Kオジサンの新・山歩きの記

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鈴鹿の山  羽鳥峰 (823m) ・ お金明神

2012-11-30 08:55:55 | 水曜会

水曜会で鈴鹿の最深部、羽鳥峠からお金明神へ、そして根の平峠へと周回をして来ました。

朝明渓谷駐車場(7:53) ― 猫谷分岐(8:29) ― 羽鳥峠・羽鳥峰(9:07)~(9:25) ― 
ヒロ沢出合(10:15)~(10:39)―  お金明神出合(11:14) ―  お金明神(11:40)~(11:46)
 ― 大瀞(12:25)~(13:11) ― タケ谷出合(14:06) ― 根の平峠(14:39)~(14:48)
 ― 朝明渓谷駐車場(15:45)

三重県側から県境稜線を越えて滋賀県側に下り、神埼川左岸を遡行してお金明神出合からお金明神に寄りました。大瀞でランチタイムの後、再び左岸を遡行してタケ谷出合で渡渉しました。川を渡渉した事は記憶にありませんので、新鮮な印象であり面白かったです。
鈴鹿の山はルートがしっかりしていて迷うことは少ないのですが、今回ような最深部は経験の有る人に同行して貰わないと行く事が出来ません。7人で行きましたが、ジオン隊長の他は誰も来たことが無かったです。


菰野町観光協会の地図。
朝明渓谷の駐車場管理人から買いましたが、ブログに使用して良いと返事を貰いました。



登山の準備をして出発します。



秋の終わり。
最後の紅葉です。



なわだるみ堰堤。ロープに掴まりながらよじ登りました。
ヨハネス・デ・レーケが技術指導したと書かれています。デ・レーケは木曽三川の分流工事で有名ですが、滋賀県大津の鶏冠山に行った時、鎧堰堤を目にした事が有ります。胸像が設けられ、その場所がデ・レーケの遺産でしたが、この場所にもヨハネス・デ・レーケの足跡が残っていました。
まだ鉄道が開通していない頃です。
移動するのも大変だったろうと想像します。



羽鳥峠に着きました。



羽鳥峰に上ってみます。
薄っすらと雪がかかっていました。



県境稜線を越え、羽鳥峠からヒロ沢を下ります。
前夜の雪が残っていましたが、下っていくに連れて消えました。



ヒロ沢出合へ下ってきました。



対岸に渡るのですが、渡渉できる場所を探します。



ジオン隊長が最初に渡り、福ちゃんが続きました。
そして、私も続いて渡りました。



mayuさんが渡り、ガッチリと腕をサポートする脱力登山家さん。



神埼川左岸を遡り、お金明神出合へ到着です。



この先にお金明神が有ります。
谷を登っていきます。



自然のオブジェ?
私にはインディアンの横顔のように見えます。
神域であり、周りを汚さないようにとの表示板が有りました。



下ってきて大瀞に向かいます。
すっかり落葉して、落ち着いた雰囲気になっています。



下に降りて川原でランチタイムにします。



川原に降りこの辺りでランチとします。



mayuさんのうどん鍋。
ジオンさんのぜんざい。
Dolphy さんの明宝ハム。
おなかが一杯になりました。



皆さんが持ち寄った食材の数々。
kayoさんのレンコンや手作りの生ハム。福ちゃんの煮豆やお漬物。
フルーツやお菓子も有ります。
どの品も美味しかったです。



大瀞の橋。傷んでおり、橋は「くの字」に曲がっていて、通行禁止となっています。
出来ることなら、早急に撤去して新しくつり橋でも架橋して欲しい物です。



静かな鈴鹿の最深部と言う雰囲気の場所を歩きます。



朽ちたプレート。



タケ谷出合いの浅い場所を渡渉しました。
元々、今回は川を渡る事が生じるだろうと、予め足拭き用のタオルを用意していきました。
靴をぬいで、川を渡渉した記憶がありませんので、初めての体験だと思います。
水が冷たかったのですが、刺すような冷たさでは有りませんでした。

