Kオジサンの新・山歩きの記

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鈴鹿の雪山  水 晶 岳 (953.8m) 

2016-01-27 23:10:10 | 水曜会

水曜会の山行に参加しました。年が明けてから、初めての参加です。仲間の人たちと、久し振りに顔を合わせました。新しい年になってから、初めて顔を合わせましたので、交わした言葉は今年もよろしくでした。
このところの寒波襲来で雪の山となった鈴鹿です。ミンナはカンジキやスノーシューを持参していましたが、私はタカをくくっていましてアイゼンしか持参していませんでした。これが、後で泣きを見ることとなりました。
参加者は乱丸&Nokoさん。ジオン姐サマ。山のホームページの大御所、山たまごさん。スーパーおばあちゃんの福チャン。ボトル&Momoさん。それに私Kオジサンです。
互いに、ハンドルネームで呼び合っています。



乱丸さんから戴いたGPS軌跡図です。下記のルートでピストンしました。
朝明渓谷駐車場  →  ブナ清水分岐  →  根の平峠  →  県境縦走路  →  

水晶岳  →  県境縦走路  →  根の平峠  →   ブナ清水分岐  →  駐車場


山に登る仕度をしています。
久し振りの再会。
今年も、よろしくの挨拶で始まりました。




登山届けをポストに投函する乱丸さんです。
全員の名前や緊急連絡先が記載して有りました。




雪を踏みしめて、歩き始めました。




橋の手前の指示標識をカメラに収める山たまごさん。
ブナ清水や根の平峠へは左に向かうよう指示しています。




橋を渡るMomoさん。
Momoさんの足元の雪はこれだけの積雪が有ります。
20センチ位は有るでしょうか。




今日のKオジサンの後ろ姿です。




望山荘の前まで歩いてきました。
少し汗ばみ、衣類調整です。




木の橋を渡る福チャン。
この橋。木が朽ちているのか、木が折れて下が見えるような部分が有りました。




堰堤の下。
川を渡渉します。




先頭を歩くジオンさん。




何が見えるのでしょう。
覗き込む乱丸さん。




ブナ清水分岐まで来ました。
ここで小休止です。

ブナ清水の思い出。
小休止した時では有りませんが、ブナ清水について山たまごさんと言葉を交わしました。山たまごさんのホームページの中でブナ清水に行った時にコーヒーを立てたという記事が出ていたことを私が話しました。今から10年ほど昔の事です。その当時は鈴鹿に登る人たちの間では秘密の場所とされていました。ごく一部の人が知っているだけの秘密の場所となっていました。私も、ブナ清水に向かった事が有りましたのですが、道が判らなくて、適切なコースを歩く事が出来ませんでした。
それでも、結果的には不明瞭な道を歩きつつも、辿り着く事が出来ました。
それが、今では指示標識が設けられ、誰でも向かう事が出来るようになりました。一部の人たちだけの秘密の場所なっていたのは、ブナ清水を荒らして欲しくないと言う気持ちが有ったからかも知れません。
当時の事を振り返り、山たまごさんに話かけたのでした。
あの時の山たまごさんのホームページ。湧き出た清水で立てられたコーヒーはブルーマウンテンでした。古い話になりましたが、コーヒーの銘柄だけは覚えています。
この、水曜会でもブナ清水に寄った事が有ります。今では簡単に行ける場所になりました。
今では、一部の人が独占する場所では無くなったので、誰でもが行ける場所となりました。しかし、あの場所を穢すことだけは慎まなくては成りません。



ジオンさん提供のトースト。
朝飯が早かって、空腹となっていて、一層美味しく感じました。




ブナ清水分岐から歩き出して、根の平峠が見える所まで登ってきました。
あの先が根の平峠です。




先を歩いていた若者たちです。ジオンさん提供の画像です。
私は後ろの方を歩いていましたので、若者たちが前を歩いているのを直接は見ていません。私たちは彼らのラッセルに寄って、楽をさせて貰いました。




根の平峠に到着しました。
県境縦走路となっているところで、左は御在所岳、右は釈迦岳へとなっています。




トレースが根の平峠から更に進んでいます。
この先。タケ谷に行ったのだろう。タケ谷が鈴鹿の上高地と呼ばれていると、誰かが言っていました。ジオンさんは彼らがフライパンを持っていたと話していました。
焼肉でもするのでしょうか。



カンジキやスノーシューの装備を付けて、県境縦走路を歩き始めました。

先ほどまでは若い人たちがラッセルしてくれたお陰で楽が出来ました。この先は新雪を踏みしめて進まなくてはなりません。私は、アイゼンしか持っておらず、それを装着し、列の後に続きました。




いきなり、始まった急な登りです。
息を切らせ、後ろに続きます。




上方からカメラを構える乱丸さん。





下からカメラを構えたKオジサンを写した乱丸さんの画像です。。




稜線を歩きますが、この辺りは風が強いのでしょう。
風が吹き晒し、積雪量が少なくなって地肌が見えます。




展望の良い場所に出ました。




山麓の菰野町が見えます。
緑の木々の場所。県民の森あたりです。




雪の足跡が鈍い冬の陽射しに照らされています。
根の平峠からは、私たちが着けた足跡です。




展望の良い場所に立ちました。




展望場所から見える北勢地方です。
空気が霞んでいて、良い眺望ではありません。




すぐ、足元はこのような眺望です。
右側の谷を登って来ました。




水晶岳へ来ました。
無人のロボット雨量計の建物が見えます。




かがむジオンさん。
御在所岳に向かって、股覗きをしているのでは有りません。




スノーシューのフィト感を調整しているのでした。




南側。
水晶岳の山頂から見える御在所岳方面です。




こちらは北側。
釈迦岳です。青空が見えます。




水晶岳の山頂プレート。
近頃、鈴鹿の山々はこのような統一した山頂プレートが設置されるようになりました。
ありがたいことです。


豪華なランチです。

折り畳みのイスを用意しています。
これですと、お尻が冷たく有りません。




皆さんから出された食材。
薩摩アゲが写っていませんでした。




左はNokoさん。手作りのアンパンです。右はチョイスしたもので、煮豆。ポテトサラダ。薩摩アゲ。煮ダイコン。赤カブの漬け物です。煮ダイコンはうどんダシで煮て有るそうです。味が浸みていて柔らかく、美味しかったです。カブの漬け物は酢漬けですが、甘さと酸っぱさが丁度良かったです。
下の左は乱丸さんが作る素麺です。右のは出来上がりで、日本コバで収穫した天然のナメコが中に入っています。



