弐水会の11月例会で奥美濃の松葉洞に行って来ました。この山。余り知られた山では有りません。かつては板取と郡上を結んでいた峠道。(だと思います)今は通る人が居なく道が消えてしまったような道です。
馬の背に炭俵を何俵も積み、峠を越えて郡上八幡の街に向った。帰路は米俵に変わっていたカモ知れない。そして、貧乏徳利が1本下がっている。
そんな場面を想像しました。
(09:23)
旧板取第一小学校の体育館裏側に有った大道神社です。
立派なお宮さんです。
ここから松葉洞へ向かいます。
小学校が廃校となって、今は体育館だけが残っています。
神社横の道を登り始めました。
しばらくして、道が薄くなってしまいました。
(10:36)
かろうじて道だと思えるような道です。
溝のような道を登りる処も有りましたが、剪定した杉の枝が落ちており、歩き難かったです。
(10:40)
石仏が置かれている場所まで登ってきました。
初冬の弱い陽が差す石仏。
明治三申六月字が読めます。
施主の長屋長三郎の名も読めます。
ここ、板取はほとんどの人が長屋姓です。
若者たちがお神輿のように担いで登ってきた様子を想像します。
そして、この石仏。
峠を往来する人々を見守ってきたのでしょう。
(11:03)
高度が増してきて道らしい姿になりました。
それでも、この先に行くと道が消えてしまいました。
(11:11)
今までの道から稜線を目指し、斜面を登ります。
稜線に出ました。
左が自然林。右が人工林となっています。
(11:32)
山頂に到達しました。
山頂に三等三角点が有りました。
三角点が有るから山頂と判りますが、周囲の眺望が悪く、三角点が無かったら山頂だと気付きません。
樹間から山が見えます。
左が瓢ケ岳で右が高賀山です。
葉が落ちて、隙間から山が見えますが、葉が繁っていたら見えません。
岐阜方面も見えましたが、木々が邪魔していました。
(12:15)
ランチタイムを終え、下山にかかります。
(12:16)
第1ナメコ発見。
下山を始めたら、直ぐにナメコを発見しました。
稜線を歩きます。
この箇所は左が自然林で右が人工林です。
(12:49)
第2ナメコ発見。
自然の恵み。
ナメコをゲットします。
天然のナメコ。
自然の恩恵に浴します。
(13:46)
下界の集落が見える所まで下りてきました。
(13:48)
木が切り払われ、切株が残っています。
切口がまだ新しいです。
(13:55)
下に降りて来ました。
山を見上げます。
アノ山に登ったのだろうか。
モネの池
(14:18)
帰路です。
モネの池に来た事が無い人が居て、寄道する事になりました。
アノ鳥居の横にモネの池が有ります。
池のほとりのモミジが紅葉しています。
綺麗な水で池の底まで見えます。
鯉がのんびり泳いでいました。
オマケ
今夜は焼肉でした。
それで、山でゲットしてきたナメコも焼きました。
天然のナメコでシイタケのように大きいです。
自然の味で美味しかったです。
感想
松葉洞は山を良く知っているリーダーに連れて来て貰わないと登れないような山でした。
山全体が、ほとんど人工林に覆われていて眺望が効かない山でした。それでも、少しは紅葉を眺めれました。それにナメコをゲットできたのが良かったです。自然の恵みに感謝でした。
岳友 タンネの会で揖斐川町谷汲の如来ケ岳へ行って来ました。如来ケ岳は谷汲山華厳寺の奥に位置する山で、東海自然歩道のコースとなっている山です。
この如来ケ岳。10年以上前に登った事が有ります。記憶が薄くなって来ていますが、眺望が利かなかった事と、山伏なのか若い男性が、小走りに歩きながらヴォーヴォーと法螺貝を吹いていたのは覚えています。
その時は蒸し暑く、眺望が利かない山だったと言うイメージだけが残っています。
今回歩いてみて、少し眺望が利く処がありました。
縦走する人が何人も居て人気が有る山だと思いました。
(08:25)
右の建物は谷汲山の参道です。
そして、見える山が如来ケ岳の方角です。
アノ山に登ります。
谷汲山の参道を歩きます。
この参道、モミジの並木になっていて、紅葉が始まっています。
谷汲山華厳寺
(08:45)
華厳寺の石段です。
山に向かう前にお参りしました。
(09:05)
華厳寺の裏手の山です。
登り始めて、途中から神海から伸びる東海自然歩道のコースと合流しました。
