Kオジサンの新・山歩きの記

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米原市の里山  松尾寺山 (503.6m)  八葉山 (601m)

2014-01-31 22:13:45 | 水曜会

水曜会で米原市の松尾寺山から八葉山へと周回してきました。
米原市に、名神高速から北へ北陸道が分かれる米原ジャンクションが有ります。その南側に位置する山です。登り始めは緩やかだったのですが、北峰に到達する手前では急登となり、岩に掴まりながら登りました。低山とは言え、侮るなかれ。始めにキツイ登りがありました。それでも、登ってしまえば、アップダウンが有るものの、歩き易かったです。

松尾寺山はハイキングコースになっていて新しい標識が設置してありますが、夫婦杉、蔵王大権現、一本杉のプレートは設けられてから時間が経ち汚れ出ていました。
地蔵峠から八葉山へはハイキングコースでは無いので、道なき道を歩きましたが、尾根を歩くので迷うことの無いコースでした。

 駐車地(8:30)  ― 登山口(8:42)  ― 北峰(9:41) ―  夫婦杉(10:11~10:14) ― 

松尾寺山(10:17~10:23) ― 松尾寺跡 ― 松尾寺山(10:52) ― 地蔵峠(10:58~11:07  

― 八葉山(12:08~12:12)  ― 高圧鉄塔の横(12:29~13:20)  ― 林道出合(13:41)

 ― 鎌刃城跡主郭(14:03) ― 鎌刃山見張り台 ― 農道出合(15:12)  ― 駐車地(15:23)


乱丸さんから戴いたGPS軌跡図です。
駐車した場所から時計回りに周回しました。



スタートです。
先頭は、山たまごさんとジオンさん。
前方のゲートは名神高速のもので、向こうに冠雪した伊吹山が見えます。



ここから登り始めます。
林道のようのある道ですが、荒れていました。
冬で草が枯れていて歩き易かったですが、雑草が繫ると道が判らなくなります。



北峰の手前まで登って来ました。
高度が上がってくるに連れて勾配がキツくなりました。
快調にトップを行くジオンさん。
誰かが言いました。病み上がりの筈なのに・・・・。


北峰まで上がってしまうと、歩き易い尾根道の縦走です。
枝の葉が落ちていて、陽が差します。



夫婦杉の場所まで来ました。
大きな杉です。



松尾寺山の山頂に来ました。
誰かが手書きで数字を入れたのでしょうか。
三角点が有りましたが、石柱の上に獣のフンが乗っていました。



少し下って松尾寺跡に来ました。
周囲の状況から、かなり大規模な寺が有ったと想像できます。
今は石塔や説明看板が有るのみで、ひっそりとしていました。



松尾寺山に戻り、再び尾根道を歩きます。
ここは大きな木に囲まれた蔵王大権現です。



地蔵峠まで来ました。
1本杉の根元にお地蔵さんが有りました。



まだ、新しいコース標識と指示プレートが設けて有りました。
歩き易いコースですが、余り歩く人が居ないようです。



大木の根元に説明板があります。1本杉の由来でも話しているのでしょうか。



反射板のところまで来ますと、眺望が一気に開けました。
琵琶湖が望めます。



長浜の町が眼下に広がります。
湖岸のホテルや長浜ドームが確認できます。



コース中にヒラタケを発見。
沢山のヒラタケですが、凍っていて、取るのに一苦労です。
この場所の他にも何箇所かヒラタケを発見しました。



八葉山の山頂近くに来ると雪が有りました。



八葉山の山頂です。
こちらのも手書きしたようなプレートです。



八葉山の山頂でガサガサと音がして、音の方角を見ると鹿が居ました。
音を立てて走り去りました。
鹿との遭遇です。
まだ、成獣になつていない大きさでした。
山に来て、ニホンカモシカやサルに出くわした事が有りますが、鹿を見かけたのは初めてです。
左は鹿のフンで、松尾寺山の山頂で見かけました。
右は八葉山山頂近くで見かけた足跡です。
足跡もフンもまだ、新しかったです。



尾根道を歩きます。
右が自然林。左は植樹された人工林です。
ブナなのか、大きな木が有ります。



コースを歩き、高圧線の鉄塔下に来ました。
ここから藤原岳方面が良く見えます。
画像ではハッキリしませんが、鈴鹿の頭陀ケ平の鈴鹿幹線の鉄塔が確認できました。



鉄塔から少し樹間に入りランチを始めます。
風が無くて、穏やかな陽射し。
ランチをするには、もってこいでした。



みんなから出された食料。



乱丸さんのうどんとドルフィーさんのハムステーキ。



向こう側のうどんは、玉子カレーうどんで、チーズが乗っています。
左は丸アゲ、チャーシューにカニの剥き身。サトイモとコンニャクの煮物。
右はポテトサラダにキノコと野菜の煮物。お漬物それにフルーツです。

