名古屋からバスで富士山に向かい、富士山の裾野を14回のウオーキングで1周します。
今回の参加者は38名でした。
今回は女性が28名、男性は10名で圧倒的に女性が多かったです。
浅間大社駐車場(11:10) ― 富士山本宮浅間大社(11:20) ― 湧玉池(11:34) ―
富士宮スポーツ公園(12:50)~(13:25) ― 本門寺(14:00)~(14:05) ― 千居遺跡(14:59)
― 狩宿の下馬桜(15:13)
バスが東名高速を東に向かって走るうちに、富士山が近付いてきまして大きく見えるようになりました。
今月、25日が初雪となり、冠雪した姿がハッキリと望めました。
もうすぐ由比海岸です。
歩行ルート図
富士山本宮浅間大社がスタート地点です。
ストレッチ体操をして、ウオーキングに備えます。
浅間大社で説明をするリーダー
沢山吊るされた絵馬。
願い事が一杯です。
富士山の伏流水を自由に汲み取ることが出来ました。
大社に無事の祈願をして右手に進みますと湧玉池が有ります。
豊富な富士山の伏流水が音をたてて流れ出していました。
湧玉池。
伏流水が沢山流れ、水の中にはバイカモの花が揺らいでいました。
人に慣れた鴨が居て、餌をねだっていました。
少し雲が掛かって来た富士山を右手に見ながら住宅地の中を進みます。周囲は家が立ち並んでいます。
昼食場所は富士宮スポーツ公園でした。公園と名が付いていますように体育館やグランドが点在していますが、公園となっていて、緑の多い場所でした。
今日の昼食。天神屋の弁当。煮物が得意な店のようで、揚げ物が無く、味も美味しかったです。
道端に咲いていたヒガンバナ。
秋、真っ盛りと言った感じです。
本門寺に到着です。
ここで少し休憩を取りました。
山頂に雲が掛った富士山。広い裾野の形が分かります。
この後、本門寺、千居遺跡へと歩きましたが、進むにつれて人家が少なくなり、田園的な雰囲気となって来ました。
鬱蒼とした杉林の中を歩きます。樹間を歩く環境は良いのですが、アスファルト道を歩き、ゴール近くとなって、皆サンは疲れていました。
狩宿の下馬桜に到着し、終了のストレッチ体操をします。
名ガイド
今回は帝産観光バス名古屋が現地までの足となってくれました。
少し年配のガイドさんでしたが、今日は「車掌としての乗務です」と話していました。
帰路、バスが浜名湖へ差し掛かり陽が落ちてきた時です。
ガイド・・・「秋の陽は釣瓶落としと、申しまして・・・・」
若い添乗員は・・・「釣瓶って、どんなのヤ知らないわワ」
私は「加賀の千代女」ヤンと突っ込み。
ガイド・・・「朝顔に釣瓶とられて~」の切り返し。
そして、釣瓶とはどんなものかの説明。
流石に年配の「ガイド」だけあって、知識が豊富でした。
富士山に向かう途中の遠州豊田PAや富士川SAはスマートインターになっていて、利用する車が多いとか、富士山の南東の山は愛鷹山で、○○○メートルあります。とか
バスが薩捶トンネルを出て、右に田子の浦港が見えて来ると、「田子の浦 打ち出でてみれば・・・」
万葉集の一クサリ。
兎に角、知識が豊富な人でした。長年の勤務で蓄えてきたものだと思います。
最近の若いガイドの説明は耳障りですが、彼女の話の仕方は上手でした。
岐阜県に濃飛乗合と言うバス会社が有ります。
新人ガイドを新人研修で乗鞍岳に連れて行き、研修していたニュースを見たことが有ります。
イメージとして、そんな、新人を教育して一人前のガイドとして育てて行く教官。そんな雰囲気に感じられました。
富士山本宮浅間大社。
ここからがスタートです。
最後に
バスの車内でリーダーが、このようなバスツアーでウオーキングが初めての人はいますか、と訊ねましたら10人程の手が挙がりました。
今回、ウオーキングの経験の無い人でも、完歩することが出来ました。
38人全員が完歩です。
今日のコースは11.8キロでした。
約12キロを3時間程で踏破し、時速4キロ余りでで歩いた事になります。
この後、13回のウオーキング。今日のように歩けたので、今後は絶対に歩けます。これからウオーキングを続けて1周を目指てくださいと、勧めていました。
参加者の約4分の3は女性でした。友達同士の女性。単独の女性。御夫婦での参加。全体的に女性の参加が多く、女性が元気と言う印象でした。
山へ登ってみたい。ウオーキングをしてみたい。そんな願望を持っていて、バスで連れて行ってくれるのは、安心だから参加しているのかも、知れません。
好天に恵まれ、背中に汗をかくほどの気温でしたが富士を愛でながらのウォーキングが楽しめました。