登山道沿いに設けられた祠です。
三十三の祠が有り、三十三箇寺となっています。
下からスタートで、上に行くほど数字が増えました。
(09:34)
そして、着いたのが奥の院です。
三十三箇寺の最後に位置していました。
自然歩道のコースに設置してあった、歩行に注意を喚起する案内標識。
木製階段の道を登ります。
如来ケ岳山頂
(10:32)
前方に倒木が見えます。
先日の台風で倒れたのでしょう。
山頂に到着です。
山地用に設置してあったプレート。
このプレートで山頂に来た事が判ります。
地理院の地図には666.8となっています。666.93は何処から持つて来た数字だろう。
山頂と言っても、周囲は木が繁茂し視界が全く利きません。
(10:47)
山頂から横蔵寺の方向へ向かいます。
黄色く黄葉したシロモジ。
秋の陽が当たり、綺麗です。
東海自然歩道の指示標識です。
設置され歳月が経ち縁が錆びて来ています。
(11:28)
稜線を歩くコースとなっていますが、この付近は稜線でなく山の中腹を迂回して行く形なっています。
黄葉が綺麗です。
アップダウンが有る自然歩道のコース。
木製階段を下りますが、この階段。
段差が大きく、歩き難い階段です。
(12:22)
南側の視界が開けたところに来ました。
左側にはアスファルトの林道が見えます。
こちらは北側の眺望が開けた場所です。
遠くの山々が見えますが、何山か判りません。
(12:52)
アスファルトの林道を横切り、更に進みます。
横蔵寺
(14:02)
横蔵寺に下山して来ました。
モミジ狩りの人が訪れています。
横蔵寺のもみじまつりの時期と有って、多くの人が訪れていました。
バスの時間が迫っていましたので、急いでバス停へ向かいます。
バス停に向っていて、山の中で擦れ違ったカップルと出合いました。
彼らはこちらに車を停めておいたのだそうでして、バスでこちらへ着て車を取りに行くと言っていました。
(14:18)
臨時のバス停です。
本来なら寺の門前までバスが入ってくるのですが、もみじまつりの時期であり、奥の方まで入って来ませんでして、ここがバス停になっていました。
奥の本来のバス停に着いたた時、横に居た男性が今の時期は、ここへバスが来ないよと教えてくれました。それで、数百メートル下に降りて来ました。
このバス。14時25分発の揖斐行きです。谷汲を経由して揖斐に行きます。このバスを逃がすと次は2時間後となります。山で私達を抜いて行った女性。二人も乗車していました。
谷汲もみじまつり
(15:02)
今日、11日は「谷汲もみじまつり」日でした。
バスで谷汲に戻って来たら、ベリーダンスのグループが踊っていました。
そのダンスが終わり、「谷汲踊り」が始まりました。鳳凰を模した竹がしなります。
タマタマ、企画された山行の日がもみじまつりで、谷汲踊りが見れたまのラッキーでした。
感想
イメージ的に眺望が悪い山だと言うのが残っていました。
東海自然歩道のコースであり縦走ができます。私たちが如来ケ岳の山頂に到達した時、男性と女性2人の組が居ました。華厳寺から来てピストンなのか横蔵から来たのか判りませんが、華厳寺方面へ向かって行きました。歩いている途中には若いカップル2組と擦れ違いました。それに単独女性が2人歩いていました。
如来ケ岳は東海自然歩道で縦走ができるコースで、人気が有る山だと感じました。
11月05日(日) 晴 アパホテル軽井沢荘からJR西松井田駅 まで
前回の続きの再開です。軽井沢宿から碓氷峠を越え、坂本宿そして松井田宿を目指しました。
雪が降る前に碓氷峠を踏破したいと思っていました。和田峠を越えた時、岐阜県の男性に松井田から高速バスに乗車できると聞いて、実行に移しました。松井田宿のバス停は松井田仲町です。インターネットでバスのシートを押さえました。でも、松井田仲町から乗車する時刻は23時59分です。そんな時間まで何をして過ごそうかと思ったのです。このバス停の近くにはネットカフェや日帰り温泉などが全くない場所でした。確実に待てる場所は前橋駅南バス停です。バス会社に電話したら買い求めたチケットを修正してくれません。キャンセルして、新たにチケットを買い求めるようにと言われました。
ネットでシートを押さえ、コンビにで金を払い込む。便利な時代になりました。