上の左はジオンさん手作りのぜんざいです。
下はパックのコーヒーです。




昼食場所とした場所ですが、縦走路から少し水晶岳に入った平らな場所でした。
ランチタイムを終わって、出発します。



縦走路。
展望の良い場所です。




根の平峠まで戻ってきました。
ジオンさんはここでスノーシューを外しました。





道の途中。カンジキを脱ぎます。




脱いだカンジキをザックに仕舞います。




砂防堰堤の下。
川を渡渉します。




左は川を渡ってから見かけた足跡です。右は根の平峠で見かけた足跡です。
動物の足跡なのですが、何と言う動物なのでしょう。
小さな足跡を見かけた時が有りました。その時、ボトルさんが、それはリスのだと教えてくれました。可愛らしい足跡が付いていました。



砂防堰堤に差し掛かりました。
砂防堰堤なのですが、これだけの高さまで土砂が溜まっていては、砂防の役目を果さないのではないかと、素人の目で思いました。




堰堤の横で休憩です。




休憩を終え、歩き始めました。




下山して来て橋を渡り、振り返りました。
先ほど登ってきた山々が見えます。




後ろから歩いて来る山たまごさんとボトルさん。
二人の会話で、何故、山たまごと言う名にしたのかと聞いているのが、聞こえました。

山たまごさんが子供の頃の遊びで、鬼ごっこをした時、大きな上級生は、1年生は「タマゴ」と言って、捕まえられても幼少なので、鬼を遣らなくても、解放されたのだと言っていました。あの頃の遊び。年長者と年少者の上下関係の中でも、思いやりが生かされていました。そんな事に由来して名付けた「タマゴ」と言う名だそうです。初心者と言う意味で使われましたが、今では各地の山々に登られてレポートを綴られ、「タマゴ」ならぬ、「立派な親鳥」だと思います。




下山して来て、眼に入って来たのは雪遊びをする子供たちでした。
先生に手伝って貰ったのでしょうか。雪ダルマのように雪を丸く仕上げています。
先生と言葉を交わしました。菰野町の「森の風幼稚園」なのだそうでした。今日は、このように雪遊びをし、宿泊保育も有ると話していました。園児の半分が菰野町の子で、半分は他所から来ていると話していました。ユニークな保育方針なのかも知れません。




朝明渓谷駐車場まで戻ってきました。






感想
何とか、ミンナに付いて行って来ることができました。根の平峠から県境縦走を歩き始めた時、脚が雪にスボッと入りました。ここから戻ると、口にしたのです。それでも、ミンナの後ろに付いて歩いて来る事が出来ました。
お陰で無事に行って来ることができました。オーバーに言うと、私の登山ノートに新しい1ページを刻むことが出来ました。一緒してくれた仲間に感謝です。

この水晶岳に、同じコースで04年11月に登りました。その時は金山に向かい中山峠から下山して来ました。今回、中山峠に向かうか、と話していましたが、最初の道をピストンして戻りました。
水晶山とか水晶岳と言う山。各地に同じ名の山が有ります。当然、水晶を産出するから水晶の名が付いたのでしょう。登っていて、子供時代に山で水晶を採取したことが有るとの声が出ました。宝探し的な気分。セピアカラーの思い出です。

最後に今回、一緒した人のホームページを紹介します。
乱丸お出かけ。http://ranmaru100.web.fc2.com/

ジオンと山歩記http://www.ogaki-tv.ne.jp/~koike/

山たまごの東海岳行http://www.geocities.jp/tokaigakko/

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初雪の山  百々ヶ峰 (417.9m) 

2016-01-21 23:21:58 | 各務原歩こう会

各務原歩こう会の1月例会に参加しました。今回は近くの山です。百々ヶ峰に登ることになっていて、ながら川ふれあいの森の駐車場へ現地集合となっていました。
集合時間は9時でして、15分ほど前に着きましたが、既にミンナが集まっていて私が一番遅かったです。今回のリーダーは庄チャンです。前日の雪が響いたのか、参加者が少なく12名の参加者です。
今シーズン、初めての雪で、雪を踏み締めての山歩きとなりました。

ながら川ふれあいの森駐車場(9:12) ― キャンプ場トイレ(9:17~9:21) ― 

三田洞展望広場(9:52~10:03) ― 管理車道(10:16) ― 西峰(10:32~10:38) ― 

反射板(10:43~10:53) ― 西峰(10:59) ― 百々ヶ峰東峰(11:36~12:14) ― 

管理車道横トイレ(12:26~12:36) ― 権現山(12:41~12:43) ― 

展望あずま屋(13:21~13:28) ― ふれあいの森駐車場(14:16)


今日、歩くコースの地図です。当初は逆コースで歩く事になっていました。東海自然歩道の階段を登るとなると、キツイので、逆に歩くようにして貰いました。





ながら川ふれあいの森の駐車場です。
あの鉄塔方向の右が百々ヶ峰東峰山頂となります。




山に向かう前に準備運動をします。




登り初めです。
朝日が射しています。




雪の有る階段を登ります。
ここからが本格的なスタートとなります。




キャンプ場のトイレを使った後、管理道路を歩き始めました。



今日のKオジサンの後姿です。
今日はトップを歩くのでなく、後ろから着いて行きます。




遊歩道のようなコースを登って行きます。
木の柵が現れて来ました。




後ろからの登山者。
何時も、登っているようなお二人です。
私たちは団体で進むのが遅いので、道を譲り先に行って貰います、




途中で見かけた木札。
ウリカエデと描いて有ります。
幹の表皮が瓜の柄のようなので、ウリカエデと呼ばれるのだそうです。ウリカエデの由来に付いては、H先生から以前に聞きました。




