Kオジサンの新・山歩きの記

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「自然を楽しむ山歩き」講座 (6)  学習のまとめ  閉講式

2016-06-10 23:32:56 | 「自然を楽しむ山歩き」講座 

4月22日から続いた「自然を楽しむ山歩き」が第6回で、最終の回で閉講式を迎えました。6回の講座の内、4回が現地学習でした。回数が少ないように思われました。市の担当者は5回以上を長期講座、以下を短期講座としていると言っていました。若干物足らない感じがしましたが、これはキッカケとして貰うものであり、これを契機として山登りを始めて欲しいと話しました。


講座の様子です。
机を口の字に並べ、話がし易いようになっています。



受講した感想を述べる受講生。



廣江先生の講義です。




カスマグサの画像です。
この画像の前にスズメノエンドウとカラスノエンドウを映されました。
カスマグサはスズメノエンドウとカラスノエンドウの間の大きさです。カラスのカ。スズメのス。間と言う意味で、マです。
それで、カスマグサ。
タネに成った時、スズメノエンドウ種が2個ほど。カラスノエンドウは10個位で、その中間の大きさでした。
中間でその用になっている事が面白いです。
屋外で見かけたとき、どちらか判らないので、じっくりと観察する事が必要と云われました。



こちらはレブンウスユキソウです。
いわゆる、エーデルワイスの仲間です。
日本にはエーデルワイスが11種類あると話され画像で紹介されました。



今日で最後となりました。
金華山。八曽山などに出かけ自然に触れる事が出来ました。
新しく知る事が多々有り、面白かったです。


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「自然を楽しむ山歩き」講座 (5) 犬山・八曾自然休養林 八曾山(326.9m)・岩見山(250.0m)

2016-06-03 23:34:53 | 「自然を楽しむ山歩き」講座 

今日は「自然を楽しむ山歩き」の第5回です。
今回の山は犬山市の八曾自然休養林を周回します。地図では八曾山となっていますが、自然休養林の案内図や山頂に掲げられたプレートは黒平山となっていて、二通りの呼び方がある山です。
現地集合で、モミの木駐車場に集合となっていました。時間に余裕を持って向かいましたが、皆さん集まるのが早く、私が一番最後でした。
今日は欠席者が多く、13人のメンバー。それに先生と二人のサポターです。


モミの木駐車場に設置してあった自然休養林の案内図です。
駐車場を出発して、点線のコースを逆時計周りに歩きました。




モミの木キャンプ場の建物です。
出発前に準備運動をします。




歩き初めです。
この道は東海自然歩道のコースです。
このまま進むと、小牧市へ向かいます。




道の右側。
五条川が流れています。
この川は下流で入鹿池へ注ぎます。




今日のKオジサンの後ろ姿。
列に並んで歩きます。




説明する廣江先生。
この場所は名古屋大学の犬山地震観測所です。
かつては有人だったのが今では無人と成ったようです。





自然歩道を歩いて来て、大きな松の木の下で停まりました。
廣江先生から松の木について説明です。
この松。サンヨウマツと言う松で外来種の松を植えたものだそうでした。右はそのサンヨウマツの松笠を手に取り説明しています。外来種のマツで、普通に見かける日本の松笠よりも大型です。松笠に触ってみた人は「イタィ」と言いました。松笠から棘が出ていました。葉は名の通り、葉が3本となっています。
左下は見上げたサンヨウマツです。右下は落ちた松葉です。道一面に広がっており、フワフワの感触です。




テイカカズラ。





旧八曽キャンプ場まで歩いてきました。
ここは、今はキャンプ場としては利用していませんでした。




バイカツツジです。
途中の道で見かけました。




八曽滝に向かって進みます。
坂を登るのですが、疑木の丸太で階段が整備してあります。




廣江先生に教えて貰いました。
オカタツナミソウではないか、と言う事でした。
この花を見た時、一瞬、ラショウモンカズラかと思いました。でも違っていました。





八曽の滝へに来ました。
この滝、地図では山伏の滝と書かれていました。
同じ滝でも二通りの呼び方があります。
数回、八曽へきていましたが、この滝へ来たのは初めてです。