朝、アパホテルを出てからローソンでお昼用のお握りを買いました。その後、雲場池に寄りました。この雲場池、先日テレビで紹介していましたので、どんな池かと寄ってみました。旧軽井沢銀座通りを通って碓氷峠に向かいます。まだ、朝が早いので観光客の喧騒さは無かったです。峠への道は、始めはシッカリした道でしたが消えてしまうような道でした。
峠に有る何件かの餅屋。旅人が往来した時代には賑わった事でしょう。碓氷峠からは長い下り坂でした。安政遠足の表示板が何本も立っていました。峠から降りて来て坂本宿を通過。碓氷峠鉄道文化むらの横を歩くとEF63が行ったり来たりしていました。上信越自動車道の下を抜けてから道を間違え大回りをしました。その時、サルの群に遭遇しました。大きなボスザル。写真はボケています。緊張していたのでしょう。JR松井田駅まで行くつもりをしていましたが、少し暗くなってきたので、JR西松井田駅で終りにしました。
横川から軽井沢に向う列車はアプト式で勾配を登りました。軽井沢から横川に向うのなら、逆方向なので楽だろうと思っていましたが、峠でして軽井沢から碓氷峠へ向うのも登り坂が有りました。思い違いをしていました。
アパホテル軽井沢荘 ― ローソン ― 六本辻 ― 雲場池 ― 旧軽井沢銀座通り
― 軽井沢宿 ― 脇本陣跡 ― つるや ― ショウの胸像 ― 二手橋 ―
しげの屋 ― 碓氷峠 ― 熊野皇大神社 ― 思婦石 ― 人馬施行所跡 ―
陣場が原 ― 一つ家跡 ― 山中坂 ― 山中学校跡 ― 山中立場跡 ― 栗が原
― 座頭ころがし ― 一里塚 ― 堀切 ― 碓氷坂の関所跡 ― 四軒茶屋跡
― 弘法の井戸 ― 覗 ― 刎石坂 ― 堂峰番所 ― 旧国道18号線 ― 浄水場
― 坂本宿木戸 ― 芭蕉句碑 ― かぎや ― 本陣跡 ― 薬師の湧水 ―
薬師堂 ― 川久保橋 ― 碓氷関所跡 ― 碓氷峠鉄道文化むら ― 第15中仙道踏切
― 碓氷神社 ― 五料茶屋本陣 ― 五料高札場跡 ― JR西松井田駅
アパホテル軽井沢荘
アパホテルの朝食会場です。
泊り客が少ないのか、それ程混雑していません。
チョイスして来た朝食です。
右の赤いのはボルシチです。
朝からボルシチ。
ヘビーだと思い、少量にしましたが、美味しかったです。
(08:26)
ローソンでお昼のお握りを買いました。
雲場池に向うので軽井沢の街の中を歩きます。
この辺り、別荘のような建物が多く、独特の雰囲気がありました。
六辻に来ました。
ここは、ロータリーになっています。
雲場池
(08:36)
先日、この場所の黄葉の様子をテレビで放映していました。
それで、軽井沢に来たのであり、この場所に寄って見ました。
白いドレス。
中国人のカップルです。
5組ほど居ました。
紅葉の場所なのですが、抱き合ってポーズを取るカップルが目障りに見えました。
池の周りを周回しました。
紅葉真っ盛りでした。
旧軽井沢銀座通り
(09:10)
旧軽井沢銀座通りに来ました。
まだ、朝早くで観光客で混雑していません。
こんな状況でも、バスガイドに引率された団体が来ていました。
やがて沢山の人が訪れるのでしょう。
中山道の指示標識です。
こんな標識が有るから宿場だと判るのですが、コレが無いと宿場だとは判りません。
土屋写真展です。
そして、展示してある当時の写真。
この写真屋。
古くから営んでいる写真屋のようです。
あづまや 「力餅」の提灯が下がっています。
この店。
旅人が往来した時代から営んでいるのでしょう。
つるや
(09:23)
こちらはつるや旅館です。
旅館と言うより、旅籠と呼んだ方が好いのかも知れません。
古そうな旅籠です。
レトロなスタイルのバスが来ました。
フロントガラスに路線バスと表示しています。
見晴台と表示して、回送となっています。
と言う事は、見晴台まで運行してその帰りなのでしょう。
前を外国人が歩いています。
(09:33)
分岐点で遊歩道入口。
それに碓氷峠2.9Kmの表示が有ります。
前を歩く外国人。
(09:43)
分岐点で右に行くと遊歩道。
左は中山道です。
先ほどの分岐点と言い、この分岐点と言い、もう少し整理できないものだろうか。
ここで先を歩いていた外国人と一緒になりました。
何処から来たのかと聞いたら、スコットランドからでした。
どれ程、滞在するのかと聞くと、2週間と言っていました。