所々の枝に札が下がっています。
右はピンボケでした。


三田洞展望広場

三田洞展望広場に到着です。
眺望の良い場所ですので、ここで休憩します。




人に慣れたヤマガラ。
エサが貰えると思い、寄ってきました。




パンを差し出しエサを与えます。

この時、寄って来たのはヤマガラとシジュウカラです。H先生に、シジュウカラは胸に黒いネクタイを締めているのが特徴だと教えて貰いました。ヤマガラとシジュウカラは仲間なのだそうです。漢字を調べましたら、山雀と四十雀と書くのでした。



杭の上にパンを置きました。
飛んで来て、パンを啄ばみます。

展望台からの眺望

岐阜市の北部。岩野田や山県市方面が見えます。




遠くの山々。
舟伏山の姿が見えます。




展望台から見える山々を紹介しています。



管理道路を横切り、登山道を進みます。




登山道で、犬を連れた親と娘とすれ違い。
可愛い犬を目にして、ミンナはアレアレと言った表情で迎えます。
この時は、何とも思いませんでしたが、このブログを書いていて、後の部分に動物の足跡の箇所があります。
改めて思ったことは、やはり自然の世界。
自然とどのように接するか。
自然環境の破壊となるかも知れません。人間も動物なのですが、自然界に動物を持ち込む事は慎むべきなのではと思いました。



ヤマコウバシ。
この植物。枯れた葉が付いていますが、春に新しい出ると古い葉が落ちるのだそうです。この事もH先生から聞きました。




ヤマコウバシを撮影するH先生。



管理道路。このポイントで、レの字にターンします。右はポイントに設置してあった、ながら川ふれあいの森のルート案内図の一部分です。




登山道を登って行きます。右は後方を振り返りました。後方から単独の女性が、後を付いてきました。何か、喋りながら歩いています。独語なのかと思ったのですが、携帯で喋っていたのです。大きな声で話しながら歩いていました。



登山道から見えた山県市街。




日陰の登山道には、これだけ深さの雪が有ります。




稜線に上がりました。




キツネなのかタヌキなのか。
動物の足跡が残っています。



西峰の三角点の場所まで来ました。
ここで、小休止です。




西峰から反射板に向かう途中、このような指示標識が有りました。過去に百々ヶ峰へ登った事が有りますが、このような指示標識が有ることを知りませんでした。松頼団地や西山団地に行けることを知りました。




反射板の下まで来ました。




反射板の南側です。
正面に金華山が見えますが、葉が繫ると眺望が利きません。




カメラのレンズを交換してみました。




望遠レンズでズームしました。
岐阜城がアップで望めます。




西濃方面の眺望です。




伊吹山をアップで。
山頂の右側はクリアーな状態ですが、左横には雲が見えます。恐らく、凄い風が吹いているのでしょう。




南側。
鵜飼大橋方面です。




反射板を後にして東峰に向かいます。
頭の上を樹が覆っていますが、上に雪が無いので、雫が落ちてきません。雪が残っていたら、解けて頭にポタリと落ちてきます。




左に進むと管理道路で真っ直ぐ進むと展望台に向かうポイントです。




前方が明るくなり、山頂だ!と思いましたが、山頂では有りませんでした。




山頂に到着です。




竹製の手作りの山頂の標識です。
これと同じような物を如来ヶ岳で見た事が有ります。
太い竹を、黙々と制作する姿が想像できます。




左は東峰の木に下がっていました。右は西峰の三角点に下がっていました。
誰もが山頂だと判る地点です。このような場所に自己満足のゴミを放置しないで貰いたい。




百々ヶ峰東峰の展望台。
南側の眺望が開けます。




展望台から見える金華山の岐阜城。
金華山の下は長良川です。
金華山の向こうは木曽川で、その向こうが多度山方面です。




名古屋方面の眺望です。
横のベルト状なのは木曽川です。国道22号線の橋が見え、その右側は東海道線の木曽川鉄橋です。
右手奥に見えるのは川越火力発電所の2本の煙突です。
川越火力発電所の煙突が判るくらいですから、ナガシマのジェットコースターが見えても良さそうです。でも、空気の透視度が悪くて見えません。



横のラインで光るのが伊勢湾です。
船が浮かんでいるのが確認できます。




展望台から降りて、眼を北の方向に転じました。
山頂が雲に隠れていますが、雪の御嶽山が見えます。雲が掛かっていなかったら噴煙が見えることと思います。





山頂でランチタイムを過ごし、下山にかかります。




管理道路の横。トイレの有る場所まで下りてきました。ここで小休止です。
H先生が木の解説です。
トウコマツナギ(唐駒繋)と言う低木です。
コマツナギの名のように、馬の手綱を繋ぐことから来た名なのだそうです。トウが付くように、コマツナギより丈が高くなる木なのだそうです。
花の時期に、見てみたいと思います。




権現山に向かって階段道を登ります。




左は階段道に咲いていたスミレです。右は権現山から降りていく階段に咲いていました。
まだ、寒い時期です。小さい秋見つけたという唄が有ります。スミレを発見して「小さい春見つけた」と言う気分になりました。




