Kオジサンの新・山歩きの記

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「秋さわやか  富士山麓ぐるり一周ウオーク ①」

2011-09-28 13:57:59 | ぐるっと富士山

名古屋からバスで富士山に向かい、富士山の裾野を14回のウオーキングで1周します。

今回の参加者は38名でした。
今回は女性が28名、男性は10名で圧倒的に女性が多かったです。


浅間大社駐車場(11:10) ― 富士山本宮浅間大社(11:20) ― 湧玉池(11:34) ―  

富士宮スポーツ公園(12:50)~(13:25) ― 本門寺(14:00)~(14:05) ―  千居遺跡(14:59)

 ― 狩宿の下馬桜(15:13) 


バスが東名高速を東に向かって走るうちに、富士山が近付いてきまして大きく見えるようになりました。
今月、25日が初雪となり、冠雪した姿がハッキリと望めました。

もうすぐ由比海岸です。



歩行ルート図



富士山本宮浅間大社がスタート地点です。
ストレッチ体操をして、ウオーキングに備えます。


浅間大社で説明をするリーダー


沢山吊るされた絵馬。
願い事が一杯です。


富士山の伏流水を自由に汲み取ることが出来ました。



大社に無事の祈願をして右手に進みますと湧玉池が有ります。
豊富な富士山の伏流水が音をたてて流れ出していました。


湧玉池。
伏流水が沢山流れ、水の中にはバイカモの花が揺らいでいました。
人に慣れた鴨が居て、餌をねだっていました。

少し雲が掛かって来た富士山を右手に見ながら住宅地の中を進みます。周囲は家が立ち並んでいます。



昼食場所は富士宮スポーツ公園でした。公園と名が付いていますように体育館やグランドが点在していますが、公園となっていて、緑の多い場所でした。


今日の昼食。天神屋の弁当。煮物が得意な店のようで、揚げ物が無く、味も美味しかったです。



道端に咲いていたヒガンバナ。
秋、真っ盛りと言った感じです。


本門寺に到着です。
ここで少し休憩を取りました。


山頂に雲が掛った富士山。広い裾野の形が分かります。
 
この後、本門寺、千居遺跡へと歩きましたが、進むにつれて人家が少なくなり、田園的な雰囲気となって来ました。
鬱蒼とした杉林の中を歩きます。樹間を歩く環境は良いのですが、アスファルト道を歩き、ゴール近くとなって、皆サンは疲れていました。


狩宿の下馬桜に到着し、終了のストレッチ体操をします。



名ガイド
今回は帝産観光バス名古屋が現地までの足となってくれました。
少し年配のガイドさんでしたが、今日は「車掌としての乗務です」と話していました。
帰路、バスが浜名湖へ差し掛かり陽が落ちてきた時です。
ガイド・・・「秋の陽は釣瓶落としと、申しまして・・・・」
若い添乗員は・・・「釣瓶って、どんなのヤ知らないわワ」
私は「加賀の千代女」ヤンと突っ込み。
ガイド・・・「朝顔に釣瓶とられて~」の切り返し。
そして、釣瓶とはどんなものかの説明。

流石に年配の「ガイド」だけあって、知識が豊富でした。
富士山に向かう途中の遠州豊田PAや富士川SAはスマートインターになっていて、利用する車が多いとか、富士山の南東の山は愛鷹山で、○○○メートルあります。とか
バスが薩捶トンネルを出て、右に田子の浦港が見えて来ると、「田子の浦 打ち出でてみれば・・・」
万葉集の一クサリ。
兎に角、知識が豊富な人でした。長年の勤務で蓄えてきたものだと思います。
最近の若いガイドの説明は耳障りですが、彼女の話の仕方は上手でした。

岐阜県に濃飛乗合と言うバス会社が有ります。
新人ガイドを新人研修で乗鞍岳に連れて行き、研修していたニュースを見たことが有ります。
イメージとして、そんな、新人を教育して一人前のガイドとして育てて行く教官。そんな雰囲気に感じられました。

 