奥さんのブラザーが日本人と結婚したのだと話しました。
英会話は出来ませんが、相手が話すことの50パーセントくらいは理解できます。
兄弟が結婚したと聞き、「コングラチュレーション」の言葉を発すれば良かったと、後から思いました。
この辺り。
紅葉が進んでいます。
道幅があり、シッカリした道です。でも、・・・・・。
落ち葉のジュウタンを踏みしめてと言う感じです。
進んできたら道が無くなってしまいました。
ロープが張って有り、かろうじて道だと判ります。
(10:13)
ガードレールの道に上がります。
あの道。
三度山林道と言うようです。
しげの屋
(10:21)
林道を横切り、峠の頂部に来ました。
しげの屋と言う餅屋が有ります。ここが長野と群馬の県境のようです。
ここは碓氷峠で何軒かの餅屋が有ります。
「みすヾや」「碓氷山荘」「見晴亭」そして「しげの屋」です。
旅人が往来した時代から有る餅屋で、旅人がここで一服したのでしょう。
こんなに餅屋が並んでいるとは思っていませんでした。
峠です。
これから下り坂になります。
(10:44)
落ち葉の坂道です。
安政遠足の標識が設置して有ります。
この道は、和宮道で比較的、歩き易い道です。
私は左の中山道を歩いてきました。
中山道は道幅が狭く、和宮道程歩き易い道では有りません。
(11:06)
江戸側から京に向って来て、右が和宮道。左が中山道へと分かれ道。
ここが陣馬が原です。
陣馬が原へ来る時、後ろから鈴の音がしていました。
抜いて行った男性が現れました。
男性と言葉を交わしました。
男性はこの近くに住んでいると話しました。
今日は軽井沢から横川までを歩くと言っていました。
檜の並木道です。
山中坂
(11:26)
山中坂へ来ました。
またの名を飯喰い坂と言われています。
坂道を登るのに、飯を喰わないと力が発揮できない。そう言うところから別名で呼ばれました。
下っていく坂道。
木が美しく紅葉しています。
(11:52)
江戸側から登った来た男性。
何処から来たのか、聞かなかったのですが、今日は横川から軽井沢までを歩くと言っていました。
既に東海道は踏破したのだそうです。
その時、京都が近付くに連れて、歩けた事を感動したと話しました。
私はあの京都への道で石が敷き詰められ、レールになっていたのが凄いですね。と相槌を打ちました。
中山道は全体を歩くのでなく、掻い摘んで歩くと言っていました。
座頭ころがし
滑り易いところで座頭ころがしと呼ばれている場所です。
外国人の夫婦と出合いました。
彼らも碓氷峠を下って行くのでした。
オーストラリアから来たと言うご夫婦です。
何日、日本に滞在するのか、聞いたら「ワン ウイーク」と2デェイと言いました。
9日間中山道を歩くのでしょう。
ガイドブックを撮影させて貰いました。
下の欄外に「NAKASENDO WEY SELFーGUIDED TOUR」と有ります。
検索したら、こんなのが出ました。
https://www.kimkim.com/c/nakasendo-trail-10-day-self-guided-tour
コレは10日間で旅するものです。
木曽路の馬籠や妻籠。それに奈良井や鳥居峠。
そして、碓氷峠。
街道歩きの好い所取りなのでしよう。
彼が持っていたガイドブックに、ENAの文字が目に留まりました。
恵那の方も歩いたりするのでしょう。
10月16日に自宅へ戻る時塩尻駅で見かけたガイドに案内された外国人のグループが木曽平沢で下車していきました。
外国人たちは木曽路の中の好いところを歩いていると思います。
(12:12)
オーストラリア人夫婦が抜いて行きました。
(12:25)
江戸側から男性が二人歩いてきました。
今日は横川から軽井沢まで歩くと言っていました。
歩いて来て、この先も坂道が続くと、道の状況を話してくれました。
覗
坂本宿が見下ろせる覗まで下りてきました。
(12:40)
覗からの眺めです。
坂本宿が見下ろせます。
(13:09)
碓氷峠の下りの道を降りて来ました。
前方に旧国道18号線が見えます。
そして、左側にあずま屋が見えます。
このあずま屋で遅いお昼にしました。
あずま屋に掲示してあった碓氷峠のコース図です。
旧国道を横切り中山道を歩きました。
歩いて、見えたのがレンガ施設の頭でした。
それで、道から離れて降りたら、トンネルの入口でした。