権現山に到達しました。
この権現山から進む道は、東海自然歩道となっているコースです。




雪の有る道を下って行きます。




階段の道ですが、階段の高さが大きく歩き難いコースです。




展望台に向かいます。
日当たりが良く、雪が残っていません。




展望あずま屋が見えてきました。




私たちが着いて、出発して行った男性です。
もう、出発するつもりだったのか、喧騒な人たちが着たので腰を上げたのか。
追い立ててしまったのなら、申し訳なかったです。
私は、男性があずま屋に居たのは見ましたが、列の後ろに居て、席を離れたタイミングは見ていなかったのです。

男性の後姿を見送りましたが、今まで歩いて来た山々が望めます。




展望台あずま屋を出発します。




下り坂を歩きます。
この辺りは日当たりが良く雪が有りません。




管理道路のポイントへ下りてきました。
ここから右手に進めば駐車場です。




冬の陽を浴びながら、管理道路を歩きます。




ふれあいの森の駐車場に戻り、整理体操をします。


三田洞神仏温泉

現地解散となった後、三田洞神仏温泉に寄りました。
左は全景。右は入口です。




日帰り温泉となっていて、自動販売機で入浴券を求めます。
岐阜市民と市外の人で差を付けています。私は市外の60歳以上ですので、410円の券を買いました。岐阜市民の高齢者を優遇しているから、この値段で仕方が無いのですが、市外のモノが利用する場合。ボディーソープもシャンプーも完備していない風呂で510円は高いと思いました。




感想
今シーズン初めての雪。新雪の山を歩くことが出来ました。前日の早朝に降った雪でして、私たちが歩く時には樹上の雪は解けていました。お陰で、歩いていて雫が垂れて来る。そのような状態にはなりませんでした。
三田洞展望広場では可愛らしいヤマガラやシジュウカラの姿を愛でる事が出来ました。このように自然と触れ合えるのも、山行の魅力です。可愛いスミレを目にすることも出来ました。まだまだ寒い時期に咲いた花です。寒さに負けず、頑張っているなと感じました。
コース的には馬蹄形に歩きましたが、何箇所かの展望台で眺望にも恵まれました。遠く、御嶽山を眺める事が出来ましたが、山頂辺りに雲が掛かっていて噴煙は確認できませんでした。南側では伊勢湾が肉眼でも見えました。船を見ることが出来たのはラッキーでした。横、一線の光る帯です。この様なことは天候に恵まれる。視力が良いなどの条件がありますが、そんな条件を越えて目に出来る事はラッキーだと、思います。

今日は見えた。今日は見えなかった。そのような色々の自然。それも山の面白さだと思います。

改めて知ったことは、百々ヶ峰に色々のコースが有ると言う事です。西峰から反射板に向かう時、支持標識を目にしました。次は違うコースを辿ってみたいと思いました。

シーズン最初の雪で、初雪でした。そんな山を楽しむことが出来ました。リーダーに感謝します。

コメント (2)
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小牧アルプス     西 山(277m)  天川山(281.6m)  東 山(273m)    安手奈山(273.3m)  白山(223.5m)

2016-01-10 23:26:42 | アウトドア

新春となり、Motaさんからお誘いが有りました。メンバーは仁べえさんと奥様。やっささん。*よっちゃんさん。そしてKオジサン です。いわゆる中高年登山隊です。Motaさん、仁べえさんと奥様。*よっちゃんさんとは、昨年3月の三上山、以来ですし、やっささん。とは一昨年4月の恋姫山以来ですので、ホント久し振りの再会です。
久し振りと言いましても「趣味人」でやり取りしているので、久し振りに会う感じがしませんでした。

集合場所は小牧市温水プール駐車場となっていましたが、温水プールが開いていない時間帯でして、ふれあいの森の駐車場で、プールの第3駐車場にもなっている場所に停めました。
小牧アルプスとは、どの範囲を指すのでしょうか。位置的には生活環境保全林ふれあいの森が一番西側となり、中央部が兒(チゴ)の森、そして東側に天川山や安手奈山が連なっています。安手奈山は中央高速の小牧東ICの西側の山です。何時も小牧東ICから中央高速に入る時に見かけるアンテナの山です。何時か登って見たいと気になっていた山です。

第3駐車場(8:20) ― 兒の森入口(9:12) ― わくわく小屋前(9:21) ― 西山(9:39) ― 
ムササビ峠(9:43) ― 青空小屋(9:46) ― 本堂ケ峰(9:53) ― 天川山(10:05~10:09) ―  
展望地(10:11~10:16) ― 東山(10:31) ― 林道(10:40) ― 安手奈山(10:58~11:01)
 ― 林道(11:18) ― 東山(11:27) ― 東天川山(11:32) ― 展望地(11:41~11:48) ― 
天川山(11:49) ― 青空小屋(12:00~12:35) ― ムササビ峠(12:37) ― 
わくわく小屋前(12:45)
 ― 兒の森入口(12:55) ― 白山神社(13:03~13:20) ― 
白山三角点(13:36) ― 
展望台(13:44~13:49) ― 第3駐車場(14:15)


ふれあいの森をスタートして安手奈山までをピストンするコースを辿りました。兒の森とふれあいの森は同じ道を歩かないようにして、周回するコースを辿りました。ピストンコースと周回コースを混ぜたコースを辿りましたが、面白いコースを歩くことが出来ました。高度的には200メートル余りと、歩き易い山でした。

事前にMotaさんから頂いた行程図です。
温水プールの駐車場がスタートとなっていますが、ここの駐車場が閉まっていましたので池の東側。第3駐車場からスタートしました。西山から本堂ケ峰に向かいました。本堂ケ峰と安手奈山の間はピストンで往復です。その後は、白山神社、白山三角点を周回しました。遊歩道のような道でした。



こちらはMotaさんから頂いた歩く時間を想定した、行程表です。別に、この行程表に束縛されて行程表の通りに歩く必要は有りません。Motaさんの場合は山に登るのがスタートではなく、机上で計画を練り始めた時が山登りのスタートです。緻密な計画。こう言うのを作成する事が好きだから、立派な行程表が出来ます。
Motaさんが楽しみながら行程表を造り上げていく姿が想像できます。



