Kオジサンの新・山歩きの記

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自然豊かな原生林  芦生の森

2010-06-30 23:26:54 | 水曜会

芦生の森は京都府の北東部、由良川の源流部に位置し滋賀県と福井県の接点となっています。手つかずの天然林が美山の豊かな水流の源となる森です。接点付近に三国峠が有ります。そこへは三国峠登山口から入り三国岳へ歩きました。地図では三国岳なっていますが、三国峠のポイントです。その後は枕谷を由良川沿いに下り中山神社を目指しました。
そして長治谷を通り歩きトチノ木平へ。
その後は往路を戻り地蔵峠を経由してスタート地点へ戻りました。



乱丸さんから提供を受けたGPS軌跡図です。




(09:32)
三国峠登山口に近い場所。
ここからスタートします。



三国峠登山口です。
ブナの原生林の解説板が設置してありました。



(09:38)
いきなりの急登りの始まりで息が切れました。
周りはブナの巨木が一杯です。
人の胴体より、ず~と大きい太さです。



緩やかな道を進みます。
太いブナの木が何本も有りました。

 


(10:15)
高島トレイルで、三国峠のポイントが設置してありました。
三国峠は、名前では峠ですが776mの三等三角点で三国岳の山頂です。




小学校から三国岳へ登りに来ています。
毎年、恒例行事になっているのだろうか。
子供たちの歓声。
集団で登っている様子が想像できます。



芦生の森案内図。
これから進む方向を確認しています。



こちらは、緩やかな丘陵と言った感じの地形です。




(10:40)
巨木1



由良川沿いを歩きます。




由良川沿いを歩きます。




由良川沿いを歩きます。




(11:02)
長治谷 ― 三国峠の指示標識。



上谷と三国峠の分岐点です。




分岐点に架かっている木橋。





モリアオガエルがホウ葉の木に泡状の卵を産みつけていました。房状と成った卵。間もなくオタマジャクシが落下します。その下にはイモリが待ち受けています。これが自然なのですが、残酷な一面であります。

イモリとオタマジャクシが同じ水溜りの中にいて、イモリは必要以上は食さない。



(11:22)
長治谷作業所と長治谷の注意書き 。





巨木。
トチノキのプレートが下がっていました。



林道を歩きます。




(11:35)
演習林事務所 ― 長治谷の指示標識。



芦生鳥獣保護区区域図が設置してあります。




芦生鳥獣保護区区域図です。
芦生地区の地図を表しており、福井県名田庄村、滋賀県朽木村そして京都府美山町の接点となっています。3つの国の接点で三国岳となっています。



(11:59)
巨木2



由良川の流れ。




(12:30)
巨大なトチノ木の下に来ました。




トチノ木の下でランチタイムです。
皆さんの持ち寄った品々。




林道を歩き、戻っています。




(14:26)
地蔵峠への歩き易い道。




(14:29)
高島トレイルの地蔵峠のポストまで戻ってきました。




地蔵峠からの眺望です。
展望地からは、晴れ上がった空と北東の朽木地区の山並みが望めました。




大きなツルアジサイが有りました。




(14:57)
駐車地が見えてきました。


最後に
豊かな緑。そして、自然たっぷりの場所。
そんな場所を歩いて来ました。
由良川沿いの道を歩きましたが、せせらぎを渡渉したりする素敵なコースでした。

このコースは巨木が各所にありました。杉、カツラ、栃の木。
大自然そのままの巨木。長年にわたって時間の経過を見てきた巨木。素晴らしい自然環境でした。
良い山歩きでした。









 

コメント (2)
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「初夏の装い ぐるっと琵琶湖一周ウオーク④」 2010年6月22日(火) 晴

2010-06-22 23:37:03 | ぐるっと琵琶湖一周ウオーク

6月22日に琵琶湖一周ウオーキングに行ってきました。
3月に第1回がスタートしていて、今回で4回目。初回は桜の開花前の時期だったのですが、今は田に植えられた苗が伸び、すっかり初夏らしい季節を迎えました。毎月、1回のウオーキングですが、季節の移ろいを感じます。

自宅を出る時は雨が降っていましたが、バスが湖畔の出発地点に着いた時は曇り空。どうか、歩いている間は降らないでと言う気持ちでした。時間が経つにつれて、薄日が差すような空模様となり、天候としては、マズマズでした。
今回は男性が10名で、女性が17名。27名の参加者。ご夫婦での参加は、7組でした。平日の開催で有り、いずれも、60歳を超えた方ばかりでした。
今回は、本来なら、前回の終了点で有る長命寺の下から神明神社御旅所に向かって歩くのですが、途中の伊崎寺で法要を行っていて、迷惑を掛けないようにするために、神明神社御旅所から長命寺までの15kmを逆コースで歩きました。