富士山本宮浅間大社。
ここからがスタートです。 


最後に
バスの車内でリーダーが、このようなバスツアーでウオーキングが初めての人はいますか、と訊ねましたら10人程の手が挙がりました。
今回、ウオーキングの経験の無い人でも、完歩することが出来ました。
38人全員が完歩です。
今日のコースは11.8キロでした。
約12キロを3時間程で踏破し、時速4キロ余りでで歩いた事になります。
この後、13回のウオーキング。今日のように歩けたので、今後は絶対に歩けます。これからウオーキングを続けて1周を目指てくださいと、勧めていました。
参加者の約4分の3は女性でした。友達同士の女性。単独の女性。御夫婦での参加。全体的に女性の参加が多く、女性が元気と言う印象でした。
山へ登ってみたい。ウオーキングをしてみたい。そんな願望を持っていて、バスで連れて行ってくれるのは、安心だから参加しているのかも、知れません。


好天に恵まれ、背中に汗をかくほどの気温でしたが富士を愛でながらのウォーキングが楽しめました。

 

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湖北 余呉トレイル 行市山から - 柳ケ瀬山へ

2011-09-16 20:49:53 | 水曜会

久し振りに登山靴を履きました。8月に硫黄岳に行って以来ですので、1ヶ月以上が経過しています。


「ジオンと山歩記」さんが主宰する「水曜会」で余呉トレイルに参加しました。今日のメンバーは9人。岐阜県組4名。滋賀県組2名。愛知県組2名。そして地元の福井県組1名と言うメンバーでした。
余呉トレイルは中央分水嶺で日本海へと太平洋への水が流れる分け目となっています。



琵琶湖の北東に余呉湖と言う小さな湖が有ります。
その南側には賤ヶ岳。少し北の方には内中尾山で玄蕃尾城跡が有ます。
この湖北地域は信長が亡くなった後に跡目争いが起こり、秀吉と柴田勝家が戦った古戦場地帯です。


GPS軌跡図。乱丸さんから戴きました。


行市山登山口(9:01) ― 別所山砦跡(10:01)~(10:05) ― 行市山山頂(10:58)~(11:02) 


― 分岐(11:05) ― お昼の場所(11:55)~(12:58) ― 刀根越(13:58) ― 柳ケ瀬山(14:07)


 ― 玄蕃尾城跡(14:13)~(14:43) ― 刀根越(14:52)~(14:58) ― 柳ケ瀬登山口(15:30)  



まず、最初に下山口の柳ケ瀬に車をデポしてから出発です。
登山口には毛受(めんじゅ)兄弟の墓があり、手厚く葬られています。


猪よけのフェンスを開いて登山道に入って行きます。


登山道には100メートルごとに小さな柱が立てられ、山頂までの距離を現しています。そんな、登山道を進みました。


ヤマジノホトトギス。クモの巣が張っていました。


行市山の山頂。ここも戦国時代に砦となった場所です。
東南の樹木が切り払われ眺望がきくようになっていいました。


山頂からの眺望。
余呉の町が見降ろせました。

お昼の食事を食べたのは、登山道の開けた場所でした。誰も登って来る気配がありませんので、私たちの貸切みたいなつもりでシートを広げました。皆が持ち寄った沢山の食材。美味しかったです。
1人分づつの容器にそうめんを分け、牛肉をトッピングし、グリンピースを乗せ冷たいカレーソースを注ぎました。


登山道は整備されていましたが、行市山から柳ケ瀬山へ向かう途中には、足元は、道がしっかりと付いていましたが、高く伸びたクマザサをかき分けて進む所も有りました。

玄蕃尾城跡
玄蕃尾城は倉坂峠(刀根越)に近く、交通の要衝にあります。
しっかりとした城郭の遺構が今も残っています。戦に備え土塁を築いたのでしょう。この城跡の周囲には樹木が有りますが、当時は戦に備え、皆切り払われたのではないでしようか。そして火縄銃や弓で、敵を迎え打ったと思います。