滝に打たれるお地蔵さん。
誰かがこの場所にお地蔵さんを備え付けました。
人の身長よりも高い場所にです。
私は滝を眺めていて、お地蔵さんに気がつきましたが、お地蔵さんが滝に同化していて、パット見では分からない事が有ります。近くにいた人がそうでした。




ヘリコプターの爆音が頭上から降って着ました。
樹間からヘリが見えます。




八曽の滝から八曽山に向かっています。
時々、ヘリの爆音が聞こえました。
視界の良いところへ来ると、救難訓練をするヘリが見えました。
右側は拡大したものです。
救難訓練なのですが、ホバーリングをして、救助の訓練をやっていました。
ずっと、見ていた訳では無いですが、人を吊り下げ収容して一区切りとなるのでしょう。頭上を旋回していましたのです。収容作業をしては、旋回の繰り返しだったのだと思います。


この時のヘリコプター。愛知県警察航空隊のヘリでした。
下で紹介する愛知県防災航空隊のヘリコプターとは違うようです。機体の形が違い疑問に思いました。愛知県防災航空隊へファックスで問い合わせをしましたところ、愛知県警察航空隊のヘリコプターだと電話で教えて貰いました。
愛知県警察航空隊のサイトで無く、個人サイトですが、愛知県警察航空隊を紹介しています。
http://kaba118.jugem.jp/?eid=66
以前に見かけたヘリと今回のヘリ。明らかに機体の形が異なりました。
これで疑問に思った事が瓦解しました。
愛知県警察航空隊のヘリは警察庁の所管で、愛知県防災航空隊のヘリは自治省の所管だと思います。八曽のヘリポートを訓練の場として使っているのでした。



こちらは八曽山へ登って行く途中、別の角度から見えたものです。



ヘリが見えるシーンです。
広い自然休養林の中でヘリの訓練を遣っています。




八曽山(黒平山)に着きました。
祠が有りますが、朽ちて来ています。




目立たない場所に三角点が有りました。
山頂に有った「宗岳寺」について、と言う説明が下がっています。
この場所が山頂ですが、山頂には石垣が鉢巻状にグルッと築かれていました。
以前に来た時は、このような事に気が付きませんでした。
荒れた状態になっています。




八曽山からパノラマ展望台へ向かいます。




八曽山から6.5.4.3.2.12.13.14.と言う順番で歩き来ました。
ポイントポイントに、このプレートが立てて有ります。オリエンテーリングが出来ます。




今井・八曽野営場線に出てきました。
ここは分岐点です。
ここから砂利の道を歩いて、パノラマ展望台に向かいます。




この先にヘリコプター離着陸場が有り、注意をするようにとの警告の表示があります。
愛知県防災航空隊です。
http://www.pref.aichi.jp/soshiki/shobohoan/0000085850.html




パノラマ展望台に着きました。
あのあずま屋に行きます。




ヘリポートから見える八曽山。
前方の山は先ほど、登ってきた山です。

ここでお昼の時間となりました。


2008.03.07の八曽自然休養林
カミさんは山へは一緒してくれません。
でも、この2008.03.07の時、一緒に出かけました。黒平山や岩見山に登る予定では無く、遊歩道的な道を周回しようと思っていました。

これから下は、2008.03.07の時のものです。

キャンプ場に有った散策マップ。
今は新しい案内図となっており、これは前代のモノです。




東海自然歩道を歩くカミさんです。
春ですが、まだ小寒い時期でした。





遊歩道を周回してきて、パノラマ展望台ヘリポートの所に向かいます。
あの時の画像ですが、下からあずま屋が見えます。
今は木が伸びて、下からあずま屋が見えなくなっていました。









