Kオジサンの新・山歩きの記

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ぐるり浜名湖一周ウオーク ② 「みかん街道を歩く」 11年12月21日

2011-12-23 16:52:42 | ぐるり浜名湖一周ウオーク

名古屋からバスで浜名湖に向かいます。浜名湖を5回のコースに分けてウオーキングして、湖を一周して歩きます。
今回は第2回で、湖西市の新居関所から奥浜名湖の浜名湖レストランまで歩きました。
今回の参加者は24名で、いずれも元気な高齢者ばかりでした。

新居関所跡(10:41) ― 応賀寺(10:51) ― JR鷲津駅(11:55) ― 本興寺(12:09)~(12:50) 
― 北部運動広場(13:42)~(13:50) ― 知波田駅(14:23)~(14:27) ― 
こでまりの館(15:01)~(15:08) ― 浜名湖レストラン(15:38)



主催者から渡されたコース地図。



新居関所跡の脇に有りました建物です。消防車庫とトイレが合築されていました。
関所跡とマッチした外観にするようお城のような造りです。
多分、消防車庫を建築する場合は消防庁から補助金が出ていますが、普通の建物の金額だけで
こんなお城タイプにするには、市が独自分で予算を出していると思います。


リーダーの説明の後、これから出発します。後方は新居関所跡です。
かつて、江戸時代。数多くの旅人が東海道を往来しました。
関所跡のこの見事な松。
どんな人々を見てきた事でしょうか。


新居関所跡のすぐ西側で発掘調査が進んでいました。
どんな遺物が出るのでしょう。


ウオーキングの面白さに歴史や文化を知ると言う事が有ります。
今回のウオークでは、湖岸のすぐ近くに海抜を示すプレートが設置されていました。
これは東日本大地震の後から、設置されたものでしょう。


湖岸をウオーキングしていて、小さく富士山が見えだしました。
皆さんは、一斉にカメラを向けました。
画像では、はっきり解りませんが、山と山の間に富士山が確認出来ました。


岸近くにあった漁に使う網です。
琵琶湖にもこれと同じような物でエリが有りました。魚の習性を利用して、網の奥へ導く
仕掛けになっているのでしょう。
下の画像は、鷲津漁港で、干されていた漁具です。



本興寺に着きました。
屋根が萱で葺いて有るお寺です。一番奥に構えていましたが、この寺の脇に多くの院が並んでいました。


今回も天神屋のお弁当です。
ご飯は菜飯と赤飯が並んでいました。


お揃いのダウンジャケットとザックのご夫婦です。
歳をとっても、こうして一緒に歩ける事は、結構な事です。
夫婦、仲良きことは・・・・


ミカン街道を歩いた訳です。
何箇所か、路傍に無人販売が有りました。
選果してなく、大きさはマチマチですが、100円で安く買うことが出来ました。


ウオーキングリーダーの説明で、この場所が開墾地で有ることが解りました。
土地改良記念碑の裏には沢山の関係者の名が刻んでありました。
人々の苦労の結果で優良な農地が生み出されました。
上の画像は、昭和40年頃に国のパイロット地形として取り組まれました。
歳月の推移により、ミカンの木も大きくなりました。


新所集落のパイロット事業の完成により、これまで荒地だった土地が改良され、ビニールハウス
の中では電照菊やカーネーションが栽培されていました。


ウオーキングをしていて、ミカンの無人販売が有りました。
リーダーが5袋程を買い、皆に1個づつ配ってくれました。
大きなミカンで、甘くて美味しかったです。


知波田駅に寄り、トイレ休憩をとりました。
駅舎は駅と歯科が兼用になっていました。
天竜浜名湖鉄道の時刻表では、列車は1時間に1本しか有りません。
それでも、貴重な住民の足となっています。


たわわに実ったミカン。
ミカンの木の横を歩きます。


ミカン街道を歩いた訳です。
これから出荷するために箱詰めしている場面と収穫されたミカンが貯蔵されている場面です。


ゴール近くで横山地区に「こでまり館」と言うトイレが有りました。
中へ入ると人を感知して、「恋は水色」のチャイムが鳴り出しました。奇麗な水洗トイレで壁には、
ジグソーパズルの額や絵が掲げられ、地元の方のお骨折りを感じました。
画像は、横山地区の湖岸です。
小さく見える赤い橋の先がゴールです。後、もう少しです。


赤い新瀬戸橋を歩きます。
歩道の幅は人が1人通る幅しか有りません。
昭和40年頃に架橋されましたが、当時、人が歩道を歩くことを想定していなかったのでしょうか。
この新瀬戸橋の横には銀色で吊橋タイプの瀬戸橋が有りました。


浜名湖の遊覧船。
光る夕日の中を進みます。

ゴールに着きました。
三ケ日みかんの直売所と店で売っていたミカン。


今回の歩数。沢山歩きました。



ウオーキングで、只、単に歩くのでしたら、後に残るのは疲れと達成感です。
見るもの、見るものに興味を持ち、歩きました。
関心を持たづに歩くと、何も知らずに通過してしまうところです。
ウオーキングリーダーの説明で、新所地区が荒地で、パイロット事業に取組み立派な営農地
を生み出したことが解りました。人々の苦労の結果だと思いました。
記念碑の裏には多くの関係者の名が刻んでありました。