広い城郭。
土塁が残り、当時の姿を想像させます。



両側が切り立っていて、谷底の形になっています。                    ジオンさん提供
通行するには、どうしてもここを通らなければなりません。

倉坂峠(刀根越)
両側が切り立った壁のような形状をしており、往来するにはどうしてもこの峠を通る必要が有ります。
北陸線が開通し柳ケ瀬トンネルが出来ましたが、それまでは、ここを難儀して旅人が通っていました。
土地の形状から関所や、検問所が有ったかも知れないと思いました。
下山は、峠から柳ケ瀬まで歩きましたが、道幅が広く当時、荷を乗せた馬が往来したのだろうと言う雰囲気を感じました。
琵琶湖を水運で運ばれ、木之本で陸揚げされた物資がこの峠を通過して北陸を目指しました。


幅が広い道。
人や馬が往来し、賑わったことが想像できます。


下山してきた柳ケ瀬にあった説明板。


余呉トレイルの第1回に参加させて貰いました。
残暑の残る日で気温が高く、暑さから歩くのが厳しかったです。
特に昼食場所へ着くまでにバテてしまいました。
昼食後は少し元気を取り戻せました。

戦国の時代。大きな城郭が残っている玄蕃尾城跡。登山口の毛受兄弟の墓。戦国の時代を思う、ロマンが広がります。戦に備え、鎧武者が往来した姿が想像できました。

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「秋さわやか  ぐるっと琵琶湖一周ウオーク⑥」 2011年9月7日(水) 晴

2011-09-07 23:20:44 | ぐるっと琵琶湖一周ウオーク

名古屋からバスで琵琶湖に行き、ウオーキングを重ねています。
前回、7月6日に第16回のコースを歩きました。その後、8月は暑いため開催予定は無く、9月に入ってからの実施です。ほぼ、2か月ぶりのウオークと成りましたが、ウオーキングが待ち遠しく、丸でウオーキング中毒?毎月歩いているので、歩かないと変な感じがします。
今回は、取りこぼした第6回のコースで、彦根港から長浜の豊公園までの11.5kmを歩きました。今日のコース。琵琶湖を時計で表現しますと3時に当たるの部分です。
今回の参加者は30名で女性が19名、男性は11名でした。
第6回で歩いた行程
彦根港(10:00) ― 松原水泳場(10:12) ― 万葉歌碑(10:40) ― 入江橋(11:21) ―
朝妻公園(11:42~11:52) ― 朝妻神社(11:56) ― 蛭子神社(12:03) ― 
道の駅近江母の郷(12:26~13:15) ― 「赤とんぼの柵」(14:10) ― 豊公園(14:24) 

第6回のコース地図



(09:52)
バスが彦根港に着きました。
下車すると彦根港に観光船が入港してくる。
そんなタイミングでした。



ストレッチ体操をして、これからのウオーキングに備えます。




(10:01)
出発です。
彦根港から歩きだしました。




(10:04)
湖畔を歩きます。



歩く途中、湖北の方を眺めました。
微かに遠くの竹生島が見えます。




(10:06)
先に見える三角屋根のホテル。
以前は彦根プリンスホテルでしたが、名が変わり、彦根ビューホテルとなっています。




こちらは伊吹山。




(10:09)
歩くのを立ち止まってリーダーの説明を聞いています。




(10:13)
湖岸を歩きます。
この辺り、松林が続いています。



(10:14)
彦根港をスタートして湖岸を歩き始め、やがて松原水泳場に来ました。
この先が松原水泳場。
この湖岸で毎年、琵琶湖の夏の風物詩である鳥人間コンテストが開かれるところです。
ここで開催されるのだなと、思いながら歩きました。