パノラマ展望台ヘリポートに着きました。
展望台に着くと、ヘリコプターが駐機していました。
歩いていて、先ほどまで、頭上で爆音を上げていたヘリです。





あの時のあずま屋です。
この頃は、今ほど木が繫っていませんので、周囲の眺望が利きました。




あずま屋から見下ろしたヘリです。
「わかしゃち」と言う愛称が付けられた機体です。

駐機していたヘリの内部を私たちに見せてくれると言われました。



ヘリの内部。
操縦席。
沢山の計器が並んでいます。




操縦桿。
それに足元には、ペタルが有ります。




ヘリの外から内部を眺めました。




スライドしたドアです。
機体に「わかしゃち」と描かれています。




円陣を組み、ミーティングする男たち。
カミさんが、見学を勧めてくれた男性と言葉を交わしました。
あの頃の記憶ですが、映画で「海猿」が上映された時期でした。
それで、男性に向かって、彼らのことを海猿みたいですね。と言葉を掛けました。
すると、イイエ、私たちは「空猿」ですよと言う言葉が笑いながら返ってきました。






パノラマ展望台から遊歩道を歩き、モミの木キャンプ場へ戻ります。


2008年の画像はこれで終りとします。



今日の参加者

今日の参加者です。
八曽山をバックにして集合写真を撮影しました。



マテバシイについて説明する廣江先生。
ドングリの実が成ると話していました。




岩見山に到達しました。




前を歩く女性の腕にトンボが停まりました。
オニヤンマだと思います。




1本松に到着です。





1本松は字の如く、松の木が1本建っている場所です。
でも、この松。枯れてきています。
お宮の松のように二代目が必要なのではと思います。
でも、この場所は岩場です。松を植えるのは無理かも知れません。




川に沿って歩きます。




川の中にオタマジャクシが見えました。
後ろ足が出ています。
少し、大型ですので、トノサマガエルのオタマジャクシでは無いと思います。




左は巌頭洞に登るところです。
右は巌頭洞を撮りました。それ程深くない洞穴です。




川を渡ります。
以前来た時は、水害が有った後で荒れていました。
今は整備されています。




こちらの花も廣江先生に教えて貰いました。
シソバナタツナミソウではないか、との事でした。
葉の柄が特徴的な花です。
道の真ん中に咲いていましたが、この花は初めて目にしました。




五段の滝です。
遊歩道から下って、滝の場所に来ました。




遊歩道をモミの木駐車場に向かって歩きます。




モミの木の駐車場に戻ってきました。




自然休養林を歩いて来て、ミーティングです。




感想
今回の八曽自然休養林へは数回行った事が有りました。八曽の滝へは行ったか、行ってないか記憶に有りません。それで、初めて見る滝のように感じます。自然休養林の中に、こんな大きな規模の滝があったのかと言う気がしました。

カミさんと歩いたのは8年前でした。その時が3月で冬の景色だったからかもしれませんが、今は、木々が大きく成長しています。木々の成長したことにも、時の流れを感じます。

サンヨウマツについて教えて貰いました。教えて貰わなかったら、知らずに過ぎていくことですが、外国種の松を知る事が出来たのも、良い機会でした。ソヨゴやテイカカズラを知る事が出来ました。このような事が出来たのも「自然を愉しむ山歩き」に参加できたからです。
知らない事を知るという事が面白いと思いました。


オマケ
帰路、犬山市の市民健康館「さら・さくら」で、登山中の汗を流しました。
http://www.city.inuyama.aichi.jp/kurashi/1000224/1000289/1002613/index.html
〒484-0061 犬山市大字前原字橋爪山15-2
電話:0568-63-3800
私は市外の者ですが、65歳を越えていましたので、300円でお風呂に入る事が出来ました。


入口に券売機が有ります。
自販機で券を買い、入場します。



向うが男湯。手前が女湯となっています。



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「自然を楽しむ山歩き」講座 (4)  天 王 山 (537.6m)  

