Kオジサンの新・山歩きの記

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初夏の高島トレイル  ⑦木地山峠からナベクボ峠へ縦走 百里ケ岳(931m) 白石山(860m)ピーク803 (803m)

2011-05-27 14:06:32 | 水曜会

先週に引き続き「ジオンと山歩記」さん企画の高島トレイルのシリーズに参加させて貰いました。

木地山BS(8:27) ― 木地山峠(10:20)~(10:25) ― 百里ケ岳(11:32)~(11:48)  


百里新道分岐(12:04) ― 白石山(12:25) ― 根来坂峠(12:34) ― 展望台(12:51)~(13:31) 

 

― おにゅう峠(13:41) ― オクスゲノ池(14:52) ― P803(15:13) ― ナベクボ峠(15:54) ― 


ナベクボ峠登山口(16:25)  



乱丸さんから戴いたGPSの軌跡図


木地山のバスストップにあった高島トレイルの全体図。




ナベクボ峠の登山口にデポしてから、木地山のバスストップを出発し木地山峠へ向かいました。
まだ、スタートしたばかりで、足取りは軽いです。


ナベクボ峠に向かう北谷の道は谷を通過していきますが、トラバース箇所が有り、急な斜面
を慎重に進みました。
大きな木が点在していました。


百里ケ岳へは、木地山峠から南に向かって県境尾根を歩きます。右は落葉樹の自然林
で左は杉の人工林です。尾根道が筆境になっていることが良く分かります。



今日のコースで一番高い場所が百里ケ岳です。東の眺望がよく、遠くまで見渡せました。
東の方には若狭湾の美浜町が見え、その先には敦賀半島の西方ケ岳が薄らと確認できました。




百里ケ岳山頂下休憩をした時、これから進む根来坂峠の方面から若者のグループが駆け
上がって来ました。若いから駆け登る事が出来るのでしょう。




先に進むとイワウチワが群生していましたが、花期が過ぎ葉だけの状態でした。
根来坂峠の南にはイワカガミが群生していてピンクの花を一杯つけていました。


今日のランチ。
沢山の食材が持ち寄られました。



根来坂峠の地蔵堂に貼ってあったプレート。小学生が京都から小浜までを歩き、鯖街道を
確認したことでしょう。
画像では解り難いですが、2008.7.28~29と表示してありました。
真夏の暑い時期に学校からの引率で鯖街道を踏破し、先人の苦労を感じたのではないでしょうか。


今回、歩いたコースには木地山峠、根来坂峠、おにゅう峠、ナベクボ峠が有ります。
特におにゅう峠には大きな地蔵堂が有りました。若狭と京を結ぶ鯖街道が有ります。
かつては多くの旅人が往来し物資が流通しました。若狭の魚は勿論のこと、米や紙、布などが都へ送られました。このコースの中に炭焼き窯が有りました。この山地で成産し京都へ送り出されました。
地図を見てみますとおにゅう峠の南に焼尾地蔵堂。北には池の地蔵が有ります。峠を越える道は細く、この道で命を落とした人もいることでしょう。



通行の安全を願ってこれらの峠には大きさは違いますが、地蔵が祀って有ります。


オクスゲノ池。ブナ林の中に有リ、静寂に包まれたと言う感じでした。




ナベクボ峠を目指します。ここまで来るとゴールは近いです。

新緑に包まれたた高島トレイルを歩きました。近くでホトトギスの鳴き声が有り、遠くでは
カッコーの声が聞こえました。歩いていて、名の解らない野鳥の声を沢山耳にしました。
長いコースを長時間にわたって歩きましたが、天候も良く、緑に包まれ自然を楽しむことが
出来ました。

新緑のブナが美しく輝いていました。8時間近くを歩きましして、くたびれましたが足に
筋肉痛は残りませんでした。




 

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初夏の高島トレイル  ⑥横谷峠から木地山峠へ縦走  駒ケ岳(780m) 与助谷山(720m) 桜谷山(824m)

2011-05-20 21:28:30 | 水曜会

「ジオンと山歩記」さん企画の高島トレイルのシリーズに参加させて貰いました。
これまでに5回の回数を重ね、進んできました。
① 09.12. 1 愛初越~黒河峠  http://jiontoyamaruki.web.fc2.com/repo11/508takasima1202.html
② 10. 6. 2 黒河峠~大谷山  http://doratomo.jp/~jionusagi/repo1006/takasima.html
③ 10.10. 6 三重嶽~大御影山http://doratomo.jp/~jionusagi/repo1010/takasima3.html
④ 10.11.10 三重嶽~水坂峠  http://doratomo.jp/~jionusagi/repo1011/takasima4.html
⑤ 10.12. 1 水坂峠~横谷峠  http://doratomo.jp/~jionusagi/repo1012/takasima5.html