勿論。あのプラットホームは撤去されて残っていませんが、この松原水泳場で開催されたのだと、想像はできます。毎年、夏に開催され、今では彦根の夏の風物詩となりました。




(10:25)
近江湖の辺の道の道標です。
左は湖岸の松原水泳場を指し、右へは豊公園を指しています。





(10:29)
彦根ビューホテルの前を歩いて通過して行きます。




振返ると、歩いてきたコースが見えます。
手前が歩いて来た松原水泳場。そして、松林。
その向こうに彦根城が望めます。




(10:38)
さざなみ街道の歩道を歩いて来ました。
ここは米原市の磯地区です。
長浜まで12kmの道路サインが出ています。




湖岸から見えたのは烏帽子岩です。
注連縄が掛かっています。



(10:54)
磯川の磯橋を渡り左に折れます。
近江湖の辺の道のサイン。
消えかかっています。



橋の上から川に目を向けるとカモが居ました。
人に慣れているのか逃げません。




(10:55)
船が係留してあります。
磯地区ですので磯漁港なのでしょう。



(10:56)
湖岸へ降りました。
遠くに見える白い建物。
あの場所がゴールです。




(11:52)
朝妻湊跡へ寄りました。
説明板が有ります。
かつては賑わった湊なのですが、湊が活用されなくなり廃れてしまいました。




(11:56)
朝妻神社へ来ました。
この神社は天野川を隔てて恋に落ちた男女の伝説があり、対岸の蛭子神社とともに縁結び・子宝の神として信仰されています。




天野川に架かる朝妻橋を渡っています。
遠くに伊吹山が見えます。





(12:03)
北へ進み、蛭子神社に到着です。

先ほど渡った川が天野川で琵琶湖へ流れこんでいます。
天野川を挟んで南に朝妻神社が彦星。
北側の蛭子神社が織女星だそうです。




蛭子神社の脇には、皇女が世継へ御幸されたことを後世に伝えたいという村人の願いから七夕石として祀られています。
その七夕石はに悲恋に纏わる由来が刻んでありました。





(12:10)
米原市世継地区です。
この地区は伊吹山の伏流水が自噴泉で流れ出ています。
自噴泉で手を洗います。
冷たい水が心地よかったです。




(12:14)
こちらは生姜を洗うおバアさんです。
自噴泉は3ケ所程有りました。



(12:26)
道の駅 近江母の郷に着きました。
この辺りの案内板が設置してありました。



今日のお弁当が支給されました。
今回も草津の南洋軒の弁当です。



前方に長浜港へ入港する船が見えます。
参加していたお年寄り夫婦が、あの船に孫が乗っていると話していました。 
お孫さんは大津市に住んでいて、学校から集団生活で合宿し、あの船で長浜へ来ている。それでと、列の皆さんよりも早く歩き、孫に有って来ることが出来ました。
普段から息子さんと交流があり、こうゆう事が出来るのですね。


滋賀県の児童が湖上で学習する船を検索しました。
びわ湖フローティングスクール。「うみのこ」と言う船でした。
https://uminoko.jp/outline/about-uminoko/




(13:47)
湖岸を歩きます。ゴールが近づいて来ました。
先に観える小さな白い建物が長浜ロイヤルホテルです。
あの場所がゴールです。
小さく、のっぽの長浜大仏が見えます。



近江湖の辺の道の指示標識です。
豊公園まで1.9kmとなりました。




(14:10)
ゴール近くになって、歩道の脇にスチールの柵が有りました。
パイプを1本づつ叩いていくと「あかとんぼ」のメロデーを奏でます。
この場所が湖岸からの風景で日本の夕日100選に入っているそうでした。



(14:22)
豊公園に到着しました。
長浜城が見えます。
既に東濃鉄道のバスが待っています。



ゴールして、リーダーから今回で完歩した人が居ると、発表が有りました。



(14:25)
16回を完歩してゴールのセレモニーです。
リーダーと添乗員がテープを張っています。そこへゴールします。
今回、4人ほどの人が完歩しました。






今日、歩いた歩数です。
2万歩余り歩きました。
スタート時に撮影するのを忘れ、開始カウントが上がっていました。



最後に
松原水泳場の松林を歩きました。ここが鳥人間コンテストが開かれるところなのだと想像しながら歩きました。
朝妻神社と蛭子神社。その間の天野川。七夕の石を知る機会でした。
ご夫婦の会話から「うみのこ」と言う児童が湖上で学習する船が滋賀県に有る事を知りました。各地に〇〇少年自然の家などと言うものは有るが、このような船の研修施設は日本で唯一なのでしょう。このように知ることが出来たのが面白いです。
台風の後で、好天の下。良いウオーキングをすることが出来ました。
次回は取りこぼした13回が、10月6日に有ります。
いよいよ、ゴールを迎えます。


今回の経費
彦根港から長浜の豊公園6,500円

「秋本番    ぐるっと琵琶湖一周ウオーク⑬」 2011年10月6日(木) 晴
https://blog.goo.ne.jp/nkataoka1948/e/07217c4fcb31ca0833ceccdf30782548

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