「各務原歩こう会」で、蓼科山へ行ってきました。
蓼科山の登山口は、東側の大河原峠からの登山口。北からは7合目の登山口。そして西側には女神茶屋登山口があります。その南の竜源橋登山口が主なコースです。
当初は女神茶屋登山口から登り、竜源橋登山口に下山する周回の計画でした。
バス会社がバスのドライバーへの指示を間違えて出したため、御泉水自然園を過ぎ、7合目の登山口に着きました。仕方なく、ここから登ることにしまいました。
7合目登山口(9:30) ― 天狗の露地(10:30~10:34) ― 将軍平(11:16~11:25)
― 蓼科山頂ヒュッテ(12:25) ― 蓼科山頂(12:30~13:48) ―
2,113P(15:38~15:41) ― 女神茶屋登山口(17:06)
下山では、山頂から女神茶屋登山口まで降りて来るのに3時間余りを要してしまいした。
資料では1時間40分となっていましたので,倍ほどの時間を費やした事になります。
怪我の功名と言いますか、7合目登山口からが山頂への最短コースであり、結果的にはこれが良かったです。
蓼科山は諏訪富士と呼ばれ、裾野を引く形の良い山です。登山口はササの中の道からのが登り始めとなります。高度が上がってくるに従って、大岩がゴロゴロする険しい道に変わります。
特に将軍平から頂上にかけての道は、真っ直ぐの道でキツかったです。登るにつれて大きな岩が出できました。慎重に登らなければ、と言うところもありました。
山頂は大きな石がゴロゴロしていて、平坦なところがありません。360度の展望で南側には八ヶ岳が望めました。
バスの車内から蓼科山を見上げます。
諏訪富士と言われるだけ有って、秀麗な姿をしています。
かつては火山でした。
7合目登山口に着き、準備体操をしてから登ります。
蓼科神社の鳥居が登山口です。
鳥居から登り始めるのですが、蓼科神社の参道を登ることとなります。
私たちが登ろうとしている時、環境保護レンジャーが下山してきました。
登山道の両側はササが茂っています。
天狗の露地で小休止。
眼下に女神湖が見えます。
北横岳から双子池へ下山した時にも、天狗の露地と言う場所がありました。下山していて一服できるような場所でしたが、そのような場所だから、名付けるのでしょう。
将軍平に到着です。
蓼科山荘が顔を出しました。
テントの下ではバッヂやバンダナが売られています。
蓼科山に来た記念に買い求めている人がいました。
山頂を見上げます。
岩場を登っていく人が見えます。
登山道で振り返ると、先程の蓼科山荘が見えます。
岩場が続く、キツい登りです。
蓼科山頂ヒュッテが見えてきました。
山頂までは、もう少しです。
南側には大きく八ヶ岳が見えました。
山頂の三角点まで、もう少しです。
ゴツゴツした岩。歩き難いです。
やっと、三角点に着きました。
クマゼミが女性の帽子に停まりました。
山頂の三角点。
柱の数字は2530.1となっていますが、地図では2530.3となっています。
場所が違うのでしょうか。
山頂は広いのですが、大きな石がゴロゴロしていて歩き難いです。
右の社は蓼科神社です。
蓼科神社の参道を登って来たことになります。
西側には白樺湖が見下ろせました。
あの場所から見上げましたが、今度は、山頂からあの場所を見下ろせます。
08.8月に来た時はガスっていて、白樺湖が見えませんでした。
好天に恵まれました。
八ヶ岳の山。
右の編笠岳が綺麗な裾野を引いています。
蓼科山頂ヒュッテの横から下山を始めました。
岩場を慎重に進みます。
この先の進む道が、樹林帯の中にはっきりと見生ます。
岩場から下山して来ました。
下るに従って歩き易くなってきました。
カラマツ林の中で休憩です。
中々、登山口にたどり着けませんでした。
高度が下がり、両側にササが見え始めました。
7合目登山口で鳥居の辺りは両側がササの登山道でした。
こちらの登山道でもササが現れましたが、蓼科山。全体の裾野がササの帯になっていると思います。
ササの道を進みます。
何故か、ここの指示標式は女の神と「の」の字が入っています。
本の資料に寄りますと、女神茶屋となっています。
この標識では女の神茶屋となっています。「の」が入っていなくても、メガミヂャヤと読むのでなく、メノカミチャヤと呼ぶのが正しいのでしょう。
中々、下山口にたどり着けなかったのですが、指示標式に何キロの表示が有ればと思いました。
ようやく、女神茶屋の登山口まで下山してきました。
お疲れ様でした。
最期に
蓼科山は100名山になっている山で人気の有る山でした。
各地からの乗用車が停まっていましたし、私たちのように中型バスで来る団体もありました。
ナンバープレートで遠方から来ていることが判り、さすがに全国区の山と言った感じがしました。
将軍平から登る途中、女性が、脚がツッてしまいました。
男性たちが代わる代わるザックを担ぎ、無事に下山できました。
蓼科山は登りがいのある山でした。