これから登る小牧アルプスです。
前方にゴミ処理場が見えますが、風が無く白煙が真っ直ぐ上に上がって行きます。




温水プールの第3駐車場です。
集合時間は8時30分となっていましたが、みんな集合時間より前に「出席」です。
久し振りの再会です。
新年と言う事も有り、挨拶を交わし、山を歩く仕度をします。

集合場所は温水プールの駐車場したが、温水プールが開く前の時間であり、駐車場に入れませんでした。この第3駐車場はふれあいの森の利用者のために、開放しているのでしょう。



いわゆるゴミ焼却場です。ふれあいの森の案内図には環境センターと書かれています。地図には衛生組合環境センターとなっています。センターの横を通ったとき、岩倉と小牧の名を目にしました。岩倉市と小牧市が組合を設立して運営しているのでしょう。
このような施設は、住民にとっては必要不可欠な施設です。でも、自宅近くに設置となると・・・・。反対運動が起こります。小牧市の小山の下の位置。このような施設を設ける場所が有のが好いです。それに隣の温水プールはここからの余熱を利用しているのでしょう。




登り始め。
ふれあいの森の案内図でこれから歩くコースを確認しています。




歩き始めました。両側に低潅木と言うのでしょうか。
背の低い木で葉が落ちた木が並んでいました。




モウセンゴケ群落保護地でモウセンゴケを確認しました。当然、今の時期に見る事は出来ません。でもモウセンゴケが有った跡は確認できました。
市道四季の道を歩いてきて、あずま屋の有る休憩地に来ました。
まだ、新しいのか、整備されています。





休憩地からの眺望です。
直ぐ下に環境センターが有り、煙突から煙が出ています。
正しく言うと煙でなく蒸気です。煙突から熱気が輩出され、白い蒸気に変わります。このシャッターを押した時は排気が一瞬止った時です。桃花台の1本だけの高層住宅が見えます。




先頭を歩くKオジサンです。
まだ、歩き始めたところですので、足元はしっかりしています。




上のあずま屋まで上がって来ました。
左はトップを歩いてきたKオジサン 。右は撮影しているMotaさん。猿投山方面の展望が開けています。




ここからは猿投山が良く見えます。
手前には高蔵寺の住宅団地が見えます。ここからも煙突から出る白煙が確認できます。ゴミ処理場でしようか。




整備してある、市道四季の道を歩いて来ました。
立派なふれあいの森の看板が設置して有りますが、この場所が兒(チゴ)の森からふれあいの森に向かう時の入口となります。



兒(チゴ)の森の入口に来ました。
ここから左に向かって行くと兒(チゴ)の森となります。兒(チゴ)の森の案内図を見て、進む道を確認しています。




兒(チゴ)の森の案内板。
現在地の印の下に、薄くふれあいの森の字が読めます。兒(チゴ)の森、とふれあいの森の連結性を表現するため途中で途切れるような道を書いておくと、良いのではと思いました。このような点は利用者目線で見ていないからでしょう。




兒(チゴ)の森に入り、まほろばの里山通りを歩きます。
こちらの男性。大きな望遠レンズのカメラを持っていました。何が撮れますかと聞くと、さっき、ツグミを見たと応えてくれました。昔だったら、焼き鳥になった鳥ですねと言うと笑っていました。
ツグミ。どのような姿の鳥か知りませんが、かつては霞み網で捕獲されていました。




わくわく小屋の前に来ました。
兒(チゴ)の森の小道案内図が設置して有ります。
ここは、広場のような場所で、やまざくらの小道。ドングリの小道。ウグイスの小道へと進む事が出来ます。




左に進路をとり、うぐいすの小道を進みます。
Motaさんが先頭を歩きます。
うぐいすの小道となっていますが、春の時期。うぐいすの鳴き声が聞けるのでしょうか。




きつつきの小道の入口です。
ここからは階段を登ります。




きつつきの小道から、少し横にスライドします。
北側の眺望が開けます。




展望地からは北側に入鹿池が見えます。
今の時期。池にはワカサギを釣るボートが何隻も出ています。
池の左側。尾張富士が見えます。




西山に着きました。
手作りのプレートが下がっていますので、ここが西山だと判ります。



キツツキの小道を歩いて来てムササビとうげに来ました。
ムササビとうげは小道の中心の位置となります。



ムササビとうげから小道が放射線状に延びています。
リスの小道は⑤なのですが、こちら側の丸太に貼られているのは⑤が欠落しています。
リスの小道の反対側の丸太には⑤がチャンと付いていました。




リスの小道を歩き青空小屋へ向かいます。
この先、安手奈山へ向かいますが、そこからはピストンで往復となります。




青空小屋の南側です。
桃花台方面が見え、向こう側に蛇行する中央高速が見えます。
車が音を立てて走っています。




誰が付けたのか、本堂ケ峰(276m)のプレートが丸太に結び付けられています。
羽子板の形に、何か意味があるのでしょうか。
このプレートが無かったら、この場所が本堂ケ峰だと気づきません。




登山道に「トオセンボ」するかのように、横たわる木があります。この木の下を潜って先に進みました。
そして、その木の上にはプレートが付けられています。




斜面に丸太の杭が立てられ鉄線が張られています。
境界線となるのでしょう。
県有林のプレートが付けて有りました。



天川山の山頂へ来ました。
手作りの山名プレートが付けて有りました。




天川山山頂から数分のところに展望地が有ります。
展望地の直下は土砂の砕石場です。展望地に立っただけで、形状は判りませんが断崖絶壁となっているのでしょう。展望地から、これから向かう安手奈山のアンテナが見えます。