何と言う名のトンネルだろう。
反対側には線路敷が続いています。
かつては、この難所を列車が往来しました。
(13:39)
坂本宿に入って来ました。
(13:42)
JRバスのバス停が有りました。
毎日の運転でなく、好い季節だけの運転です。
それも、1日に1本だけです。
バス停から去って行くバスを見ました。13時31分のバスだったのだろうか。
(14:12)
運行しているEF63です。
碓氷関所跡
碓氷関所跡に寄りました。
(14:46)
碓氷峠鉄道文化むらの裏側となる場所。
EF63が行ったり来たりしています。
歩いて来て休憩している女性。
この二人と男性1名でした。
碓氷峠を下りてきたのかと聞くと、そうだと言っていました。
碓氷峠鉄道文化むら
碓氷峠鉄道文化むらの正面に来ました。
鉄道文化むらの配置が判ります。
第15中仙道踏切
(15:12)
横川から中山道を歩きます。
後ろから走ってきた列車。
この場所の先は踏切りになって、その先が国道18号線になります。
国道18号線沿いを歩きます。
(15:19)
前方から女性二人 歩いてきました。
今日は松井田町から歩いて来て横川で泊まるのだそうでした。
横浜と千葉から来た彼女達。
もともと、横川で泊まるつもりだったのでしよう。
松井田からは遅く出発していました。
(15:51)
五料の街の中を歩いています。
曲がった道で街道らしさが有ります。
(16:03)
五料の街を過ぎた後の事です。。
この道は、来てはいけない道でしたが、道を間違えて来てしまいました。
坂道の前方。
サルの群れが居たのです。
犬くらいの大きさのボスサルが見えます。
サルと目を合せてはいけないと、足早に歩きました。
緊張からカメラはボケていました。
この後、坂を下って行き、田の中を大回りして鉄道の方に向かいました。
JR西松井田駅
(16:27)
暗くなってきたので西松井田駅で終わりにします。
今日のウオーキングの歩数です。
JR西松井田駅
(16:34)
高崎行きの普通列車が来ました。
この駅から乗車したのは私だけでした。
JR高崎駅
(17:06)
高崎駅で両毛線の列車に乗り、前橋駅を目指します。
JR前橋駅
(18:04)
前橋駅に着きました。
駅の南側に出てみました。
そして、食事の出来そうな場所を探しました。
わん
EKITAの2階。
「わん」です。
注文したのはおでんの盛り合わせ。
焼き鳥。
そして、冷酒です。
おでんのダイコン。1本のほぼ半分の大きさです。
それに、上におぼろ昆布が乗っています。
こんなの食べるのは初めてです。
柔らかく、美味しかったです。
(20:13)
前橋駅の待合室です。
バスの到着時間まで居る場所が無く、駅の待合室に居ました。
前橋駅南口バス停
(22:00)
前橋駅南口のバス停です。
ここでバスが来るのを待ちました。
(22:45)
バスが来ました。
日本中央バスの深夜高速バスで「シルクライナー」と言うバスです。
群馬と名古屋、そして奈良と大阪を結んでいます。
このバス、22時50分発です。
ドライバーが2人乗車しています。
ここで乗車したのは私と、若い男性でした。
前橋からこのバスに乗りました。
でも、このバス。
高崎でも停車しました。
ですから、わざわざ前橋まで来る必要が無かったのです。
(01:20)
バスは上信越自動車道、そして中央自動車道を走行しました。
コレは姥捨SAで休憩した時のモノです。
車内照明が落とされていましたが、SAに停まった時は明るくなりました。
恵那峡SA
(03:23)
恵那峡SAで休憩です。
昼間ならバスが優先で停まるところですが、トラックがズラリ。
トラックに挟まれて、バスが恐縮しているように見えます。
(04:50)
名古屋駅太閤通口のバス停に着きました。
途中から雨が降り出しました。
予定よりも若干、早く到着しました。
JR名古屋駅
早朝の名古屋駅。
こんなに人の居ない名古屋駅を見るのは初めてです。
名古屋駅の中央口です。
列車の時刻を表示していますが、どれも始発列車です。
5番ホームへ回送列車が現れました。
5番線ホームの表示は豊橋行きと大垣行きになっていました。
同じホームで反対方向。
どう言う事だろうと思ったら、列車を分割するのでした。
左が大垣行き。
右が豊橋行きです。
分割して、幌が収められました。