山から下りてきて同行した皆さんから渡渉している画像を送って貰いました。
自分では写る事が出来ないシーンをこうして頂ける事は嬉しく、ありがたいことです。



水の綺麗な神埼川。
この場所を後にして根の平峠に向かいます。



タケ谷を登って行きます。



高さが増して来ると、うっすらと雪が現れました。



勾配が緩くなり、もうすぐ根の平峠です。



根の平峠を越え、伊勢谷を下ります。
左側の川は豪雨の爪痕が残っています。



降りてきました。



朝明渓谷駐車場に到着です。
紅葉したモミジ。最後の紅葉です。


最後に
2度、神埼川を渡渉しました。1回目は岩を飛び越えてです。川に落ちないように慎重に岩から岩へ移りました。2回目は靴を脱いで川を渡りました。川の水は冷たかったのですが、これも山登りの一部だと思うと、好い経験が出来ました。

以前からお金明神は知っていましたが、個人では行くことの出来ない場所です。
熟達したリーダーに先導して貰い、行って来る事が出来て良かったです。


一緒したのはジオンさん(http://www.ogaki-tv.ne.jp/~koike/)、
Kayoさん(http://blog.goo.ne.jp/moka_0001/d/20121129)、
脱力登山家さん(http://plaza.rakuten.co.jp/Mb2006/)、
mayuさん(hhttp://blogs.yahoo.co.jp/mayu_no_yama)、

コメント (2)
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中山道 木曽11宿ウォーク⑨ JR薮原駅 ⇒ JR奈良井駅 12年11月21日

2012-11-21 23:51:05 | 中山道 木曽11宿ウオーク

名古屋からバスで出かけ、10回のコースに分けて木曽路を南から北へウオーキングしています。
今回は第9回で、参加者は27名でした。

回を重ね、今回が第9回でした。
これまで並行していた木曽川とは別れ、鳥居峠を超えると奈良井川に変わりました。この鳥居峠は御嶽山に戦勝祈願してか、戦勝の礼としてか、峠に鳥居が設けらて、鳥居峠と呼ばれるようになりました。
中央分水嶺で、雨水の流れが太平洋側と日本海側に分かれて流れます。
東側は奈良井川で犀川、千曲川、そして信濃川となって日本海に注ぎます。

今回、JR薮原駅からJR奈良井駅までを歩きました。距離にして7.7キロでしたが、10回の内最大の難所である鳥居峠を越えました。薮原駅の辺りが925メートルで鳥居峠が1,197メートルです。さらに明治天皇駐蹕(チュウヒツ)所跡は1,200メートルとなりますので、300メートル近い山へ登った事となります。 

道の駅 木曽川源流の里きそむら(11:08~11:44) ― JR薮原駅(11:47~11:53) ― 
SL・一里塚跡(11:57) ― 薮原宿本陣跡(12:11) ― 尾州御鷹匠役所跡(12:17) ― 
消防署横(12:26~12:33) ― 測候所跡(12:58~13:06) 一 御嶽遥拝所(13:16) ― 
鳥居峠(13:33) ― 中の茶屋(13:49) ― 鎮神社(14:15) ― 
JR奈良井駅(15:00~
15:11) ― 杉並木・二百地蔵(15:17) ― 駐車場(15:21)


出典。中山道鳥居峠越えコースガイド。
木祖村観光協会発行。




薮原駅に向かう中央高速のバス車内から見えた仙丈ヶ岳。




バスの車窓から左に木曽駒ケ岳などの中央アルプス群。
右側には仙丈ヶ岳が望めました。




道の駅 木曽川源流の里きそむらに到着しました。
ここで弁当を受け取り、昼食を取りました。
バスの車内で食べる人。
道の駅の庇下で食べる人と色々でした。




お握り弁当です。
本来ですとここで弁当を受け取り鳥居峠の円山公園で食べる予定でしたので「お握り弁当」になっていましたが、丸山公園で食べる事が出来ないため、この道の駅で食べてからの出発となりました。
お握りは、ご飯が茶碗1杯分よりも多い量でした。エビフライ。蛎フライ。空揚げ。ウインナソーセージ。薩摩芋のてんぷら。サケが入っていました。途中の公園で食べれるようにハンディになっていたのです。
おかず無しで、お握りだけでも十分でした。