展望地から入鹿池と尾張富士が見えます。
眼下に採土場のプラントが見えます。




次に来たのが東山のピークです。
こちらにも手作りの陶製ネームプレートが下がっています。ただ、標高が273mなのか279mなのか。読み難くくなっています。プレートの付けて有る丸太に注目です。このプレートを付けた人は自然木に直接取り付けないで、わざわざ丸太を持参しています。担いで登ってきたのでしょうか。
小牧アルプスに上ると決めてから、手作りのプレートを焼いたのでしょう。



前方に林道が見えてきました。




林道を横切り、再び林の中に入っていきます。



安手奈山の山頂へ向かっていきますが、大きな木が眼に入りました。
一緒した人は、何の木だろうと話していました。





アンテナ敷地の擁壁まで来ました。
人の背丈ほどの高さが有ります。




安手奈山へ向かうには、擁壁をよじ登らなくてはなりません。
左は擁壁によじ登ったところの仁べえさんです。右はロープに手を掛け、登り切ろうとしているKオジサン。Motaさんが撮ってくれました。
足元に石柱や木柱。それに木にロープが結んで有りました。ロープが無かったら、登れなかったでしょう。




擁壁を上がると、アンテナが見えます。
冬期で木の葉が無いのでタワーが良く見えますが、葉が繫っていると見えないでしょう。




左はDocomo東小牧無線中継所と表示しています。シールで隠して有りますが、下には東海と読めました。組織が代わり、東海の文字を隠すようになったのでしょう。右は林道となっています。先ほど横切った林道が螺旋状になっていて、ここまで上がってきているのではないかと想像しました。タワーを建築したときの工事資材の搬入路だと思います。




青空を背景に大きく聳える、Docomoのタワー。
勿論、電波は眼に見えませんが、電波が見えるとしたら、凄い量が飛び交っていることでしょう。




山頂に向かって歩きます。
登山道らしい道は付いていませんが、山頂に向かうコースだとは判ります。




山頂に到達です。
ミンナで三角点にタッチです。




無線中継所のゲート前まで戻って来ました。




今度は擁壁を下らなくてはなりません。
左は*よっちゃんさんが降りる場面です。そして右側は私、Kオジサンが降りるシーンです。下から仁べえさんが支えてくれました。



東天川山の山頂です。
安手奈山に向かう時、この場所は見落としましたが、戻る時は見つける事が出来ました。丸太だけは残っています。ここ、東天川山の山頂も天川山や東山と同じように陶製の山名プレートが下がっていたのでしょう。
山頂の位置を特定出来ない時、プレートが有ると助かります。でも、人に寄ってはどのような物もゴミだと言う人が居ます。そのような人が持ち去ったのでしょう。
天川山や東山に置かれていたプレートの表には、設置しただろうと思える人の名が載っていました。何も無い山頂に山頂名のプレートを付けてくれるのは、良いですが、自己満足を満たすようなプレートの設置は、して欲しくないです。せめて、名を刻むとしたら裏側に付ける奥ゆかしさを望みたいです。
このプレートを下げた人は下から丸太を持って来ていました。自然木を傷めない様にとの心配りだけは評価したいと思います。
右は幹に表示してあった東天川山のポイントです。この印が無かったら気づきませんでした。



帰路。
元の方に戻ります。
このように杭を打ち、鉄線が張ってありますが、コースのところだけは通路となっています。




再び、展望地まで戻ってきました。




展望から尾張富士が良く見えます。
お昼近い時間ですが、まだ、ワカサギを釣っているボートが見えます。丸くて小さく見えますが、アレは日本モンキーパークの観覧車です。明治村の聖ヨハネ教会も見えます。




展望地から青空小屋に来ました。
ここ、青空小屋でランチタイムとします。




男性はみな、カップ麺のランチです。




青空小屋の前。春日井方面の眺望です。
朝、安手奈山に向かうときよりも靄ってきています。春日井の製紙工場から白煙が立ち上っています。




ムササビ峠からわくわく小屋の前に向かっています。




わくわく小屋の前の場所に戻ってきました。広場のようになっています。
左の家屋がからわくわく小屋です。

このわくわく小屋ですが、兒の森活動グループの拠点となっているようです。兒の森のまほろばの里山通りを歩き始めた所に綺麗なトイレが有りました。トイレのコンクリートの床が濡れていたのです。ここの人たちが清掃してくれたのかも知れません。



ささゆりの小道を歩いて来ました。
ふれあいの森の案内図です。
兒の森からふれあいの森に向かいます。
この案内図の場所から白山神社に行きます。そして白山三角点、展望台へと道が続きます。案内図ではこの道が書かれていません。



白山神社への道。
途中に有ったのが、御嶽神社の石碑です。






白山神社への道。良い雰囲気です。
このように、良い道の場所も有りました。




この坂を登り切ると白山神社です。




白山神社から見える南側の眺望です。
右側の小高い山が小牧山で城が有るところです。
白山神社に鳥居が有りました。鳥居の柱にメナード化粧品の名のプレートが貼られていました。私たちの後から登ってきた人に記念写真らシャッターら頼みました。その男性がメナード化粧品の社長が、この山の下の出身だと話しました。地元の人でした。




白山神社から下って行きます。
右へ行くと入鹿池。左に向かうと温水プール方面です。少し草臥れた、プレートですが、犬山勤労者山の会の文字が読めます。指示標識ですので、本来なら、行政が設置するべきでしょう。




コースは、一旦下って登り返すと、三角点の場所となります。
三角点の位置は何処なのか、判っていなくて、登ってきた男性に有る場所を尋ねました。男性は教えてくれましたが、お喋りの好きな人でした。




下って登って。
三角点の場所に来ました。




周回の散策路となっています。
途中の展望台に寄りました。
先客にご夫婦がいらっしゃいました。ご夫婦は桃花台に住んでいると言っていました。そして、以前は南区道徳に住んでいたと話しました。南区の道徳と言えば伊勢湾台風で被害に遇った場所です。言葉を交わしましたら、水に浸かったのだそうです。50年以上も昔の事です。でも、東海地方に住む者にとっては忘れることの無い災害でした。
ご夫婦との一期一会の出合いでした。