歩を進めると右側に沖島が見えました。ここは琵琶湖の中で人が生活する珍しい島で、学校や民宿まであるそうです。伊崎半島の伊崎寺に参詣した後、歩道の無い湖岸の道を休暇村近江八幡へ向かいました。途中、堀切港から連絡船がで出港しました。船体には「おきしま」と書いてありました。
お昼は、今回も南洋軒のお弁当。休暇村の宮ケ浜の木陰で戴きました。沖島を見ながら野外のお弁当は格別です。
休暇村からも車道を歩きました。すぐ横を車が走り、車に注意するよう声が掛かりました。
長命寺の下が、ゴールでした。終わり近くで、もう少しでしたが、バテた人が出だしましたが、最後には全員完歩出来ました。
第4回で歩いたコース  今回は特別に、神明神社から長命寺へ逆方向で歩きました。
神明神社御旅所(10:31) ― 水車橋(10:56) ― 伊崎寺(11:43)  ― 堀切港(12:18)
 ― 宮ヶ浜水泳場  ― 休暇村近江八幡(13:13) ― シャーレ水ヶ浜(14:26) - 
長命寺参道(14:47) ― 長命寺港公園(14:48)

第4回のコース地図です。




(10:32)
神明神社のお旅所です。
ストレッチ体操をしてからウオーキングを開始します。

  

湖岸の堤防を歩きます。




沖を行く漁船。
船体の前に網のようなものが見えます。
想像ですが、船を走らせながらあの網で小魚をすくい取るのではないかと思います。



水車のモニュメントが有る水車橋です。




(10:57)
水車橋の上から沖を眺めました。
遠くが曇っており、対岸が見えません。
湖と言うより海のように感じます。



途中に咲いていた花。オカトラノオ?




湖岸を歩きますが、砂浜を歩く人も居ます。




(11:21)
田植えが終わった田。
新しい緑。青々としています。



田植えが終わり稲が伸びてきています。
そんな田の中を歩きます。



(11:43)
伊崎寺に寄りました。



天台宗伊崎寺。
比叡山延暦寺支院と書かれています。



近江湖の道の指示標識です。
寄って来た伊崎寺とこれから行く国民休暇村近江八幡を指しています。



堀切港。
対岸の沖島が見えます。



(12:18)
 堀切港から沖島へ向かう連絡船。
船体に「おきしま」と書いてありました。
島に向かって出港していきました。




説明板を指して説明するウオーキングリーダーです。



(12:40)
休暇村の前の宮ケ浜を歩きます。
広い浜辺になっていて、広がって歩きます。

お昼は、もうすぐです。

 


今回のお昼の弁当です。
今日も南洋軒の弁当でした。

 



(14:26)
シャーレ水ヶ浜と言う喫茶店。
山小屋風の外観です。



 曇り空の下、湖岸道路を歩きます。



(14:47)
長命寺の参道に着きました。



長命寺の下の長命寺港公園の広場にあった「琵琶湖周航の歌」の歌碑です。




今日の歩数です。
ゴールしてから、暫くして撮影しました。
それにスタート時を撮ってありませんでした。
それでも、3万歩に近い歩数を歩きました。

 

最後に
梅雨の時期であり、雨に降られる覚悟をしたのですが、幸いにも雨具を出す必要が無かったです。これも、一緒くださった方々。善男善女のおかげかも・・・・・。

15キロを踏破したのですが、皆さん、健脚でした。一番若い添乗員さんが、皆さんのおかげで完歩出来ましたと語っていたのが、印象に残りました。
滅多に見られない物を見れた喜び
帰りにバスが彦根インターのゲートに入った時、バスの前面ガラスを黄色い新幹線が右から左へ横切りました。時間的に1秒か2秒有るか無いかです。瞬間的にドクター・イエローを見ることが出来て、ラッキーな気分となりました。
こんな時は、何かいい事、あるのではと、思いました。

今回の経費
長命寺~神明神社 6,900円

「盛夏 ぐるっと琵琶湖一周ウオーク⑤」 10年7月17日
https://blog.goo.ne.jp/nkataoka1948/e/8080f31629eb371f2b9ca0eecae1d376

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パソコン講座 ブログを作ってみよう!