道の駅から下って、薮原駅の前でウオーキング開始のストレッチ体操をしました。






開始して、最初のポイントが一里塚です。
一里塚跡の脇にはD51が保存されていました。




一里塚跡の石碑と説明板です。





高札場跡です。
標柱が立っているだけでした。





薮原宿特産のお六ぐしのお店です。




薮原宿にも屋号の表札を掲げた家が何軒か有りました。
水車と言う屋号は水車で米を搗いていたのでしょうか。





薮原宿の本陣跡に来ました。
薮原宿は大火にあっていて、昔の建物が残っていないようです。




飛騨街道分岐点で説明するウオーキングリーダー。
ここから道が別れ野麦峠に向かう事が出来ます。




尾州御鷹匠役所跡です。
この場所に御鷹匠役所が有りました。




唐松林を歩きます。
落葉した唐松の葉が絨毯のようにフカフカしていました。




石畳みの上に落葉が積もり、歩き難くなっていました。




大分、高度を上げて来ました。
もうすぐ測候所跡です。




東屋で展望台になっていました。




展望台からは薮原の町が一望できました。
これまで眺めながら歩いて来て、細くなった木曽川が見えます。



この上が御嶽遥拝所です。
最後の登りを登ります。




御嶽遥拝所から望めた御嶽山。
冠雪した御嶽山が確認できました。




栃の木巨木群。
道は水平になり、歩き易かったです。




明治天皇駐蹕(チュウヒツ)所跡です。
展望が良く、ここからも御嶽山が見えました。 




ここが鳥居峠です。
右側の建物が「峠の茶屋」で、ここからは下り道になります。




奈良井宿。JR奈良井駅への指示標識。
初冬の柔らかい日差しが影を写しています。



街道を下ります。
初冬となり、葉がすっかり落ちていました。




杉並木。
もうすぐ鎮神社です。




鎮神社近くまで下りてきました。
ここから奈良井宿に入ります。



鎮神社に到着しました。
ここで、一旦解散し15時10分に奈良井駅に集まる事となりました。
ここからは自由に宿場町の雰囲気を味わいながら奈良井駅に向かいます。



奈良井側に保存されていたC12です。

2両の蒸気機関車
峠を挟んで2両のSLが保存されていました。
薮原側にD51。奈良井側にはC12です。
共に中央西線で活躍した蒸気機関車で、電化工事が進みこの場所に静態保存されています。




C12の説明板。




奈良井宿の入口に映画の撮影中の看板が出ていました。




奈良井宿に入ると、平日とあって、行きかう人が少なく江戸時代にタイムスリップしたような風景を目にする事が出来ました。




前方に人だかりが見えます。




映画撮影の現場でした。

映画の撮影。
奈良井宿の入口に映画の撮影中の看板が立ててありました。
奈良井宿には江戸時代にタイムスリップしたような昔の雰囲気があり、映画の撮影場所に適しているからでしよう。
宿場の中心地あたりで、昭和か大正の時代背景の映画でしょうか。
旅館の前で、リヤカーに人が乗って寝ているシーンを撮影をしていました。

撮影現場を離れ、通行人の整理をしていたフィルムコミッショナーの人に尋ねましたら「はじまりのみち」と言う作品で来年の6月に公開予定だと話してくれました。

自宅で「はじまりのみち」を検索してみましたら木下恵介を主人公に捉えた作品でした。
http://www.shochiku.co.jp/kinoshita/news/2012/11/07104818.html

 




リヤカーに人が乗っていて、撮影していました。
乗っていた人を撮影できませんでしたし、撮影現場をサット通り抜けたのでして、誰がリヤカーに乗っていたか判りません。
推測ですが、田中裕子さんが乗っていたのだと思います。




