを使う場合は、4311はウーハーユニットを下にして使う様にするのが正しい使い方になります。

メインSPシステムを2セットも持っていてさらに贅沢な・・・バカですね。サブシステムはあくまでもサブです。割り切る事も必要かな?

マルチアンプ方式か?ネットワーク方式か?

2020年03月09日 | ピュアオーディオ

JBL 3大ホーン(HL88・89・90)システム3セット共にマルチアンプ方式になりました。自宅システムは出来る限り簡便に使いたいと思って「ネットワーク方式」に拘って来ましたが、「7SPユニット駆動」では1台のアンプでドライブするには負担が大きすぎる・・・と結論しました。

「音質」を考えれば「マルチアンプ方式」ですね。但し、3ウェイだと3台のパワーアンプが必要になります。電源ケーブル・SPケーブル・ラインケーブルも増設しなければなりません。アンプやチャンデバを置くスペースも要ります。(ケーブル類のグレードを揃えなければなりません・・・結構な出費です)

3台のパワーアンプで駆動するメリットは、各アンプ当たりの再生帯域が少なくて済むので「音の密度」アップ(音数アップ)しやすい点ですね。当然アンプ自体の負荷も小さくなります・・・故障しにくくなる?

ネットワーク方式の良さは「使い勝手」だと思います。最小の機器数で構成できます。当然置き場所(スペース)も少なくて済みます。でも低域・中域・高域のバランスをそれぞれを細かく調整は出来ません。難しい処が有ります。

やっと高域が聴こえる様になった

2020年03月08日 | ピュアオーディオ


一昨日、ネットワーク箱のSP端子の裏配線をやり直して、中域用と高域用を分けました。これで高域用ユニットが#3105ネットワークを通過しない様になりました。(#3105ネットワークの撤去)


やっと高域用ユニットからの音を聴ける様になりました。低域と中域だけでは音数も高域のスッキリ感も足りません。これでSPシステムへの対策は完了です。これからは「低域アンプ」の選択に入りますが、現状ではまだ無理ですね。チャンデバのTA-4300Fがふん詰まっています。この状態では何も評価できません。多分このまま最低でも1ヶ月は「聴き続ける」だけになります。

自宅システムは夕方6時から10時くらいまでTV音声として鳴らして時間を稼いでいます。その後1時間ぐらいが音楽を聴く時間です。こうすると毎日5時間鳴らせます。5×30日=150Hr/月の鳴らし込みが出来ます。1年すれば1800Hrを超えます。その間にアンプの選定をすれば良いと考えています。

自宅システムで高域が出ない状態対策

2020年03月07日 | ピュアオーディオ

自宅システムをマルチアンプ化しましたが、まだ完全な状態ではありません。高域の分配端子がないので、175DLHと#2405・ビクターリボンの3SPユニットをネットワーク#3105のHI出力端子から分配しています。上述写真は低域と中・高域を分けるN500ネットワークの分配用箱です。SP端子を増やして対応させていました。マルチアンプ化でこの箱を使用しなくなりましたので、この箱とSP端子を使って中域用と高域用の分配端子に作り替えます。


従来入力端子と低域用の分配端子を裏打ち配線で中域用に、従来の中・高域用SP端子を高域用にしました。




ちなみに従来のネットワークの配線です。とんでもない配線を組み合わせて使っていました。「伝送ロス対策」です。ここに使っている配線はすべて取り除きます。



中に入っていたJBL#N500ネットワークです。とりあえず「重し」代わりにそのまま使います。・・・さあ今夜はマルチアンプ化した正常な接続になります。

サブシステムを整理

2020年03月06日 | ピュアオーディオ

現在のサブシステム。2段積みのスピーカーを止めてJBL#4425のみのシステムにしました。


ついでにパワーアンプをエクスクルーシブ#M4から自作のGE6550ppパワーアンプに交換して鳴らしだしました。GE6550ppパワーアンプは1年振り位に鳴らしますが、1時間も経たないうちにM4より上のサウンドを出して来ます。「揺らぎ」の有るサウンドで数段上ですね。M4もインレット化して同じ電源ケーブル・SPケーブルを使用しているのですが、聴きだして直ぐにエネルギー感・パンチ力・情感等の情報量が違ってきます。


こちらが眠っているLE8Tの箱とD208システムになります。サブシステムは全て処分しても良いかな?と考えています。現在は自宅のシステムをマルチアンプ化したばかりなので、興味は自宅システムにあります。

JBLのツィーター比較

2020年03月05日 | ピュアオーディオ

昨日は近所の常連さんがお持ちのJBLの2種のツィーターの比較試聴をしていました。ご本人曰く「どちらが良いか?良く分からない」との事で、サブシステムのJBL#4425の上に追加して試聴をしました。