ウオーキングが面白い。
10.03から11.09まで、16回掛けて琵琶湖を一周しました。そして、今は浜名湖の一周をつづけています。琵琶湖と浜名湖の違いは、琵琶湖の時、ほとんどが湖岸を歩きました。琵琶湖は烏丸半島の風車や湖北の水鳥観察館が有り、景色を眺めたり自然を感じるウオーキングでした。
一方、浜名湖は東海道や、湖岸から離れた田園地帯を歩きます。歴史や産業、文化に触れました。
湖岸に設けられた、津波対策で設けられた海抜のプレート。鷲津漁港で目した漁具や湖岸の仕掛け。知らないことを知ることが面白いです。見るもの見るものが新鮮に感じます。

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バスハイキング  京都一周トレイル 高雄から 嵐山渡月橋へ

2011-12-03 23:44:58 | バスハイキング

高島トレイルを歩き、余呉トレイルを歩き、バス会社の広告で京都1周トレイルの文字を目にしまして、気にかかっていました。

バスが岐阜を出発する時は雨が降っていましたが、高雄駐車場に着いた時には止んでいました。駐車場から谷底を目指して階段を下り、高雄橋で清滝川を渡ると、神護寺への参道となります。階段を登り返して神護寺を拝観しました。神護寺は高雄駐車場よりも高い場所となってキツイ登りでした。

ポイントまで戻り清滝川沿いの道を歩きました。この道は東海自然歩道になっていて快適な道でした。道の両側には手入れされた杉が並木となっていました。
植林された杉を通ると、錦雲渓と言う場所で風光明媚な景色でした。

清滝トンネルは内部の幅が狭く、入口に信号機が有り交互通行になっていました。狭い内部で路線バスが来た時は、ヒヤヒヤしました。

トンネルを出ると愛宕念仏寺があり終期のモミジが奇麗でした。
この辺りから、今までの雰囲気とはガラリと変わり、華やいだ空気で観光客が多くなりました。この先からは、化野念仏寺や二尊院等社寺が並んでいます。時間の関係で常寂光寺の拝観だけにとどめました。紅葉の名所の寺であり沢山の観光客で賑わっていました。


高雄駐車場(11:05) ― 高雄橋(11:18) ― 神護寺(11:31~11:50) ― 高雄橋(11:59) ― 
清滝橋(12:57) ― 錦雲渓 ― 渡猿橋(13:00)  ― 清滝トンネル(13:07~13:14) ― 
化野念仏寺(13:37) ― 二尊院(14:06) ― 落柿舎(14:14) ― 
常寂光寺(14:19~14:42) ― 
竹林(14:51) ― 渡月橋(15:00) ― 嵐山駐車場(15:10)




 主催者から渡されたコースの地図

高雄駐車場

乗って来た岐阜バスです。
この高雄駐車場からスタートです。



駐車場から下ると、赤い高雄橋が見えてきました。
それ程、混雑していません。




高雄橋の上から。
右の階段を登っていきますと、神護寺へ向かいます。


神護寺

急な石段を登ってきました。
これから神護寺に入ります。




神護寺の本堂にて。
上の写真の白衣の男性が被っていた笠。
男性は般若心経を唱えていました。




神護寺から戻りました。

京都1周トレイルのポスト。
高雄橋の脇に有りました。




清滝川のダム。




歩いた道は、東海自然歩道に成っていて、案内表示板が設けて有りました。




立派な杉並木。


錦雲渓

清滝川に掛かる沈下橋。



錦雲渓を歩きます。
秋、真っ盛りと言う感じです。



清滝トンネル。
トンネルの幅が狭く、信号機が設けられ、交互通行に成っていました。



トンネル内に路線バスが入ってきましたが、狭くてヒヤヒヤしました。





嵯峨野の菓子の店。食べるのが惜しい位可愛いです。
箱の中は土産に買いました物です。


嵯峨野の土産物屋。
赤く変わるモミジ。
黄色く変わるモミジ。



アップで・・・・。

落柿舎

沢山の人が訪れていた落柿舎。



常寂光寺

紅葉の常寂光寺。
多くの観光客が訪れていました。

渡月橋

嵐山の渡月橋。バックの山も紅葉が盛りでした。

この後、
バスが駐車している嵐山駐車場へ向かいました。


感想
秋の紅葉を愛でながらのウオーキング。
前半は錦雲渓を歩くコースでした。後半は嵯峨野と嵐山を歩くコース。渓谷美を見ながら歩く、そして後半は寺社巡りをしながら歩きました。

前半は渓谷美の有る道で、シーズン最後の紅葉を楽しむことが出来ました。清滝トンネルを過ぎると、後半はガラッと変わった雰囲気の道で多くの観光客が訪れていました。

紅葉の時期の京都となると、どうしても観光客が多くなってしまいます。この嵯峨野辺りへは若い時に来たことが有ります。今ではすっかり変わってしまい、当時の様子は残っていませんでした。
歩く時には雨が止んでいて、ウオーキングを楽しむことが出来ました。

コメント (2)
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