撮影現場から少し離れると、皆の拍手が聞こえてきました。
今日の撮影分が一区切りしたのか、このシーンが一区切り付いたのでしょう。
荷物の載った、あのリヤカーも撮影で使われたのでしょう。




水飲み場が有り、ここで旅人は喉を潤しました。
水神様が祀られています。
谷からの水を引き、単に谷からの水とせずに、水神様と、感謝と畏敬の念を持って望んでいるのではないでしょうか。




暖簾を仕舞い込んだ「杉の森」。
杉玉が下がっていません。




宿場の中程に杉玉が下がっていない酒屋を見かけました。
店先に近寄ってみるとこの10月23日で休業すると書いてありました。
閉じた店先に暖簾が下がり、創業寛政五年となっていました。
100年以上続いた酒屋さんですが、このまま廃業となってしまうのか、継続して再開するのか分かりません。
宿場の風景に合った酒屋さんです。
再び杉玉を軒先に下げて欲しいものです。

 
越後屋の店先。
ここで五平餅を買いたかったのですが、午後の商いを行っていない時間でした。
越後屋の五平餅が美味しいと書かれていましたが、買えなくて残念です。




予定時間より早く、奈良井駅に着きました。
ここで全員が揃うのを待ちました。




全員が奈良井駅に集まった後。
この後、八幡神社に向かいました。




八幡神社への道は杉並木となっています。
杉の大木の並木。
この大木たちは古の旅人を見下ろしてきたことでしょう。
物言わぬ大木ですが、彼らが言葉を発したらどんな声が聞けるでしょうか。



宿場の反対側の駐車場に向かいます。
丁度、普通列車が通過しました。




バスの駐車場でストレッチ体操をして、本日の終わりです。
27人が歩きましたが、途中で1人がリタイア。
残りの皆さん。峠を越える難路でしたが、良く歩きました。



本日の歩行数です。
良く歩きました。


感想
カミさんを事前に市内の低山に登らせました。
今回、ハーハー言いながらも峠道を登ることが出来て、なんとか鳥居峠を越えることが出来ました。結果的には、事前に低山へ登った事が無駄ではなかったようです。

中津川をスタートし、これまで夫婦で9回と、回を重ねることが出来てよかったです。次回は第10回で、いよいよゴールを迎えます。

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鈴鹿の山  青岳 (1,102m) ・水晶岳 (954m)

2012-11-16 00:20:19 | 水曜会

水曜会でジオンさんからお誘いがあり鈴鹿山系のブナ清水・きのこ岩・青岳・水晶岳を周回して来ました。
当初は滋賀県の弥高山へ行く計画でしたが、天気が優れず鈴鹿への転戦となりました。
青岳や水晶岳へず~と以前に登ったことがありますが、歳月が経過して記憶が薄くなっています。
登山道を歩きましたが、初めて登るように新鮮な印象に感じました。
かつてブナ清水を目指した時がありました。現在のようにしっかりしたプレートが設けておられず、入口が分かりませんでしたが、どうにか到達することが出来ました。
多くの人が鈴鹿を訪れるようになり、ブナ清水へ向かうコースが明示されました。
これも時代の流れなのかも知れません。


朝明渓谷駐車場(7:59) ― ブナ清水入口(9:03)~(9:15) ― ブナ清水(9:45)~(9:51)


 ― 1081P(10:30) ―  きのこ岩(10:39)~(10:46) ―  青岳(10:51)~(11:08)


 ― 根の平峠(11:50)~(11:52) ― 水晶岳分岐(12:14) ― 水晶岳(12:18)~(13:15)


 ― 水晶岳分岐(13:18) ― 中峠(13:32)~(13:36) ― 水車小屋(14:20)~(14:29)


 ― 朝明渓谷駐車場(14:43)



