先週に引き続き「ジオンと山歩記」さん企画の高島トレイルのシリーズに参加させて貰いました。
木地山BS(8:27) ― 木地山峠(10:20)~(10:25) ― 百里ケ岳(11:32)~(11:48)
百里新道分岐(12:04) ― 白石山(12:25) ― 根来坂峠(12:34) ― 展望台(12:51)~(13:31)
― おにゅう峠(13:41) ― オクスゲノ池(14:52) ― P803(15:13) ― ナベクボ峠(15:54) ―
ナベクボ峠登山口(16:25)
乱丸さんから戴いたGPSの軌跡図
木地山のバスストップにあった高島トレイルの全体図。
ナベクボ峠の登山口にデポしてから、木地山のバスストップを出発し木地山峠へ向かいました。
まだ、スタートしたばかりで、足取りは軽いです。
ナベクボ峠に向かう北谷の道は谷を通過していきますが、トラバース箇所が有り、急な斜面
を慎重に進みました。
大きな木が点在していました。
百里ケ岳へは、木地山峠から南に向かって県境尾根を歩きます。右は落葉樹の自然林
で左は杉の人工林です。尾根道が筆境になっていることが良く分かります。
今日のコースで一番高い場所が百里ケ岳です。東の眺望がよく、遠くまで見渡せました。
東の方には若狭湾の美浜町が見え、その先には敦賀半島の西方ケ岳が薄らと確認できました。
百里ケ岳山頂下休憩をした時、これから進む根来坂峠の方面から若者のグループが駆け
上がって来ました。若いから駆け登る事が出来るのでしょう。
先に進むとイワウチワが群生していましたが、花期が過ぎ葉だけの状態でした。
根来坂峠の南にはイワカガミが群生していてピンクの花を一杯つけていました。
今日のランチ。
沢山の食材が持ち寄られました。
根来坂峠の地蔵堂に貼ってあったプレート。小学生が京都から小浜までを歩き、鯖街道を
確認したことでしょう。
画像では解り難いですが、2008.7.28~29と表示してありました。
真夏の暑い時期に学校からの引率で鯖街道を踏破し、先人の苦労を感じたのではないでしょうか。
今回、歩いたコースには木地山峠、根来坂峠、おにゅう峠、ナベクボ峠が有ります。
特におにゅう峠には大きな地蔵堂が有りました。若狭と京を結ぶ鯖街道が有ります。
かつては多くの旅人が往来し物資が流通しました。若狭の魚は勿論のこと、米や紙、布などが都へ送られました。このコースの中に炭焼き窯が有りました。この山地で成産し京都へ送り出されました。
地図を見てみますとおにゅう峠の南に焼尾地蔵堂。北には池の地蔵が有ります。峠を越える道は細く、この道で命を落とした人もいることでしょう。
通行の安全を願ってこれらの峠には大きさは違いますが、地蔵が祀って有ります。
オクスゲノ池。ブナ林の中に有リ、静寂に包まれたと言う感じでした。
ナベクボ峠を目指します。ここまで来るとゴールは近いです。
新緑に包まれたた高島トレイルを歩きました。近くでホトトギスの鳴き声が有り、遠くでは
カッコーの声が聞こえました。歩いていて、名の解らない野鳥の声を沢山耳にしました。
長いコースを長時間にわたって歩きましたが、天候も良く、緑に包まれ自然を楽しむことが
出来ました。
新緑のブナが美しく輝いていました。8時間近くを歩きましして、くたびれましたが足に
筋肉痛は残りませんでした。