私は第2回と第4回に一緒させて貰い、今回で3回目の参加です。



木地山BS(7:30) ・・・ 横谷林道入口(7:55) ・・・ 横谷峠登山口(8:22)  ― P693(9:09)  


― 池原山分岐(9:45) ― 池(10:06)― 駒ケ岳南尾根(10:22) ― 駒ケ越(10:41) 

 

 ―  駒ケ岳(10:55)~(11:12)与助谷山(12:08)~(12:55) ― 桜谷山(13:34) 

  

― 木地山峠(14:06) ― 林道入口(14:30) ― 木地山BS(14:38) 






木地山バスストップに2台デポして横谷峠へ向かいました。
横谷峠へは林道寒風麻生線から入りますが、入口にはトラ柵が有りましたが、除けて入らせて貰い、
進みました。
峠近くまで来ると大きな土砂崩れで道全体をふさいでいましたので、車を道の広い場所に停め、土
砂崩れを乗越え登山口からスタートしました。

いきなりの急登りとなりました。周り一面はユズリハが群生しています。新しい芽が顔を出し、古い葉
が落ちる。それでユズリハとし言うのですが、シャクナゲの葉に似ています。

693のポイントまでは登りが続きましたが、ここからは分水嶺を進みます。多少のアップダウンを繰り
返しますが、これまでの急登に比べれば楽です。

高度を稼いでくると視界が広がり比良の武奈ケ岳ガ遠くに見えました。

駒ケ岳南尾根は大きなブナの連続です。見上げる新緑のブナの大木はどっしりとしていて、癒されます。



与助谷山で昼食となりました。皆さん、思い思いの物を持ちより、豪華な昼食です。乱丸さんからはコロ
うどんを戴きました。冷えたうどんにツユが掛かり、薬味のネギ、大根おろし、焼き豚が乗っています。歩
いて来て、汗をかいた体に冷たいうどんは何とも言えません。他の人からの山菜のてんぷらが上に乗りました。

同行の風花さんに寄りますと、今回のコースは歩行距離 約15km 累積標高 +1260m -1370m 
だそうです。
5時間ほどアップダウンのコースを歩きました。こうして、ご一緒させて貰えることがとても嬉しいですし、
これだけのコースを歩くことが出来る自分を褒めたいと思います。




乱丸さんから戴いたGPS画像の軌跡図。


木地山のバスストップ脇の建物に設置してあった高島トレイルのコース図。
すぐ横にはトイレが有ったが、まだ新しく清潔感溢れるトイレで有った。
これから入山と言う場合に利用するわけだが、環境保全協力費として500円位は払っても好いと思いました。



今日。これから辿るコースを確認します。



高島トレイルの地図でも確かめました。



横谷峠の近くまで来ると土砂崩れで道がふさがれ、乗り越えて来ました。



登り始めるとすぐに急な登りに出会いました。
木の間から気持ちの良い日が射します。




高度を稼ぐと遠方の眺望が開け遠くの山が見えました。
比良の武奈ケ岳だと思います。



眺望の良い場所では、思わず声が上がりました。






緑に染まってしまいそうなブナの巨木。
駒ケ岳南尾根には、このような巨木が多く有りました。


名の着いていない池。この池のふちを迂回して進みます。



駒ケ岳の山頂の表示プレート。ここで少し休憩を取りました。



若狭湾 小浜方面の眺望。
遠くにアーチ型の橋が確認できました。



焼き豚の乗ったコロうどん。



コロうどん。薬味のネギと大根おろしが乗っています。
そして他の人が持参した山菜のてんぷらが乗っています。
登って来て、汗をかいた体で、冷たいうどんが美味しかったです。



皆さんが持ち寄った食材。山菜。タケノコ。いろいろ並びました。


お疲れ様でした。山から下りて来ました。
木地山のバスストップまではもうすぐです。

ブナの木の一杯あるコースでした。
新緑で溢れる緑。初夏の山を楽しむことが出来ました。

山に行って来て、多くの皆さんから画像を送って戴きました。山で交流できるのは、好い事ですが、下山後も
こうして画像をいただけた事に感謝しています。


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「雨中歩行  ぐるっと琵琶湖一周ウオーク⑭」 2011年5月11日(水) 雨