菰野町観光協会の地図です。
朝明渓谷の駐車場管理人から買いました。
その時、ブログに使用してよいかと訪ねたら、良いと返事をくれました。


朝明渓谷の駐車場。
仕度を整えて登りに掛かります。


登り始め。
この辺りの標高では、紅葉が見頃です。


登山道に入りました。
豪雨によって渓谷が荒れています。


ブナ清水への入口。
かつて、ここへ来た時はこのようなプレートが無く、ブナ清水へ向かう道を探しました。


ブナ清水への入口の場所で休憩しました。
登りの再開です。


ブナ清水の場所に到着しました。


岩の下から綺麗な水が流れ出ています。


ブナ清水の上の場所。
ブナ清水と名が付いているだけあつて、ブナの巨木が有ります。


更に登り、きのこ岩へ来ました。



県境稜線を辿り青岳へ着きました。
ここから正面に国見岳が大きく見えました。



県境稜線を歩き、根の平峠まで着ました。


県境稜線から横道に入り水晶岳に向かいます。


すぐに水晶岳へ来ました。
三等三角点になっていましたが、石の柱がむき出しの状態になっています。
裸の三角点で倒れそうな姿です。


お待ちかねのランチタイムとなりました。
ドルフィーはハム。ジオンさんはぜんざいです。
風が強く寒かったので、風を避け山頂の南東側でシートを広げました。
こう言うときは暖かい物がありがたいです。


皆さんが持ち寄った食材。
ハンペン。かぼちゃ。明方ハム。鶏チャン。トマト。ポテサラ。


山頂からは四日市の街が見渡せました。


中峠に到着です。
ここから峠道を下りました。


災害後の爪痕。
紅葉した木と既に葉が落ちて裸の常態の木が見えます。


急な登山道を下ります。



下山する筆者です。


斜面を下るのに足元を気にしてヘッピリ腰になっています。

川原の場所。
豪雨の後で川原に石がゴロゴロしています。
紅葉が望めますが、その先の災害跡が痛々しいです。


羽鳥峰に向かう林道に出ました。
紅葉した木の下を下山します。
両側から枝が伸び、紅葉のトンネルです。


朝明水車小屋まで降りてきました。
ここで小休止。


周回して来て、最後になって霰が襲来して来ました。


朝明渓谷の駐車場に戻りました。

周回中は雨に降られる事が無かったのですが、下山してきて最後に霰が降る結果になってしまいました。
県境稜線歩き中、ずっと強風が吹き続けベストな状態では有りませんでした。
それでも、途中に北勢平野を見渡せ、対岸の知多半島まで見えました。
白内障の手術をしてから、視力がよくなり遠くの方が良く見えます。
視界の広がる場所から遠くに頭陀ヶ原の高圧鉄塔が見えました。そしてその右が藤原岳だと確認できました。
視力が良くなり遠くの山や景色が見えて、面白いです。

 

山に登れる面白さ。
山へ誘って貰いました。水曜会で一緒に登り始めたのは10年6月からです。山に誘って貰える事を嬉しく思うとともに、水曜会のメンバーとの交流が広がり一緒に登れること、そして下山後に画像を交換できることを喜んでいます。
現役の頃は山へ登るのハーハー言いながらの登山でしたが、退いてからトレーニングを重ね、メンバーに付いて行くことに苦しさを感じなくなくなりました。
自分でも、体の成長を感じています。今日のような山に登れた事を嬉しく思っています。

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奥美濃の鋭峰  小津権現山  (1,157m)  

2012-11-11 20:07:28 | 各務原歩こう会

冬になると岐阜市の高架橋や堤防上から、左肩はなだらかに裾を引くが、右肩が鋭く削られたように切れて尖った山が見えます。
小津権現山です。この山へは00年10月に登った事がありますが、山頂に小さな祠があったと言う印象しか残っていません。
11月9日に「各務原歩こう会」で小津権現山に行ってきました。


小津権現登山口(8:15) ― 山頂まで2キロポイント(9:46) ― 高屋山(9:50)~(9:55)
― 山頂まで1キロポイント(10:32)  ― 小津権現山頂(11:30)~(12:22)  ― 
山頂まで1キロポイント(13:07) ― 高屋山(13:33)~(13:39) ― 
山頂まで2キロポイント(13:42) 
―  小津権現登山口(14:46)