周回の道となっていて、あずま屋も設けられています。




この、階段の道。
私たちは下っていくのですが、反対側から親子がフーフー言って登ってきました。この階段の道を登るとなると、キツイだろうなと思いました。



右はKオジサンと仁べえさんの奥様です。
左は下山して行く、やっささん。前方に環境センターの煙突が見えます。




林道を歩いていきます。
前方に環境センターの煙突が見えます。





環境センターの横の所まで下山して来ました。




お疲れ様でした。
駐車場に戻ってきました。
朝よりも車が増えています。




仁べえさん提供のGPS軌跡図です。



感想
小牧アルプスを歩きましたが、北側は入鹿池や尾張富士。南側は小牧や春日井の街並みが見え、遠くに猿投山を確認できました。眺望の良いコースを歩けました。
前々から気になっていたアンテナの有る山。安手奈山。この山が安手奈山と言う名前だと言う事も知りませんでした。一人で来るとなると心細く思え、第一歩が踏み出せません。お誘いを受け一緒に登りまして、念願が叶いました。企画してくれたMotaさんのおかげです。http://www.katch.ne.jp/~mota/tozan452.html
感謝します。

小牧アルプスと言うのは、この山に登る人達の間から自然発生的に生まれてきた名前ではないかと思います。兒(チゴ)の森から安手奈山に掛けては、余り人が入っていませんでした。山の経験の乏しい人は青空小屋から引き返せとか、の表示も必要だと思いました。西山や本堂ケ峰に個人の付けたプレートが有りましたが、公的機関で設置して貰いたいものです。
それに、整備も望みたいです。

第3駐車場から登り始めましたが、ここは生活環境保全林ふれあいの森で、ふれあいの森と呼ばれています。何んとセンスの悪いネーミング。小牧ふれあいの森とか、車のナンバーのように尾張小牧ふれあいの森と名付ければ良いのに・・・。
小牧市役所の人はセンスが無いなと思ったら、この生活環境保全林事業は愛知県の事業でした。私の住む市のは日本ラインうぬまの森と名付けられています。岐阜市の百々ヶ峰の麓のは、ながら川ふれあいの森となっています。生活環境保全林の事業は今から4~50年前に取り組まれた事業なのでしょう。愛知県の生活環境保全林にはこのようなサイトがあります。http://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenyurin/0000009440.htmlここ、ふれあいの森は除外しています。施設を造るには造ったが、後の維持に金が掛かるというところでしょう。
コースの途中、犬山勤労者山の会のプレートが有った箇所のところでも指摘しました。駐車場の案内板でも、道の表示で足りない部分がありました。

コメント (5)
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登り初めは春日井三山   道樹山 (429m) 大谷山 (425m) 弥勒山 (436.6m)

2016-01-04 23:36:05 | ミツルのテントサイト

新しい歳を迎えました。
ミツルのテントサイトで、新春山歩き(道樹山~弥勒山) と、新年企画が貼られていました。
http://www.photobb.net/bbs.cgi?action=res&pid=&id=58584&code=1433
このところ、テントサイトへの参加をご無沙汰していました。掲示板に貼られていたのは昨年の暮れでしたのですが、見かけたのは新年になってからでした。

春日井三山なら積雪の心配も無く、山の高さも低山で登り易い山です。
早速、参加を表明しました。

 
山に登る準備をしています。
この日、春日井市都市緑化植物園は休園日でした。
それで、多目的広場の第3駐車場に駐車です。
私たちの他にも、山に登る多くの人が居ました。
みなさん、仕度をして山に向かっていました。

まずは、春日井市少年自然の家を目指します

私たちも準備して山に向かいます。
その前に、トイレを済ませてから山へ向かいますが、都市緑化植物園へは立ち入る事が出来ません。それで、少年自然の家の屋外トイレを使わせて貰うため、そちらに向かいます。



風花さんの案内で、春日井市少年自然の家に来ました。今日は月曜日で休所日です。昨年、3月に春日井三山に登った後、築水池方面に向かい、シデコブシを見に行きました。この近くに少年自然の家が有ることは知っていましたが、自然の家へ来たのは初めてです。立派な建物、開所していれば子供たちの歓声が聞こえるのでしょう。
表の陽だまりでは、オバチャンたち5人が居ました。お椀を持ち、何かを食べていました。ぜんざいか、お雑煮だったのでしょう。彼女たち、山へ登るような服装です。腹ごしらえをしてから山へ向かったのでしょうか。

細野キャンプ場の登山口へ

細野キャンプ場の登山口に向かいます。
前方に見えるのが、道樹山の方角です。



指示標識が立てられています。
左に向かうと沢道のコースです。前回、このコースから歩き始めました。
右は表道。階段のコースです。
道樹山。どうずさんと読むのですね。今まで、どうじゅさんと読んでいました。



階段の続く登山道を歩きます。
歩き難い、階段の登山道を避けて登ります。



トップを歩かせて貰った時のKオジサン。



高度を稼いできて、眺望の良い場所に来ました。
でも、空気の透明度が悪く、遠方が見えません。

道樹山のピークに来ました

道樹山のピークに来ました。
御社が設けて有ります。




道樹山の案内表示。そして指示標識。ここは東海自然歩道のコースとなっています。
ここが道樹山の山頂だと思っていましたが、三角点はこの場所よりも、定光寺寄りとなっていることを地図を見て知りました。


大谷山へ

道樹山から次の大谷山に向かいます。
コースの左側にも御社が見えます。
このように2箇所の御社が有りました。麓には御嶽教の石碑が有りましたが、道樹山は信仰の山なのでしょう。