ご馳走様でした。



ランチの風景。



ランチを終え、緩やかなコースを下って行きます。



眺望の良い場所に来ました。
すぐ右下には林道が有りますが、崖になっていますので、ここからは下りれません。



斜面を下りる私。
回り込んで、林道に下ります。
斜面を下りますが、ケガをしないように慎重に下りました。



鎌刃城跡へ向かう私。
ここから尾根道を歩きます。


細い尾根を歩きます。
右は人工林。左は天然林です。


尾根から後ろを振り返ると、ここまで下ってきたのが判ります。
あの鉄塔の横でランチをしました。



鎌刃城跡に着きました。
こちらは副郭です。



こちらは鎌刃城跡の主郭です。
言うならば、本丸の位置です。
この先に、小谷城跡や玄蕃尾城跡が見えると説明板に有りました。
戦国時代の攻防。
今は杉が大きくなっているが、多くの兵士が右往左往したことでしょう。



手作りの見張り台が設けて有ります。



見張り台に上ってみます。
気分は戦国武将?

 
見張り台から八葉山の方角を眺めます。あの鉄塔のところから下りてきました。



鎌刃城跡から下山していきますが、前方に雪の伊吹山が見えました。
白い建物が車を停めた所です。


尾根道を下ると反対側に登った時の山が見えます。
あの鉄塔の下を歩きました。


鎌刃城跡から下山して来ました。
14時47分。
木々の間から冬の日差しが差します。



尾根道を歩き、午前中に歩いた反対側の風景を撮ります。



農道まで下りてきました。



右の白い建物が車を停めた所です。
伊吹山が建物に隠れて、全体が見えないのが、残念です。



以前、誰かが話していました。ジオンさんはマイナーな山を探してくると・・・・。
今回、周回しましたが、平日と言うこともあり、誰とも遭遇しませんでしたが、松尾寺跡に寄ったり鎌刃城跡を歩いたり出来る面白いコースでした。
それに、登ってみたら一番高かった八葉山の山頂辺りに少々の雪が有っただけでした。雪の状態によっては、地蔵峠から降りてくる想定だったそうです。
穏やかな陽気の中で周回してくることができました。
周回してきたのですが、木々の間から伊吹山と琵琶湖が見えました。葉が茂る時期なら無理であり、冬だからこその景色を楽しめました。

マイナーな山でしたが、面白い山だと思いました。

コメント (4)
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登り初めは、、、、、 綿向山 (1,110m)  竜王山 (825.8m)

2014-01-17 23:12:04 | 水曜会

1月も半月経ちました。
天候が悪くて中止とか、一緒に行く人の都合が悪くて出かけれなかったして、漸くの初登りとなりました。水曜会で乱丸さんから連絡がありまして、愛知、岐阜、滋賀の仲間と綿向山に行ってきました。
綿向山は標高が1,110メートルで11月10日が「綿向山の日」と制定されていまして、毎年市民登山が開かれています。昨年は、日曜日と言うことも有り1,500人余りの人が登ったそうです。

綿向山は手軽に樹氷を眺めることが出来る山で、関西の山の中でも人気のある山です。
私たちが登山口の駐車場に着いたときは、地元の滋賀ナンバーは勿論ですが、京都、奈良、神戸の車を見かけました。
この状態からも人気度の高さを感じます。

ゆっくりと歩き、竜王山へ縦走して下山しました。
駐車場(8:38)  ― ヒミズ谷出合小屋(8:59)  ― 3合目(9:56) ―  あざみ小舎(10:00~10:08)

 ―  5合目小屋(10:34) ― 7合目(10:52) ― 綿向山山頂(11:38~12:46)  ― 

幸福ブナ(12:53~12:55)  ― 分岐(13:02) ― 展望地  ― 分岐(13:16) ― 

高圧鉄塔(14:59) ― 竜王山(15:23) ― 林道出合(15:52)  ― 駐車場(16:19)



乱丸さんから戴いたGPS軌跡図。
表参道コースから登り始め、山頂からは竜王山への縦走路を辿り周回しました。


登り始めはトップに立ち、張り切って歩いていました。
こうして、仲間と一緒に登れる。
声を掛けてもらえる事が嬉しいし、一緒に登る体力の有る事を誇りに思います。



2合目と3合目の中間でアイゼンを装着しました。
ジムに通っていることもあり、以前よりは腹がへこみ、俯き易くなりました。
山に行ってきた後に、このような画像を送って貰えることが嬉しいです。