登り始めは比較的登り易かったのですが、高度が増すに連れて道が険しくなりました。
特に高屋山から先はアップダウンがあり、キツかったです。
本峰の南側に前衛峰が有ります。ロープが有ったらと思うような場所も有りました。
モミジやカエデの紅葉が盛りの時期で、楽しむことが出来ました。



スタート前にストレッチ体操をします。



登り始めの部分は比較的登りやすいコースです。



枯れた木にナメコか少し生えていましたので、ゲツトしました。



季節はずれのスミレ。
〇〇スミレと言うのでしょうね。



木の幹に熊が爪で傷跡を残していました。
こんなのを見ると、熊さんと対面しないようにと思ってしまいます。
この高さなら小熊か、の声が有りました。



高屋山まで来ると樹間から山頂が見えます。



美しい紅葉に足を止めて、カメラに収めます。



高屋山の山頂。
あの場所からここまで歩いてきました。



山頂まであと1キロのプレート。
山頂まで、もうヒト頑張りです。



目指す山頂です。
小さく白いプレートが確認できます。



最後の登りです。



山頂に到達です。
先程見えた、小さいプレートがこのプレートでした。



可愛らしい祠。
以前に来た時の祠はもう少し低い場所に設置されていたような気がします。
積雪を考慮したのでしょうか。アルミの部材を用いて、設置されていました。
権現山と言う山は各地に有ります。
この山の守り神なのでしょう。




山頂での昼食。
みんなが同じ東の方角を向いて食事をしました。



山頂での記念撮影。



山頂の東側には花房山が確認できます。
小津権現山から花房山へは、尾根を登山道が伸びているようでした。



下山を開始しました。



お疲れ様でした。
無事に下山できました。



小津権現でゲットしたナメコ。
家に帰り、ナメコ汁にしてもらいましたが、美味しかったです。
山の自然の恵みを味わうことが出来ました。


最後に
鋭く尖った小津権現でしたが、行って来る事が出来ました。
特に秋で紅葉が良かったです。

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晩秋の高島トレイル 三重嶽(974m) 大御影山(950m)

2012-11-05 19:53:26 | アウトドア

高島トレイルへ行ってきました。高島トレイルは中央分水嶺で太平洋と日本海に流れる雨水の分かれ道となるトレイルです。

河内谷林道のゲート前に車を止めて林道を歩き能登又谷登山口から三重嶽を目指し、大日尾根を経由して大御影山へ。
大御影山からは近江坂を下って河内谷林道に出て林道をゲートまで戻り、時計回りに周回しました。
高島トレイルは滋賀県と福井県の県境の位置にあります。ここで北の冷たい空気と南の暖かい空気の衝突する場所です。晩秋の時期で時折雨がバラつき、木枯らしが強かったです。紅葉は最後の時期を迎えていました。
このコースでは特に能登又谷登山口から 能登又谷・本谷登山口合流点までが、トラロープに掴まって登る急登が有りキツかったですし、林道に出てからゲートまでの長い林道歩きにも閉口しました。  

河内谷林道ゲート(9:28) ― 能登又谷登山口(9:44) ― 

能登又谷・本谷登山口合流点(10:43)~(10:51)  ― 三重嶽(11:13)  ― 887P(11:57)  ― 

887P(12:08)~(12:40) ― 大日尾根(12:53) ― 780P(13:24) ― 

大御影山(13:52)~(14:00)  ― 抜戸分岐(14:45) ― 林道出会い(14:56) ― 

本谷橋(15:50) ― 能登又谷登山口(16:20) ―  河内谷林道ゲート(16:35)



ゲートから先へ進むグループ。
私たちがゲート前に到着したら京都ナンバーの車の人達が準備をしていました。
どのコースから登るのか明らかにしなかったのですが、この場所に来る時、落合の登山口に何台かの車が止まっていたと話しました。