2016-05-27 23:37:03 | 「自然を楽しむ山歩き」講座 

今日は「自然を楽しむ山歩き」の第4回です。
現地学習で美濃市の天王山に登ります。
天王山は表の大矢田神社から登るコースと裏側の御手洗コースが有ります。御手洗コースの中でもAコース。Bコース。Cコース。Dコースと色々と変化にとんだコースが有り、好きなコースを選べます。
今日はAコースから登り、Dコースで下山するコースになっていました。

私は午後からの予定が有りましたので、一緒に山頂へ向かいましたが、一足早く下山して来ました。登った道と下山の道を同じ道にしようと思い、Aコースで下山しましたが、途中からBコースで下山するコースを取りました。



これから登る天王山。
写真では判り難いですが、山頂近くに反射板が有ります。



天王山の北側。倉木谷から登るコースとなっていました。
只今9時20分です。
集合時間は9時半となっていましたが、皆さん、集まっています。
私が一番遅かったのです。
ここを進めばトンネルに行けると思った道は神社に当たる道で間違えていました。





天王山のルート図です。
今日は、Aコースから登りDコースで下山して来る計画でした。




市の担当者が出席を取っています。
この後、挨拶に始まり、諸注意。
山に登るのの心構えとして、上りが優先だとか、ヘッドランプは必携。特に秋の時期には万一のために必要だと話されました。
雨具について、天候が悪くなりそうの時は、ザックの上の方にして直ぐに取り出せるようにすると良いと話しました。
そして準備体操が有りました。




登り始める前です。
この花について、廣江先生から説明が有りました。
タニウツギで、幹が空洞になっているのだそうです。それで空木と言われるのだそうです。。




Aコースの登山口です。




登山コースに手作りのプレートが下がっています。
初めの内は、九十九折れの登山道を登って行きます。




今日のKオジサンの後ろ姿。
九十九折れを過ぎて、少し楽な登りになりました。



何番か判りませんが、高圧線の鉄塔の下で休憩です。




休憩している時、先生に右側の花の名を聞きました。
ソヨゴだ、そうでした。
雄花と雌花が有るとか、赤い実になるとかと、聞く事が出来ました。
ここまで登って来る途中、地に落ちた花を目にしながら上がってきました。
このように目にした疑問を直ぐに尋ねれるのが、この講座の良いところでしょう。
それに、ソヨゴは冬でも青々とした葉を付けているので、冬青と書くのだそうです。




ササユリ50株ほどと有ります。
蕾が膨らんで来ています。




コース沿いに大きな岩があります。
松が岩にへばりつくように立っていて、太く成長しています。
自然の力。凄い事だと思います。



急な登山道を登ります。




今度は下り道です。
トラロープを頼りにして下ります。

ロープに全体重をかけるのでなく、補助的な活用。
今回は、自然観察が主です。
この様な事は、山登りの回数を重ねて行って、会得します。



高圧鉄塔の下を通過します。
巡視路となっていて、プラ階段で整備してあります。




反射板が見えます。
山頂はあの方角です。




ガンピ。
コウゾやミツマタと同様に紙の原料となる木です。
ガンピの名は知っていましたが、花を見た記憶は有りません。
ガンピについて、先生から説明が有りましたが、こうして花を見る事が出来て良かったです。