2011-05-11 23:30:42 | ぐるっと琵琶湖一周ウオーク
名古屋からバスで出かけ、琵琶湖湖畔のウオーキングをつづけています。全部で、16回で琵琶湖を一巡します。今回は第14回で、萩の浜水泳場からJR志賀駅までを歩きました。天気予報で雨の予報が出ていて、雨が降り続き、歩く前から憂鬱でした。今回の参加者は39名でした。申し込みは40名だったのですが、お一人だけがキャンセルで、他の人たちは歩く気満々でした。女性が多く6割以上が女性でした。
琵琶湖西岸です。琵琶湖を時計で表現すると9時の位置です。4月に第13回が有りましたが都合が悪く、参加することができませんでした。
白砂青松の萩の浜をスタートしました。湖畔の松は春を迎え、緑の色を一層濃くしていました。湖畔を歩き、次に向かったのが乙女ヶ池です。大溝城の外堀としての役目があった池です。城跡に崩れた石垣の石が残っていて、城が有ったのだろうと推測させてくれました。乙女ヶ池にはユニークな形をした太鼓橋が掛かっていました。
近江の厳島神社と言われる白鬚神社。神社が近付くと湖水に浮かぶ大きな鳥居見えました。この神社はどっしりとした大きな構えの神社です。境内には立派な紫式部の歌碑が設けられていました。さらに南へ歩きますと、北小松水泳場や近江舞子水泳場が有りました。夏のシーズンになると水泳客で賑わう事を想像させるような湖岸でした。
第14回で歩いた行程
萩の浜水泳場(10:56) ― 乙女ヶ池(11:35) ― 鵜川石仏群(12:03) ― 白鬚神社(12:17~13:07) ―  
北小松水泳場(14:18) ― 琵琶湖周航の歌第2番歌碑(14:45) ― 近江舞子水泳場(15:14) ― 

比良暮雪碑(15:59) ― JR志賀駅 ゴール(16:21) 

第14回のコース地図
 


(10:32)
バスの車窓から。
安曇川に架かる橋の上から見た上流方面です。
野鳥が沢山居ました。
カワウだろうか。集まっていて黒く見えます。



車内のテレビに貼られた今日歩くコースの地図です。
今日のコースである、萩の浜水泳場からJR志賀駅を示しています。



(11:00)
萩の浜水泳場をスタートです。
湖畔を歩き始めました。傘の列が続きます。
春になり松の緑が濃くなっています。
左が琵琶湖畔で右が松並木です。
晴れていれば素晴らしいロケーションです。



長刀町の石柱を指して説明するリーダーです。


(11:41)
乙女ヶ池へ来ました。
橋の良い景色の場所ですが、傘が邪魔だった。




太鼓橋を渡ります。
ユニークな形をしています。
ここの橋はテレビのロケで使われた事が有るそうでした。




良い形をした橋です。




途中で折れて、クランク状になっています。




大きな本に群がる小人たち。
ガリバー青少年旅行村への距離を表すモニュメントです。



(12:03)
四十八体の石仏へ来ました。
雨の中、リーダーが石仏の説明をしてくれました。



雨に濡れる四十八体の石仏。
かつて武将が母を想い、石仏を創ったのだそうです。
盗難に遇い、今は四十八体では無くなっているそうでした。




(12:13)
雨中の歩行。
左前方に白鬚神社の大鳥居が見えて来ました。
国道を車が勢い良く走ります。



白鬚神社に来ました。




白鬚神社の境内です。
白鬚神社は大きくて立派なお宮さんです。





昼食のお弁当です。
晴天なら白鬚神社の境内で食べるのですが、外は雨が降っていたので、バスの車内での昼食となりました。
右側の丸いのが、型にはめて作ったご飯で、レンコンが乗っているのはチラシ寿司でした。
箸の袋には明治亭と印刷してありました。



神社から湖に目を向けると大鳥居が見えました。




(13:09)
昼食を終えて歩き始めました。
近江湖の辺の道の案内板で萩の浜から白鬚神社への地図を紹介していました。




湖岸を歩きます。




(14:10)
手造りボード。
あゆの里 小松の浜に ようこそ  と書いてあります。
右は説明するリーダーです。 




(14:18)
小松水泳場から雨で霞む湖岸が見えました。
先ほど歩いてきたところです。






湖西線。
通過していくサンダーバードが見えました。
今回、歩いているコースは湖西線と並行しています。
時々、列車が通過していきます。
湖西線は琵琶湖線北陸線のバイパス的な鉄路で、関西と北陸を結ぶ大動脈です。新しく設けられた鉄道でほとんどが高架となっています。