私たちも準備を整えて後を追いかけました。



河内谷林道を歩きます。
紅葉が進み、晩秋モードと言った感じです。


ゲートから15分ほどで能登又谷の登山口に来ました。
ここから三重嶽山頂に向かいます。


登山口から杉林に入りましたが、登山道が不明瞭で間違えかけましたが、所々にテープが有って助かりました。
杉林からシャクナゲの密集地に変わると勾配がキツく、トラロープに掴まっての登りです。
筆者の背を撮影して貰い、提供を受けた物です。


能登又谷・本谷登山口合流点を過ぎると勾配が緩くなり登り易くなりました。
登り易いコースとなり、晩秋のブナ林は癒しの雰囲気が有ります。


三重嶽の山頂に着きました。
三重嶽のポイント。
高島トレイルの最高峰の表示が有ります。


三重嶽の山頂から進むと、強い風を避けお昼を取るご夫婦と言葉を交わしました。


これから先へ進みます。
草原で、良い雰囲気の場所に差し掛かります。


ズームアップで。




大御影山の反射板が見えます。
ここから馬蹄形に進み谷へ降りて、再び上り返します。


歩くルートからは左に若狭湾。
小浜方面だと思いますが、若狭方面と漠然としています。
低く垂れ込めた雲。
視界が良ければ、抜群の視界となるのですが、


右に琵琶湖が見えました。
竹生島が小さく確認できます。


ルートでこんなプレートを見つけました。
山頂で自己満足的にプレートが着けられたりしていて、その行為は感心しませんが、このようなプーレートなら、自分が居る場所が判り、助かります。
どのようなプレートが良くて、どのどうなプレートが駄目なのか。
人。それぞれに見解が異なると思います。
全部、山のゴミだという考え方も有るでしょう。
何でもOKと言う考え方も有るでしょう。
私は、他人のために役に立つ物なら認めたいと考えます。


大日尾根から大御影へ向かう途中です。
晩秋のブナ林が良い雰囲気です。



その後ろを歩いていて私です。
バックから撮影してもらいました。


高島トレイルの幹線には随所に、このようなテープが結ばれていました。
幹線で道に迷うことはないのですが、支線から幹線に入るときに、迷う可能性が有ります。
私たちも登山口からは標識が有り、登り始めたのですが、途中に迷いそうな部分が有りました。


大御影山の反射板が近くに見えるようになりました。
でも、まだまだ距離が有ります。



大御影山の反射板に来ました。
下へ来て反射板の巨大さを感じました。


大御影山のポイント。
県境で、福井県美浜町の名が有ります。


大御影山からの下山道に古道 近江坂のプレートが有りました。
今回、歩いたコースでは大日尾根から林道出会いまでが近江坂でしたが、地図を見るとその北や南に近江坂が延びています。
往時、若狭から琵琶湖にかけて、馬の背に荷駄を積み、往来したことでしょう。


大御影山の登山口に下りてきました。
ここが河内谷林道に出た地点です。


大御影山登山口から林道を横切りビラデスト今津へ歩ける道が付いていました。
ここから1時間40分でビラデスト今津へ行けます。


長い河内谷林道を下ります。
林道出会いの地点で標高800メートルほどです。
車を停めたゲートは400メートルほどで、それだけ勾配と距離が有りました。



本谷橋を過ぎるとすぐに本谷の三重嶽登山口の標柱が有りました。
この場所からまだまだ、ゲートまで道のりが有りましたが、明るいうちに車の場所へ戻る事が出来ました。





河内谷林道のゲート前で、三重嶽へ登るのに落合登山口に何台かの車が停まっていたと京都ナンバーのグループが話していました。
そのコースで、三重嶽を目指し、大御影山から本谷登山道で降りてくるなど、色々のバリエーションルートを取ることができます。
北からの強い風に悩まされた山行でしたが、晩秋のブナ林を楽しむ事が出来ました。
新緑の頃も好いね、は同行者の弁でした。

帰りに家族旅行村ビラデスト今津で、300円で入浴することが出来ました。ビラデスト今津で、ビラデストとは何語と聞きましたらフランス語だと返事が返ってきました。

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