ここでも、階段を避け横を歩きます。
この先は大谷山の山頂となります。

太谷山山頂

太谷山の山頂です。山頂の表示板。そして尾張富士方面です。視界は良く有りません。ランチタイムとしますが、この場所で始めると、顰蹙をかう事となります。
大谷山の山頂を避け、少し下がった場所へ南に移動します。

山頂を避けて、これからランチタイム

大谷山の山頂でシートを広げると他の登山者の眼に入ります。
山頂を避けて、南に来た平らな場所。
ここでシートを広げます。





ランチタイムの始まり、始まり。



momoさんが、油揚げに餅を入れています。
全部で9個のキンチャクを作ります。
右下はミツルさんが爪楊枝で、キンチャクの口を塞いでいます。



鍋に湯を入れて鍋の料理が始まります。




左は鍋キューブ。
右は鍋キューブを鍋に入れています。
鍋キューブ。人数に寄って使う数量を加減できます。
便利なものが出回るようになりました。




鍋に入ったハンペン。
その上には、イカも入れられました。



鍋が煮上がる待ち時間。
お湯から始めていますので、待ち時間と言ってもほんの少しです。



第1回目の鍋料理が煮えました。
ミツルさんが杓子で容器に入れてくれます。
右は、よそわれた鍋料理。イカが美味しかったです。



2回目の鍋料理。今度は豚肉が入ります。右は煮ているところです。



2回目。
よそって貰ったものです。
大きな豚肉が入っています。




3回目はキンチャクを鍋で煮ています。



中央のお肉。
momoさんが持参した牛肉です。



A5等の牛肉を戴きます。



容器に入れてもらったキンチャク。



写真の時間は12時34分を表示しています。
色々と話が盛り上がりました。
シートを広げたのが11時14分で撤収は13時頃です。
すっかり、満腹となりました。
シートを広げた場所は登山コースを避けて広げました。
それでも、大谷山頂と山麓を結ぶ直登コースの横でして、何人かの人が通って行きました。
どの人も羨ましそうな表情で通り抜けていました。中には美味しそうと声を掛けていく人も有りました。



シートを広げた場所の、すぐ横の場所です。
掃除をするための竹箒が置いて有りました。
私たちが昼食をしていた時に、ご夫婦の方が通り、ご主人がこの場所で手を合わせて拝まれました。
事情を聞きましたら、この場所は神様が降りてくる場所なのだそうです。
平らな場所ですが、ここでシートを広げなくて良かったと言うとこでした。

大谷山山頂に戻りました

長~い昼食時間を終えて大谷山の山頂に戻ってきました。


弥勒山へ

大谷山から弥勒山に向かいます。
縦走コースで鞍部のような場所です。
何れも左に下山していきますと、都市緑化植物園へ下りていきます。




この階段を登り切ると弥勒山の山頂となります。
オバアチャンと孫だったのでしょうか。
若い人が下で、女性が降りてくるのを待っていました。
でも、足元を見ると若い女性よりオバアチャンの方がベテランのように見えました。



あの空の見えるところが山頂です。
前から中高年の男性が下って来ます。
そして、若い男性が後ろから続いて来ました。親子ですかと声を掛けると、ソウですとの返事でした。親子登山です。息子が一緒に登ってくれるのは、良いですねと思いました。



弥勒山の山頂に到達です。


弥勒山山頂

弥勒山の山頂。
多くの人が登って来ていました。
こちら、ピントが合っていませんでしたが、野鳥のエサの台です。




ヤマガラにピーナツを与えるkatakuriさん。
ヤマガラがピーナツを狙い、小枝に留まっています。




ヤマガラがピーナツをゲットして飛び去ります。瞬間的な出来事で、ボケていますが、ヤマガラの背が映っています。
他の人もエサを与えようとしたのですが、ヤマガラは来ませんでした。ヤマガラはエサをくれる人を選ぶのだと、誰かが言っていました。



展望台です。
180度の視野が広がります。




展望台から見た尾張富士方面。
黄砂の影響が有るためなのか、視界が悪いです。




こちらは15.03.25に登った時、同じ方角を写したものです。
視界が良ければ、このように見えました。尾張富士に入鹿池。遠くに岐阜の金華山も見えます。




山頂は県境で多治見市のイチゴ園の案内も掲げて有ります。


下山を開始しました

下山を始めました。




足元の松の落葉。
フカフカの感触です。



風花さんを先頭にして下山していきます。



広い林道に出ました。




左はカンアオイ。楽遊さんが有る場所を教えてくれました。カンアオイが有るという事はギフチョウが生息している可能性があります。この辺り。愛岐丘陵はギフチョウの生息地なのだそうです。
右はヒョッコリと顔を出していたスミレです。



林道を歩いていて、みろく休憩舎が見えてきました。右はみろく休憩舎から見えた名古屋方面です。




下山して来ました。
前方に県道が見えます。



県道へ出てきました。
ここが登山口の1つです。地図には弥勒山近道入口と表示しています。
ここから登れると判っても、この場所に標識が欲しいところです。

お疲れ様でした

お疲れ様でした。
駐車地に戻ります。



感想
春日井三山へは昨年、3月に登り、また登りに来ました。違った時期に違った人と登れば、当然違った印象となります。それに、今回は凄い内容のお鍋の昼食で、満腹となりました。鍋の昼食も好いのですが、仲間内で打ち解けて話ができました。色々の話。大いに盛り上がり沢山の話に花が咲きました。
この雰囲気。「ミツルのテントサイト」の魅力的なところでしょう。

駐車地に着くと、何組かの人が仕度をして、山登りに向かって行きました。その人数の多さに春日井三山の人気の高さを感じました。春日井市以外からも登りに来ているかも知れませんが、春日井三山が春日井市民の山だと言うように見えました。
今回も、お世話になりました。何時もお世話くださっているミツルさんのサイトです。
ミツルの山登り日記
http://blogs.yahoo.co.jp/gotorami

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