五合目の小屋です。
この小屋は前回に来た時にも有りましたので記憶に残っています。



高度が増すに連れて、枝が白くなってきました。



七合目を過ぎ、冬山コースを登ります。
この辺り。両側はブナ林となっています。

新聞記者との出合い。

9合目辺りに来ましたら、樹の根元に座り込み登ってくる人に向かってシャッターを切っている男性がいました。
京都新聞の記者だと名乗り、私たちのグループを撮りました。
その時の記事を乱丸さんからいただきましたが、掲載されていたのは私たちを追い越して行ったご夫婦でした。
自分たちが新聞に載るのかと期待したのですが、何組もターゲットにしていて、その内の1組だけが選ばれたのです。
期待が外れてしまったのですが、仕方がないでしょう。



京都新聞の記者。
盛んにシャッターを切っていました。



京都新聞の記事。
あの時のシーンがこうして新聞に取り上げられました。
新聞社のエリア外に住んでいて、こうしてその時の記事を目に出来ることは嬉しいことです。



見事な樹氷群。



綿向山の山頂に到着です。


山頂からの眺望

山頂の東側が開けていて、抜群の眺望でした。


東正面に雨乞岳が望めます。



アップで。
この右側には釜ケ岳。左側に御在所岳が見えました。
登ったことのある山を別の山から眺める。
登った時の記憶が戻り、面白いものです。




ランチが始まる前。
眺望が開けた場所で、山の同定が始まりました。



何を喋っているのでしょうね。


この方角に伊吹山が見えます。




遠くの山を眺めるKオジサン。
山を眺めながら何を思っているのしょうね~。



南の方角は。
遠くには伊勢湾が望めました。
弧を描く海岸線が見えます。



更に、アップで。
向こうの山並みは奥伊勢の山々でしょう。

楽しいランチタイム。

ランチタイムが始まりました。



みんなが持ち寄った食材。
チョコレートケーキ。バナナケーキ。それにサンドイッチ。
とっても豪華な昼食となりました。



乱丸さんのうどん。



皿に食材をチョイスしてみました。
卵焼き。ハムステーキ。コンニャク。五目御飯?。ポテトサラダ。それにお漬物。
また、他にワカサギの唐揚げやひじきが有りました。
右側は肉うどんです。







ランチタイムを終え、下山の準備をして、、、、、。



竜王山への縦走路を歩きます。



大きなエビの尻尾。
こんなに大きく成長したのは強い風が吹いたからでしょう。



幸福のブナへ来ました。



左が幸福のブナのプレート。
右側の木の下を潜り抜けます。



竜王山への縦走路を歩きます。




竜王山への縦走路を歩きます。



エビの尻尾をカメラに収めます。



斜面をシリセードで下ります。




竜王山への縦走路で下る時に尻セードで下りました。
尻セードで下って来る私です。


上の画像でやった、地点よりも少し下がった場所でも尻セードをやりましたが、
やっちまったァ

滑って行く時、勢いが付きスピードが出てしまい、滑落みたいになりました。
大事にならずに止まることができました。
その時は何んとも無かったのですが、アトから右脇腹に痛みを感じたのです。
時間が経つに連れて痛みが強くなりました。
翌日に医者へ行き、レントゲンを撮って貰いましたが、異常は無いとの事でして、一安心でした。



振り返ると綿向山の山頂が見えました。



巨大な高圧線が延びて来ていました。
この高圧線は鈴鹿幹線で藤原の頭陀ケ平から真っ直ぐ南西に延びる高圧線です。
頭陀ケ平から南西に延びていますので位置関係が判ります。




鉄塔の下に来ると広場のようになっていて、周囲の眺望が利きます。



鉄塔の下から綿向山の山頂が望めます。
右側の頂点が山頂です。
あの場所から歩いて来たのです。


最後に
綿向山へは01.11.17に登りました。もう、10年以上も前のことです。山の記憶が薄れ、5合目に小屋が有った事や山頂に塔が有ったことしか覚えていませんので、
まるで初めて登る山のように新鮮な印象でした。それに樹氷を目にすることが出来てラッキーでした。

山頂からは雨乞岳。鎌ケ岳。御在所岳が望めました。
竜王山から下山していて鈴鹿幹線の鉄塔下を通過しました。

頭陀ケ平から見た時の幹線。
土倉岳から見た時の幹線。
キトラ・旭山・岳を周回した時に見えた幹線。
鈴鹿幹線と言う高圧線に並ぶ山々。

位置関係が判ります。

山頂から見えた山々や。鈴鹿幹線を見て登った山の印象が甦る事が面白いです。

コメント (8)
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