1956年発売のJBL#075ツイーター。現品は8Ω品です。このツイーターは良くも悪くもアルミのホーンの音が負荷音として付いてきます。(アルミホーンが振動してシンバルの質感を出してきます) JAZZの演奏ではこのエネルギッシュなサウンドが好まれる事でしょう。JAZZには良く合います。


もう一方は同じJBLの#077ツイーター。(1974年発売) このツイーターはプロ用の#2405のコンシュマーバージョンとしてL300などに使われています。個人的に#2405を50年近く使っています。この#077は#2405と殆ど変わらない「スキっとして高域が良く伸びています」ね。変な癖が無い分、どんな曲にも合いますね。



比較試聴している時の写真を撮り忘れたので、実際にどうやってやっていたのかをお見せ出来ませんが、評価は変わらないと思います。

1971年に発売されたばかりの#2405と#075の比較試聴を名古屋のオーディオショップで体験しました。#075は独特の「響き」の世界を持っています。それに対して#2405は癖の少なくスッと伸びた高域が印象的です。私の好みは#2405の方です。

最初の1ヶ月が厳しい

2020年03月04日 | ピュアオーディオ

既に活性化しているシステムの中に、活性化していない新機種を入れるとその部分が「ゲート」(門・関所)になって、情報伝送の「量と質」の面で厳しい状況が出てくる。最初の1ヶ月が一番厳しい。サウンドのバランスも一緒に崩れているからだ。この状態でも我慢して(苦行)聴き続ける必要がある。何故ならば「通過」しないといけない試練だからだ。こればかりは「近道」がない。

一般のケーブルレベルなら「アンプが暖まる」ぐらいの時間で済むのだが、特製の「大容量伝送」のケーブルを使っているので、このような症状が出てくる。この様な体験を既にオリンパスシステムでケーブルのグレードアップの度に経験を積んでいるので待てるのです。この様な経験が無い方は「気持ちの問題」ぐらいにしか捉えられていないだろうから、まず信じられないでしょう。

「アンプが暖まる」と「音が良くなる・安定する」と云う経験は、皆さん知っていらっしゃると思いますが、それと同じ事が「2000Hr」の間起きると考えていただければ理解出来るでしょう。

完全に「ふん詰まって」いる

2020年03月03日 | ピュアオーディオ

現在の自宅システムでは、チャンデバのTA-4300Fが完全に「ふん詰まって」いる。マルチアンプの場合、低域・中域・高域の音量バランスは70:25:5%ぐらいの処でバランスする。

現在の状況は、低域は10レベル(MAX)、中域は5レベル(中間)、高域10レベル(MAX)になっています。低域だけ音を出して見ると、「音量が小さく40%ぐらい」しか音が出ていない。これ以上出す為には、中域のレベルを下げて、プリアンプのボリュームを上げてやる事になる。しかし、それをやっても低域の音量不足は改善できない。まったく「ふん詰まって」まともなサウンドは出てこない。こればかりは時間をかけなければ「伝送量」の拡大は出来ない。

ましてや、高域はMAXボリュームでも音を聴きとる事が出来ない。この原因は、まだネットワークの#3105のHF端子から取っているので、ネットワークが抵抗となって音が出てきません。こちらは高域専用の端子を作成する事で解決する予定です。

取りあえず、低域と中域が本来の音量で出てくれればかなり聴けるサウンドになると思います。

オーディオ遊びも最終段階に入ったかな?

2020年03月02日 | ピュアオーディオ

オーディオ遊びを始めて48年になる。JBL3大ホーン(#375+HL88/HL89/HL90)を使った7SPユニットシステム(8SPユニットシステム)は、今回で3セット共に「マルチアンプ化」した事になる。SPユニット数が5個を超えるとネットワーク方式ではドライブしきれない事が良く分かった。


現在最後のマルチアンプ化で自宅システムに入っている。このシステムから芳醇で漂う様な「耽美な世界」が描き出せるのか?はやって見ないと判らない。アンプ関係の組み合わせは始まったばかりなのでこれからも変遷をしていくだろう。


3大ホーンシステムにはそれぞれ違う世界を描き出す様に工夫している。オリンパスシステムは一般のオーディオマニアの方でも判り易い様な「モニターサウンド」に作り上げている。これに対してRCAフロントロードWウーハーシステムでは「JAZZの熱い雰囲気を出す」様に音圧を浴びる様な聴き方やトーキーサウンドにも使える様にしている。自宅システムは私個人一人が楽しめれば良いので、私の好きな質感が出て来て欲しいのです。JBLユニットをメインにしながらクラシックもJAZZもヴォーカルも難なくこなせるシステムに仕上げたい。