高度を稼いできて、高い場所まで歩いてきました。
この辺りは歩き易いコースです。




バイカツツジ。
この花についても、説明がありました。
バイカツツジを見る事が出来て良かったです。




もう、山頂だ、と言うところに来ました。




山頂に到着しました。
お疲れ様でした。




天王山の標識。
この標識は整備されてから、まだ歳月が経っていないように感じます。




この天王山のプレートは古くから有ります。
新しい標識が整備されたのですから、処分しても良いのではと思います。




山頂から見えた南東の眺望。




南東の眺望をズームして。
東海北陸自動車道と東海環状道がクロスしています。
長良川が見え、環状道が長良川を橋で渡っています。



ドウダンは知っていましたが、満天星と書くとは知りませんでした。
星の如く沢山の花が下がる。
だから満天星となるのでしょうか。





少しでも、下る時間を短縮したいと思い、Bコースで下山します。




林道まで下りてきました。




分岐点まで来ました。
登って来るとき、BコースとCDコースに分かれるポイントです。
向こう側がCDコースです。
ここから駐車場までは、もう直ぐです。

感想
今日は午後の予定があり、一人で早く下山して来ました。
今日のコース。倉木谷から天王山に登るコースは10年程前に登った事が有ります。その時の印象が薄くなっていて、初めてのように感じました。
初夏の季節です。バイカウツギ、バイカツツジを知りました。バイカオーレンは知っていましたが、バイカウツギ、バイカツツジを教えて貰いました。このように現地で現物を前に教えてもらえるのがこの講座の良いところです。




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「自然を楽しむ山歩き」講座 (3)  金 華 山 (328.8m) 鷹 巣 山 (232m)

2016-05-20 23:46:50 | 「自然を楽しむ山歩き」講座 

今日は「自然を楽しむ山歩き」の第3回です。第1回は開講式と座学でして、第2回は各務原アルプスの明王山を歩きました。この回は、北海道旅行のため欠席しました。そして、今回は第3回の開催です。
今回の山は岐阜市の金華山と鷹巣山です。岩戸公園から七曲峠に登り七曲り登山道を降りてから、岐阜公園に向かいます。その後は瞑想の小径で岐阜城を目指しました。東坂コースを下り、妙見峠から鷹巣山に登った後に岩度公園に戻るコースを歩きました。
初夏のような陽気の中を歩きました。金華山と言うと、春にツブラジイの花が有名ですが、若干、花の最盛期は過ぎていました。

講師は中学校で教員をしていた廣江先生です。
現地で詳しく解説が有りました。


集合場所は岩戸公園となっていました。
岩戸公園の奥の駐車場に行っても、満車だと思い、手前の駐車所で停めました。
この場所は路線バスの駐車場だと言う程度に思っていました。
でね現地に着いたら、バスがターンする場所の他、余地が充分有りました。
それに、この岩戸公園へ来る途中にラブホテルが2軒有りました。ところが、ホテルが無くなり。アパートが建っていました。と言う事は、いかに岩戸公園に通っていないかと言う事です。
この場所が大きな駐車場所だと言う事やホテルが無くなってしまっている。
認識が足りませんでした。




駐車場にはトイレが完備していました。
丁度、トイレ清掃が済んだ所でした。
集まる場所に向かう途中、掃除道具を手にした男性とすれ違いました。
恐らく、奥に有るボックストイレを掃除してきたのでしょう。
あのトイレを掃除した人ですかと、男性に言葉をかけたら、そうだと応えました。
それで、礼を申しました。
このような方が居るから気分良く、トイレを使うことが出来ます。汚さないようにしたいものです。




私が、集合場所に着きましたら、一番最後でした。
でも、8時57分で遅刻では有りませんでした。
皆さん。集合するのが早いです。
山を歩くので、準備運動して歩き始めます。



歩き始め。
ドライブウェーを歩きます。




アスファルトの道から地道に変わりました。




ツブラジイの説明をする廣江先生。
ツブラジイの特徴は板根です。土壌が浅いので、こう言う根になるのだそうです。ツブラジイは南方系の木でネパールや中国の雲南省からの流れがあると有ると話されました。
このような板根の木で、西表島にサキシマスオウが有るといわれました。サキシマスオウを西表島に行った時に見た事が有ります。仲間川を船で遡って行った時、巨大なサキシマスオウを見ました。
こうして、話を聞いたことと自分が見聞した事が結びつく事が面白いです。




ドライブウェーまで歩いてきました。
ツブラジイを指して説明をする廣江先生。




ツブラジイの花。
ツブラジイは同じ木に咲きますが、雄花と雌花に分かれているのだそうです。
ウメやモモは同じ木の花で、雄しべと雌しべが一緒になった木です。ツブラジイのように雄花と雌花に分かれている木は、どう言う木だろう。原始的な木なのだろうか。




