各務原市の北東部から南西部へ境川が流れています。水源地は関市の迫間不動(ハザマフドウ)で、河川環境楽園の西側で木曽川に流れ込んでいます。
境川は途中、那加山崎町から南西へ流れて行き、岐阜市そして岐南町に向かって長良川に注ぎます。那加山崎町から南へ流れて行くのが境川放水路で、新境川です。
境川と言うように尾張と美濃の国境でしたが、度重なる洪水のたびに川の位置が変わりました。
そんな新境川と境川を下流から上流に向かって歩いてみました。
(08:54)
ウオーキングのスタート場所。
新那加駅です。
新那加駅から南へ歩いて来ました。
前方に横たわる緑の帯。
木曽川の林と堤防です。
アソコを目指します。
(09:32)
稲羽地区の集落の間を歩いて来ました。
前方に木曽川堤防が見えます。
堤防の下。
3本の桜が見えます。
(09:37)
堤防上に上がりました。
堤防を歩くのはアブナイので、下に降ります。
歩いてきた道。
この先、「きけん」の札が下がって鎖が張って有ります。
前方に見える橋が弥平島へ向かう弥平島橋です。
欄干の無い沈下橋となっています。
弥平島地区は木曽川の河川敷の中に有る10戸程の集落で、そこへ行くにはこの橋を渡って行きます。
ここからスタートして上流へ向かいます。
(09:56)
新境川の堤防です。
右側は各務原市総合運動公園となっています
各務原市総合運動公園。
陸上競技場で高校生たちがトレーニングしています。
中屋大橋へ来ました。
前方に見える小高い山が三井山です。
堤防から少し下ってみました。
新境川がカーブしています。
その堤防。
ずーとサクラが続きます。
(10:09)
サクラを愛でる若い娘たち。
スマホにサクラを収めていました。
(10:22)
上戸排水機場の東のポケットパークです。
お昼には少し早い時間でしたが、ここで昼食にしました。
(10:55)
再び、堤防に上がりウオーキングを再開します。
濃飛八景龍宮山の石碑と解説板。
この堤防に何回も来たことが有りますが、こんな説明板が有ったのは知りませんでした。
三井山の登山口です。
アソコから右へ行くと山頂へ行けます。
山の裾を通過できるように歩道が付けて有ります。
(11:04)
続くサクラ。
撮影しようと大きなカメラを持った若い人が居ました。
各務原市水道事務所の西側です。
サクラが続き、歩くのに良いコースとなっています。
前方に車が止まっていますが、その先は那加バイパスで、その先へは行けません。
右に行って、北へ折れるとアンダーパスが有ります。
(11:17)
アンダーパスを通過して来て、サクラの続きの再開です。
各務原市民公園へ来ました。
公園の西側のシダレザクラ。
(11:26)
各務原市民公園です。
さらに北へ進みますが、車に注意しなくても良い下の歩道へ降りました。
(11:35)
高山線の鉄橋を上りの特急「ひだ」が通過します。
花見橋から上流を望みました。
新境川と百十郎桜の石碑。
境川が度々、氾濫したので昭和初期に境川放水路を完成させたと有ります。
市川百十郎によって植樹され百十郎サクラと呼ばれるようになったと書かれています。
この石碑。左岸に設置してありましたが、いつもだと屋台に隠れて見えませんでした。
今年は屋台が並ばないので、こんな発見が有りました。
(11:38)
花見橋を渡り、右岸に来ました。
この辺り。
例年なら屋台がずらーと並んでいます。
堤防から下へ降りました。
菜の花の黄が目立ちます。
誰かが種を蒔いたのか、野生種的になっています。
(11:49)
那加新橋の所から北の方角を望みました。
堤防から下へ降りてみました。
北へ向かって歩いています。
(12:03)
ここは山崎頭首工で、境川放水路と境川の分岐点です。
倒された水門が見えます。
農繁期を迎えると、水門を立てて水を貯え、境川方向に流します。
ここから上流は境川となるのだが、新境川の表示となっているのは誤りではなかろうか。
山崎橋を渡り、左岸を歩きます。
(12:15)
先に大島橋が見えます。
この辺りのサクラ。
植樹されて歳月が経っていないのでしょう。
サクラが幼木です。
サクラがが堤防に沿って植えて有りますが、弧を描いています。
(12:29)
天王橋から上流を眺めました。
二人の女性がサクラを愛でていました。
可動式の水門が見えます。
この先。
県道の坂井二号橋の下流部まで来ました。
左側の並木は花が咲いていないのが気に掛かります。
(13:36)
各務地区に入ってきました。
先に見える橋は北島橋。
各務野桜苑に入ってきました。
西側から入ってきましたので、裏口から入ってきた形に成りました。
サクラを撮影する女性。
撮影したくなる程、立派に咲いています。
墨染匂と言うサクラ。
アップで撮りました。
こちらが正面の入口です。
右に見えるのが文化財に指定されている村国座。
明治初期に建てられた農村舞台で子供歌舞伎が秋祭りに上演されます。
この各務野桜苑。完成してから歳月が浅いのでまだ、幼木の状態です。
サクラの木。
「紅乙女」 「桃の里」 「松前八重紅染井」 「八重紅枝垂」 「冬桜」 「仙台屋」 「駿府桜」 「大島桜」 「三島富士見桜」 「兼六園熊谷」 「雲竜大島」等々。1本1本にネームプレートが表示してありました。何種類有ったのだろう。
(13:53)
村国神社の南側です。
更に上流に向かって歩いて来ました。
川幅が狭まってきました。
(14:16)
川の水が伏流水となり、表面に現れていません。
境川に沿って歩くのをここまでとしました。
この後、芋ケ瀬池に寄り、自宅へ向かって歩きました。
名鉄新那加駅をスタートして弥平島橋から各務地区まで歩きました。我家へ戻ってきた時の歩数です。4万歩に近い歩数で距離は30キロを超えました。
良く歩きました。