岳友タンネの会の山行に参加しました。今回は山登りと言うよりも滝めぐりの山行でした。
下呂市小坂町の巌立峡の滝めぐりです。
緑の谷間を歩いて来ました。
飛騨小坂観光協会の小坂の滝めぐりマップから引用しました。
解説の板には54,000年前、御嶽から溶岩が流れ出たと有りました。
濁河川と椹谷の間に溶岩台地と言う字が有ります。
スタート地点のがんだて公園です。
眼の前に大きく見えるのが「巌立」です。
ハッキリ見える層の違い。
1回目の溶岩流出。
2回目の溶岩流出と時期が異なる溶岩流出が有ったのだろうか。
環境維持協力金300円を払って関門を通過します。
迫力ある大岩。
カメラに収めます。
鉄製の遊歩道が整備して有ります。
三ツ滝。
水の量が多く轟音を立て流れ落ちていました。
三ツ滝。
その名のように上、中、下と三段の滝となっています。
滝の横を遊歩道で歩いて行きます。
行者橋から九十九折の道を登って行きます。
キンミズヒキではなかろうか。
坂道を登ってきて歩き易いコースとなりました。
キノコのシーズンとなりました。
何と言うキノコか判りませんが、毒キノコに間違いないでしょう。
右下は猛毒のカエンダケです。赤い色が毒々しいです。
どんびき平へ来ました。
どんびき平の解説です。
飛騨地方ではヒキガエルの事をどんびきと呼ぶようです。
しもべり橋を渡ります。
林道を下って行きます。
椹谷からの川とカラ谷からの川が合流する場所に降りました。
この場所からは両方の流れが見えます。
左が椹谷からの川。からたに滝です。
右はカラ谷から流れてくるあかがねとよです。説明にあかがねとは銅の事。とよは樋を表すと有りました。
柱状節理が水で削られています。
流量はからたに滝の方が多かったです。
足元に黒い岩が露出しています。
この黒い岩は溶岩だと思います。
ゴロゴロと石が転がっています。
川原の石の中に黒い石が混じっています。
明らかに他の石とは異なります。
溶岩が流れ出ているのでしょう。
砂防堰堤を越えて水が流れます。
水量が多く、白いカーテンのようになっています。
林道沿いに、「日本一の溶岩流」の解説板が設置して有りました。
54,000年前に御嶽から17㎞もの長さで流れ出た溶岩流。
当時を想像すると轟音を立てて流れる溶岩流。
凄まじい光景が浮かびます。
フシグロセンノウではなかろうか。
鉄製階段の遊歩道を下って行きます。
左側は三ツ滝です。
大きな音を立てて流れ落ちる三ツ滝。
迫力が有りました。
三ツ滝の横です。
御不動さんが祀って有りました。
下山してきました。
改めて大きな「巌立」のデカさに感心します。
下山して来て駐車場の横でツリフネソウを見かけました。
珍しいシロツリフネソウを見かけましたのです。
ピンクやキはよく見ますが、シロは初めて見ました。
最後に
今回は滝めぐりでした。
迫力ある滝を眺めながら歩くことが出来ました。
まず、最初に感じたのが「巌立」の大きさです。下部の柱状節理と上層部の褶曲模様が異なります。と言う事は溶岩流が流れ出たのは複数回有ったのだろうか。疑問が膨らみます。
椹谷の川とカラ谷の川が合流する地点で露出した黒い溶岩を見ました。黒色で無かったら溶岩だと気が付かなかったでしょう。
滝めぐりをしてみて、大自然を感じることが出来ました。こういう事が面白いです。ブログを上梓させていて、私自身。改めて好奇心が旺盛だなと思いました。
キンミズヒキやフシグロセンノウ。それに白いツリフネソウを目にすることが出来ました。これ等の花々。秋の入口と言う感じがします。
帰路、「ひめしゃがの湯」に寄って汗を流してくることが出来ました。土曜日と言う事も有り、多客でした。
ます、どの滝まで行ったか定かではありません、
途中で引き返したことは覚えています、子供たちが
小さかった頃の話です、ひめしゃがの湯は何度も行
っています、回数券を買っていたほどです、少し
硫黄のにおいがする温泉で、入り口に飲用の湯が
あり飲んでみましたが、とても飲めませんでした。
30年ほど前、滝めぐりに行った事が有るのですか。
私は、今回が初めてでした。
デカい巌立。凄いと思いました。
コメント有難うございました。