金華山の地質について説明しています。
この辺りの場所は、海底だったところが地表に出てきています。




七曲峠を越えて七曲りコースを岐阜公園に向かって下りていきます。
途中で出会ったのは小学生たちのグループでした。
ミンナ、「コンニチワ」と元気に挨拶してくれる。
引率している先生に聞きましたら、岐阜市の徹明小学校の児童で、全校登山でした。子供たちは120名ほどが来ていると話しました。大きい子、小さい子が混じって居ます。縦のグループにしているのでしょう。
水筒を持たない軽装です。下山して学校で給食となるのでしょう。




ツブラジイを指して説明しています。
金華山にはツブラジイやアラカシと言う照葉樹が多いと言っていました。





七曲りコースを下山してきたら、別の小学生たちとすれ違いました。
この子たちは岐阜市の明郷小学校の児童でした。こちらの学校の児童はザックを背負っています。山頂でお昼とするのでしょう。




岐阜公園の噴水の女神像です。
公園の中を通っていきます。





公園の中の木です。
イスノキと、名札が下がっています。




イスノキの葉です。
葉に瘤ができて居ますが、瘤の中にムシの幼虫が居て、成長して出てくるそうです。




上に、小さく見える岐阜城です。
岐阜城を目指して登ります。




岐阜城へは瞑想の道コースで向かいます。
今日のKオジサンの後ろ姿です。




瞑想の小道でも、この辺りは歩き易いです。




大杉を説明する廣江先生。
太い巨木で、珍しいそうでした。




休憩場所へ来ました。
北側の眺望が開け、長良川が下に見えます。
下からサッカーの応援なのか、応援団のような声が聞こえます。
県営グランドでもで、やって居るのだろうか。
声はするが姿は見えませんでした。




かなり、キツイ登りを登ってきました。
もうすぐ岐阜城です。





観測所の手前。
セッコクが木のくっ付いて咲いています。




このように、木に寄生しています。




セッコクをアップで。




岐阜城の広場へ着きました。
多くの人が登りに訪れています。
互いに名で呼んでいました。
毎日来るような人達。
顔馴染みなのでしょう。





広場から見える南方。
今日は、モヤが係り、遠方の眺望が利きません。




ランチタイムをとった後、下山を始めます。




この木はタブの木だそうでした。
何本も木があり、どの木がタブの木だか、判り難かったです。




エノキです。
かつては、塚に植えられている事が多かったです。




金華山の三角点を訪ねます。




展望台に来ました。
下界について、説明する廣江先生。




最盛期は過ぎましたが、ツブラジイがブロッコリーのような形で見えます。




東坂のコースを下って行きます。




ツブラジイの木です。




妙見峠まで下りてきました。
ここで、小休止です。
山に再び登ることとなりますが、仕事で電話がかかって来た人や次の山に登るのがキツイ人は鷹巣山に向かわず、岩戸公園に向かいました。



少し、休憩してから鷹巣山へ向かいます。
急な登りとなっています。





鷹巣山から見える南方方面です。
右から左へ続く太い線。
東海道線の高架です。
列車が走って行くのが見えました。




鷹巣山から下山します。




先ほどの岐阜城が小さく見えます。




急な下り坂を下山していきます。




朝の集合場所だった岩戸公園まで戻ってきました。
ここで、挨拶をして解散となりました。




感想
自然を楽しむ山歩きと、タイトルに有るようにツブラジイを愛でながら歩く事が出来ました。色々と、知らないことを教えて貰える事が面白いです。岐阜城の手前ではセッコクを見る事が出来たのも、ラッキーでした。金華山へ何度も登りに来ていましたが、
セッコクが有る事を知らなかったのです。
大岩不動のセッコクを見に出かけた事が有ります。
http://blog.goo.ne.jp/gifu2212/e/ba12e8bdec2d7f0e408315079421ed8b
今なら咲いているでしょう。



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