JR岐阜駅
(06:08)
高山線の列車です。
高山側から来ました。
この列車に乗れば自宅はもう直ぐです。
感想
碓氷峠を軽井沢から松井田までを歩き、1つの区切りを持つ事が出来ました。雪が降る前の時期にと思っていたので、ひと段落です。
夜行バスに乗車する。好い体験が出来ました。でも、バスの中では熟睡は出来ませんでした。それに、このバスは高崎駅の東口にも停まるのでしたので、前橋まで行く必要が無かったのです。松井田仲町から前橋に変更しました。もう少し、研究の余地が有りました。
中山道歩きの上手な外国人。
軽井沢から横川へ歩いていてスコットランド人夫婦。そして、オーストラリア人夫婦と出合いました。タマタマ、見かけたオーストラリア人にはガイド本を見せて貰いました。Kオジサンの旅日記の、その20ではガイドに案内されて木曽路を歩く外国人グループを塩尻駅で見かけました。アノ時の人たちは団体でしたし、今日見かけたのは個人です。形態は違えども、中山道を歩く外国人たち。そんな姿を目にしました。日本人でも余り街道歩きを、やらないのに外国人は上手く中山道を歩いていると感じました。
今日の経費
前橋駅南口から名古屋駅太閤通り バス代 7,000円
バス解約手数利用 940円
お握り 342円
飲料水 211円
わん 2,169円
お土産 928円
マクドナルドコーヒー 100円
JR名古屋駅からJR那加駅 670円
合計 12,360円
kオジサンの中山道旅日記 その23
12月23日(日) 曇り一時雨 JR西松井田駅からアパホテル高崎駅前 まで その後に上野へ
11月04日(日) 晴 JR那加駅からしなの鉄道軽井沢駅 まで
10月13日から15日まで、下諏訪宿から軽井沢宿までの中山道を歩き、軽井沢で終えました。その続きを冬が来る前に、歩きたいと思い自宅から軽井沢へ向いました。
列車の旅です。今日一日、時間を掛けて軽井沢へ向えば好いのでした。特急列車には乗車しないで、ゆっくりと普通列車で向かいました。
軽井沢に行くのは何時の日に出かけても好いのでしたが、11月04日に向うように計画しました。タマタマ出かけた日には臨時列車を運行していましたし、篠ノ井ではお祭りが開かれていました。
自宅の最寄り駅から名古屋経由で篠ノ井駅まで行くとなると、4,750円です。土曜と日曜日に使用できる「青空フリーパス」と木曽平沢から篠ノ井までの乗車券を使うと4,060円で690円安くなります。コンなのは青空フリーパスの効果です。
秋を愛でながら、8時間余りの列車の旅でした。
那加(07:25) ― 岐阜(07:34) 岐阜(07:42) ― 名古屋(08:05)
名古屋(08:15) ― 塩尻(11:10) 塩尻(11:28) ― 松本(11:44)
松本(12:12) ― 篠ノ井(13:16) 篠ノ井(13:57) ― 小諸(14:28)
小諸(14:39) ― 軽井沢(14:58)
左の上が青空フリー切符で、エリア内なら乗り放題です。
エリアの端が木曽平沢です。
木曽平沢の外へ出るので、木曽平沢から目的地の篠ノ井までの乗車券が左下です。
右はしなの鉄道の車内補充券です。
軽井沢まで乗車するのですが、その列車が14時49分となっていました。篠ノ井に着いてから1時間半以上も待ち時間が有ると思い込んでいました。祭りを見て、篠ノ井駅へ戻ってきて、13時57分が小諸行きなのだが軽井沢行きに連絡しているのを知り、急遽57分の列車に乗ろうとしました。駅の窓口で、女性が切符を買い求めていたのですが、要領を得ませんでした。出発時間が迫っている。それで、篠ノ井から乗車したと言う紙片を貰い、57分の列車に乗車しました。
高山線・東海道線
(07:20) (07:41)
左は高山線の那加駅です。
右は東海道線の岐阜駅。名古屋行きの快速が入線してきました。
中央西線
(08:08)
名古屋駅の7番線ホームです。
私がホームに来たら、臨時列車のナイスホリデー木曽路が既に入線していました。
この列車。6両編成でした。
赤坂線や武豊線で運行している2両で1セットの車両を3セット連結したような構成でした。ですから2両目、4両目、6両目にトイレがついている形態となっていました。
ナイスホリデー木曽路。
塩尻行きの表示です。
ナイスホリデー木曽路の車内です。