2010-06-16 13:03:11 | 日記

各務原市の講座で「ブログを作ってみよう!」という講座が6月15日から18日にかけての日程で開かれました。1日3時間の講義で合計12時間の開催時間です。
今日は、その第2回目です。

この講座は定員が38名で、33名が受講。10名のアシスタントの先生が補助に付きました。男性は20名余り、女性が10名ほどです。平日の午後に開催と言う事で、その時間帯に参加出来る人が大部分です。年齢的には高齢の方が多いのですが、講座の開始時間よりも早くからの出席で、勉強する意欲を感じます。いずれの人も熱心に受講していました。

講座の中で、こんなことがありました。皆がパソコンを操作していて、一斉にパソコンを稼働させると、反応するのが、どうしても遅くなります。

講座生の一人からは「我慢も勉強の内だ」とこんな言葉も出てきました。 年齢を重ねてきたにも拘わらず、このようにやってみようと言う向学心が有ることは素晴らしい事だと思います。
 

 
講座の受付です。



講座の様子1 。
講師の他に何人かのアシスタントが付いていました。

 


 講座の様子2 
 さすがにお歳を召した皆さん。白髪や髪の薄くなった頭が目立ちます。
皆さん、熱心に取組んでいました。

 


 熱心に説明する講師 

 


 パソコン画面です。


ブログ作成の取り組み。
少しづつ出来ていくのが面白いです。

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富山県の山  金剛堂山・前金剛(1,638m)

2010-06-12 23:15:03 | アウトドア

富山県の金剛堂山へ行ってきました。

各務原を午前6時に出発して、8時45分に到着し、8時55分から登山を開始しました。長距離遠征が出来るのも、飛騨トンネルが出来て、東海北陸自動車道が開通したればこそです。 駐車場には既に多くの車が止まっていました。ほとんどか地元の富山と石川のナンバーでした。地元でも、人気のある山だと感じました。

登山口近くは杉の人工林。高度を挙げるに従って、様子は少しづつ変わってきました。ウグイスやホトトギス。カッコーの声が聞けましたし、キツツキが木を叩く音まで聞こえました。それだけ、自然が豊富な山と言うことです。右の方からも左の方からもウグイスの鳴き声。それこそ、ステレオの迫力でした。2キロポストから3キロポストにかけては、太いブナの木が並んでいました。ブナの大きな木が迎えてくれますと、登山道全体が緑で、森林浴をしているような感じにさせてくれます。新緑のブナはとても素敵で、緑に染まってしまいそう。そんな気分でした。

 山頂近くには残雪が有り、そこで昼食を取っているグループを見かけました。下から、残雪の上を吹き上げてくる風は涼しく、汗をかいた肌にはとても快感に感じました。

 タニウツギ、ラショウモンカズラ、ニリンソウ、ツマトリソウ、イワイチョウ、ミツバオウレン、ショウジョウバカマ、コブシ、イワカガミなど、とにかく花が多く、目を楽しませてくれました。マイヅルソウ、ユキザサも花の時期でした。この他にもスミレが咲いていましたが、スミレの名が分かりません。

栃谷登山口(8:55) →  1キロポスト(9:31) →  2キロポスト(10:01) →  
3キロポスト(10:27) → 4キロポスト(11:02) → 金剛山頂(11:29~12:11)(昼食)
 → 中金剛山(12:25~12:30)   → 金剛山山頂 → 4キロポス(13:36) → 
2キロポスト(14:05) → 1キロポスト(14:27)  → 栃谷登山口(14:45)

 


金剛堂山の登山口の表示です。      こちらは百瀬川。鉄骨の橋の上から。



登山開始です。
周囲の緑が気持ち良い。 



鮮やかなピンクのイワカガミ 。

 


ブナの林の中を進む見ます。




高度が増してきて三ヶ辻山と人形山が見えます。


三ヶ辻山をズームアップ。


 遠くにスノーバレー利賀スキー場が臨めました。 



栃谷登山口から1kmごとにポストが建てて有りました。




山頂に到着です。
金剛堂山の山頂には方位を示す銘盤が有りました。
高さが丁度良く、ベンチ代りです。 
ここで昼食にしました。

 

 