(14:45)
雄松崎の琵琶湖周航の歌第2番の歌碑。
左側にボタンが有り、押すと曲が流れました。
リーダーが歌碑について説明してくれました。



雄松崎(近江舞子)の湖岸風景です。




(14:59)
近江舞子内湖の横を歩きます。




琵琶湖の湖岸の方へ来ました。
ここにも魞(エリ)が有りました。




(15:57)
フェニックスの並木が並ぶ松の浦。
ゴールはもうすぐです。




JR志賀駅に着きます。



(16:24)
JR志賀駅で整理体操をしてウオークを終わりにします。




今日の歩行数です。
3万歩余りを歩きました。


最後に
今回は雨が降り続く中でのウオーキングでした。39名の参加者で3名が疲れからと筋肉が痙攣を起してのリタイヤとなりました。
このような悪天候でも大部分の人は完歩することが出来ました。公式的な距離は15.5キロとなっていましたが、リーダーが地図上で計測してみたら18.5キロあったそうです。このように歩けるのもリーダーが引っ張ってくれた事と共に、みんなの脚力が有ってこそだと思います。参加者は60歳を超えた人が大部分ですが、歩くことなら若い者に負けないぞと言う心意気。
そんな思いが伝わってきます。

晴れていれば、景色が楽しめ、一段と良かったことでしょう。
13回を飛ばして第14回の参加でした。
後日13回が開催になった時に参加します。






今回の経費
萩の浜水泳場からJR志賀駅 6,900円



「梅雨の晴間の湖岸歩行 ぐるっと琵琶湖一周ウオーク⑮」 2011年6月8日(水) 晴
https://blog.goo.ne.jp/nkataoka1948/e/ed1f5841bf1f8c7c2f75e9e4c2770eed

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JR東海 さわやかウオーキング IN 湖東三山

2011-05-07 23:55:43 | JRさわやかウオーキング・名鉄ウオーキング

初夏の湖東三山をウオーキングしてきました。
近江鉄道の尼子駅からバスに乗り、まず、西明寺からスタートです。両側にモミジが並んでいました。新緑で緑に染まってしまいそう。そんな、緑が溢れるような感じでした。秋の紅葉の時期にも来たいと思いました。本殿までは石の階段が続きます。長い石段を登り終えたところに本殿と立派な三重の塔が有りました。
西明寺から金剛輪寺。百済寺へは、湖東三山自然歩道が整備されていて、檜の林の中を進み、その後は初夏の田園風景の中を歩きます。丁度、田植えの時期で、あちこちで田植えが行われていました。
金剛輪寺の参道には1〇〇〇体のお地蔵さんが両側で迎えてくれました。ここも長い石段の連続です。自然の背景を利用した庭園は、ここも緑が溢れると言った感じでした。次に目指したのは、百済寺です。田植えの進む田園の中を歩きました。距離は6.5キロで少し距離が有りました。
百済寺も前の二寺と同様に山を背景にした寺で、長い参道を登らなくてはなりません。本堂に向かう前に、日本庭園を拝見しました。自然の水を利用した滝が有りました。庭園の中には樹木も多く、緑が溢れると言った感じでした。特に、ここの庭園は高い場所に有り、遠く近江平野が見渡せ、琵琶湖も確認できました。
主催者の地図には9.5㌔となっていましたが、寺の長い参道を上がる分も含まれていたのだろうかと言う思いがしました。長距離のウオーキングでしたが踏破することが出来ました。



主催者から渡された行程の地図。



まず、最初に訪ねたのは西明寺。モミジが鮮やかでした。参道は長い石段が続きました。
少し、息きが切れる。
でも皆さんはタフでした。



金剛輪寺の参道です。
両側には1000体の地蔵が並んでいました。
こちらも坂道の参道が続きます。



湖東三山自然歩道の標識です。
百済寺までは、まだまだあります。




田園地帯を歩きます。
背後の鈴鹿山系は新緑が眩しい位でした。



自然歩道を思い思いに歩きます。




田植えの最中でした。
子供もお手伝い?



名神高速のボックスカルバートの中から。
百済寺はもうすぐです。




百済寺の参道です。
この寺も長い石段が続きます。



さわやかウオーキングのゴールです。
ここでスタンプ帳に印を押してもらいました。
この後、バスで尼子駅に向かいました。


今回、米原から近江鉄道に乗りました。
http://blog.goo.ne.jp/gifu2212/d/20110508



最後に
湖東三山の共通点は鈴鹿山地を背にしていると言う事です。
ですから、何れのお寺も長い石段を登ることとなっていました。そんなコースを歩きました。
今回のコース。スタート地点までとゴールしてから駅までをバスで送り迎えして貰えました。このようにして貰えたから湖東三山を歩いて踏破できました。個人的に湖東三山を歩いて巡るとなると、歩く距離が長くなります。バスでの対応は有り難いことです。


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