臨時列車なのですが、ザックを背負った人が多かったです。
(09:35)
中津川駅に到着しました。
多くの人が下車していきました。
列車の車窓から。
(09:50)
南木曽駅に着きました。
ザックを背負った人たちが下車して行きます。
列車の車窓から。
木曽川、そして国道19号線です。
(09:55)
列車の車窓から。
十二兼駅を過ぎた辺り。
中山道を歩く人たちです。
列車の車窓から。
眼下に寝覚めの床が見えます。
(10:15)
上松駅で特急列車をやり過ごします。
停車時間が8分有り、皆が車外に出て来ています。
特急しなのが通過します。
列車の車窓から。
道の駅 木曽福島が見えます。
何か、イベントをしているようです。
(10:39)
列車の車窓から。
宮ノ越駅を過ぎました。
巴が渕が見えます。
紅葉が過ぎて葉が落ちています。
列車の車窓から。
こちらも中山道を歩く人たちです。
(10:43)
薮原でも、多くの人が下車していきました。
後から知ったのですが、この日、「さわやかウオーキング」が開かれていました。
薮原駅がスタートで奈良井駅がゴールとなっていました。
(10:49)
こちらは奈良井駅です。
奈良井宿で皇女和宮のイベントが行われたみたいです。
(10:53)
列車の車窓から。
木曽平沢駅です。
山々が紅葉しています。
篠ノ井線
(11:10) (11:30)
塩尻駅に着きました。松本行きに乗り換えます。
右は塩尻駅へ入線して来た松本行きの普通列車。
先行する特急列車が遅れていて、少し遅れてやってきました。
(12:01)
松本駅です。
松本行きの列車から長野行きの列車に乗り換えです。
長野行きの普通列車が入線してきました。
松本駅を出発しました。
この列車。
ワンマン運転です。
左は大糸線。右が篠ノ井線で、レールが別れます。
(12:36)
田沢駅です。
特急の通過をやり過ごします。
反対方向の特急しなの12号が通過します。
カーブする線路。
線路が勾配となっていて、登っていくのが判ります。
もう直ぐ姥捨駅となります。
列車の車窓から。
広がる善光寺平。
姨捨駅の景色が三大車窓の1つだと車内放送が流れました。
もう1つが肥薩線の矢岳越えです。
そして、もう一つは何処だろう。
間も無く姥捨駅です。
姥捨駅の手前はスイッチバックになっています。
(13:00)
列車の車窓から。
姨捨駅に来ました。
反対側ホームに人が居ます。
その向こう側に善光寺平の景色が広がります。
列車が動き出しました。
こちらは、運転手が居る反対側です。
無人で列車が動き出し、変な感じがしました。
反対方向に動き出した列車は停止し、逆方向に走り出しました。
列車の車窓から。
坂道を下って行きます。
この後、列車が停まってから運転手に姥捨の勾配はどれ程なのかと聞きましたら、1000分の25パーミルだと応えてくれました。
列車の車窓から。
広がる善光寺平。
間も無く、篠ノ井駅に着きます。
(13:19)
列車が篠ノ井駅に着きました。
しなの鉄道の切符を買っていなかったですし、外へ出るつもりでいました。
篠ノ井のお祭り
篠ノ井駅から見える篠ノ井の街。
今日はお祭りの日でした。
祭りが開かれている通りに来ました。
通りが歩行者天国になっています。
神楽の演技が始まりました。
太鼓と笛の演奏。
演奏に合せて獅子舞が踊られます。
獅子をアップで。
色々の地区の太神楽保存会がありました。
(13:41)
祭りの会場から篠ノ井駅に戻ります。
屋台のおでん屋さん。
鍋に1パイのおでん。
祭り会場に向かう時に見かけましたので、戻る時に買って見ました。
コンビ二で買った日本酒。
おでんで1杯やります。
良く煮込んであるおでん。
カツオの味が効いています。
折角撮影するのだから、袋から出して撮影すれば良かったです。
しなの鉄道
(13:57)
軽井沢行きは14時49分でした。
篠ノ井駅に着いた時、待ち時間が1時間半も有ると思い込んだのです。
でも、篠ノ井駅に戻ってきて、13時57分に乗れば、小諸で軽井沢行きに接続すると知ったのです。
急遽、プラットホームへ降りました。
列車は、直ぐに発車しました。
小諸行きの電車の車内です。
列車が千曲川の橋梁を通過します。
列車の車窓から。
上田駅です。
「ろくもん」と言う特別列車が停車していました。
(14:49) (14:50)