山頂近くではミツバオウレンが群生していました。




中金剛堂山を望みました。
アソコへ行きます。



ザックを山頂に置き、中金剛堂山を目指します。
中金剛堂山の山頂近くには残雪が有りました。  



雪の上で休むグループが居ました。



山頂までもう少しです。



中金剛堂山のプレート。




前金剛堂山へ引返します。




下山です。
ポストが有り、どれだけ下山してきたかが分かりました。



登山口近くに咲いていたラショウモンカズラ。




飛越国境の山。
間もなく梅雨に入ると言う時期でした。
沢山の花々で山を楽しむむことが出来ました。
天候が良く、良い山でした。

コメント (1)
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福井県の山  西方ヶ岳(763.8m)&蠑螺ヶ岳(685.2m)

2010-06-09 23:56:41 | 水曜会

10年6月9日(水)
福井県敦賀市の敦賀半島にある西方ヶ岳と蠑螺ヶ岳に行ってきました。地元の福井グループ。滋賀グループ。岐阜グループ。そして愛知から参加が有り、総勢10名の人員となりました。その内、山のホームページの大御所5人も一緒です。
蠑螺ヶ岳の登山口に2台デポしておき、下記の行程で進みました。

常宮神社(8:59) → 展望岩(9:21) → 銀命水(10:13) → オーム岩(10:35) →
西方 ヶ岳(11:21) → 尼池(12:03) → カモシカ台(12:31~13:15)(昼食) →  
蠑螺ヶ岳(13:47)
 → 蠑螺ケ岳登山口(15:44)

このコースは07年10月15日にも歩きました。その時は友人と、2人でした。事前にホームページで路線バスの時間を調べました。確か朝昼夕と、1日に3本しか無かったのです。それに、土日曜日にはに運休でした。浦底のバス停の時間に間に合うよう、急いで山から降りて来ました。あの時は、秋で、山頂近くで沢山のリンドウが咲いていました。

山の面白さ。
今回、ホームページの大家とご一緒出来ましたが、山に登ってからの面白さを知りました。お互いに撮影した画像の交換です。自分の姿を他の方から貰ったり、あげたり。こう言ったことは、登った来てからの楽しみであります。自分が取られていて、アホ面をしていたなと、反省しました。また、大人数の時、山頂での楽しみにお昼が有ります。手造りのシフォンケーキが出たり、サラダや天ぷらうどんが出たりしました。仲間の人と、ワイワイ喋りながらの食事は最高でした。
蠑螺ヶ岳の登山口にデポで置きに行った時、何台ものカラの大型観光バスとすれ違いました。後で、地元の登山家に教えて貰いました。あのバスは原子力発電所の社員の送迎バスであると。



乱丸さんから提供を受けた軌跡図です。




常宮神社をスタートしました。

 


あの頂を目指して進みます。
山頂はあの奥で、まだ見えません。



高度が上がってきて、振返ると敦賀湾が望めました。
穏やかな水面です。



清楚なササユリ。



緑のブナ林の中を歩く。




敦賀半島の東海岸を見下ろしています。
色浜だろうか。
四角いのは生け簀でしょう。
沖をタグボートに引かれた船が進んで行きます。



タニウツギ。 
尼池の近くでトンネルのように繁っていた。



この花、黄色を帯びています。
ヤマボウシの花だろうか。




豪華なランチの始まりです。

 


皆さんが持ち寄った品々。

 


冷し天ぷらうどん。
美味しくてお代わりしました。

 


蠑螺ヶ岳の山頂から。
奇麗な海に浮かぶ水島が望めました。
電線が邪魔ですが、あの電線。
出来立ての電気を送っています。




高度が下がってきました。
水島が近くに見えるようになりました。



高度が下がってきて水島が間近に見えます。
浅い水底は砂が見えます。

 


蠑螺ヶ岳の登山口近く。
指差す方角に原子力発電所が有りました。

 


色々の花。
初夏の気候で、ネジキ、シロイトソウ、ガンピ、ササユリやタニウツギなど多くの花が咲いていました。

最後に
今回は、仲間が多くて前回に登った時とは全く違った雰囲気でした。季節的に、梅雨入りまじかでしたが、好天で暑かったです。特に、登り始めから銀命水までが急登の山でした。
西方ヶ岳&蠑螺ヶ岳の良さ。
標高が764メートルですが、海抜0メートルに近い地点から登る事に成り、丸っきり764メートルを登ります。それだけ、登りがいのある山でした。高度を挙げてくると半島の対岸や敦賀港が望めます。蠑螺ヶ岳から降りてくる時に水島が見えるのも、好いです。
こうして縦走できるのも仲間で出かけ、下山地に車をデポしておいて実現することです。
一緒して下さった皆さんに感謝です。

 

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