小諸駅のホームです。
左が乗ってきた小諸行きで、右が軽井沢行きです。
アパホテル 軽井沢荘
(15:33)
軽井沢駅に着き、ホテルへ歩いてきました。
プリンス ショッピングプラザ
(16:32)
ホタルに着いた後、散歩に出かけました。
軽井沢・プリンスショッピングプラザに来ました。
ショッピングプラザの中を歩きました。
そして、目に付いたのが可愛らしいサンタクロースです。
こちらはプラザと言う店です。
カミさん用に吸水ヘアターバンを買いました。
広いショッピングプラザ。
暗くなってきました。
(17:15)
LEDの照明が綺麗です。
感想
今日、1日。列車で移動の日でした。
臨時列車で、ナイスホリデー木曽路に乗る事が出来ました。北に向って走るナイスホリデー木曽路。中津川や薮原では多くの人が下車して行きました。木曽路と名が付いている様に、木曽路のハイキングを楽しむ人たちが乗っているのを見ました。
また、姥捨駅のスイッチバックを体験できました。色々と、鉄道を楽しむ事が出来ました。こう言った事が面白いです。
今日の経費
JR那加駅からJR篠ノ井駅までの片道。
青空フリーパス 2,570円
エリア外の乗車券 1,490円
しなの鉄道 篠ノ井駅から軽井沢駅 1,440円
カップコーヒー 120円
お土産 1,256円
缶ビール 242円
千曲錦 357円
おでん 200円
ガーリックポテト他 1,438円
おやつ 401円
アパホテル 6,840円
合計 16,345円
kオジサンの中山道旅日記 その22
11月05日(日) 晴 アパホテル軽井沢荘からJR西松井田駅 まで へ
山歩会で滋賀県の霊仙山に行って来ました。当初は清見の西ウレ峠゜へ行く予定でしたが、登山道が崩落して通れないという情報から霊仙山へと変更になりました。
登る途中は晩秋と言う感じで、高度が増すに連れて、冬になって行くと言う感じがしました。
山頂からの眺望は、琵琶湖は勿論ですが、反対側の伊勢湾の海岸線も確認できましたので、比較的、視界が好い方の日でした。
榑ケ畑の駐車場です。
準備が出来て、これから登り始めます。
山小屋、かなや。
谷川を流れる水が無く、飲み物の無人販売もやっていませんでした。
もう、今シーズンの営業は終わったのかも知れないです。
4合目を過ぎた辺りです。
晩秋の弱い日差しが差します。
樹間から見える山頂の方角です。
5合目の見晴台に到着です。
6合目を過ぎた辺り。
視界が広がり眼下に琵琶湖が広がります。
遠くの山本山は、形がハッキリしており、良く判ります。
長浜の街。そして白い長浜ロイヤルホテル。
右に見えるラインは北陸自動車道で、北へ向かっています。
何と言う花だろう。
もう、終期で枯れ掛けています。
今日、見かけた唯一の花です。
お虎ケ池の鳥居が見えます。
水が少なくなっています。
冬は池の水が無くなってしまうのだろうか。
アノ頂が山頂です。
山頂の標識が有る場所まで来ました。
風が冷たいです。
山頂での昼食の時間です。
山頂は冷たい北風が吹きさらしますので、風を避け南東側での昼食です。
昼食を終え下山を開始しました。
東の方向の眺望です。
三角おむすびのような形をした岐阜の金華山。
岐阜駅前の2本のタワービルが確認できました。
そして、遠くに冠雪した御嶽山が見えました。
広い草原を下って行きます。
この辺りは快適に歩けるところです。
山頂部のカルスト地形。
石灰岩が並ぶカレンフェルトがいたるところで見られます。
この先の山々、紅葉を始めています。
6合目付近です。
少なくなった木の葉が紅葉しています。
登山口近くまで下山して来ました。
右の道の奥で工事をやっているようでした。
感想。
榑ケ畑駐車場に着くと、既に4~5台ほど車が停まっていました。ほとんどが滋賀ナンバーの車です。私たちが着いた時に京都ナンバーの若者たちがやってきました。そんな状況から地元の人達に人気が有る山だと感じました。平日でこの状態なら、土曜や日曜だともっと、混雑しそうです。
もう、山頂部は冬の状態で、下の方は秋でした。葉が紅葉して落葉し枝の間が疎になっていました。冬の季節が上からドンドン下りてきます。そして、雪になるでしょう。
山頂での昼食時、寒風にさらされました。寒風を避けて南東辺りに非難して昼食をとりました。そんな状況も含めて、穏やかな山を体験できました。