6月27日、「各務原歩こう会」のメンバーと一緒に梅雨の谷間。伊吹北尾根と伊吹山へ行って来ました。
バスで行く山登りの一番のメリットは、登山口で下ろして貰い、下山口で拾って貰える事です。
そんな山行に行って来ました。
国見峠登山口(8:12) ― 鉈ヶ岩屋分岐(8:33) ― 鉄塔跡地(9:05) ― 国見岳(9:16)
― 大禿山(10:13) ― 御座峰(10:58) ― ランチ(11:35)~(12:05) ― 静馬ヶ原(13:32)
― ドライブウエー取付き(13:47) ― 伊吹山
伊吹北尾根は花の多いコースですが、花の盛りの時期は過ぎていました。
イワウチワはすっかり、葉ばかりに成っていました。ヒトリシズカは大きな葉が伸びていて、ルイヨウボタンやエンレイソウは花が終り結実していました。バイケイソウは枯れ出して無残な姿をしていました。
良かったのはニッコウキスゲが登場し、初夏の雰囲気を感じさせてくれたことです。登山道の東斜面に顔を見せていました。
時期的に、春の花が終わり夏の花が咲き始める。そんな端境期だったのでしょう。
登山口からかつて鉄塔の有った跡地までが登りでキツかったのです。国見岳、御座峰へとコースを辿りましたがアップダウンの繰り返しでした。静馬ヶ原まで来ると、ドライブウエーにマイクロバスが待っていてくれました。
ドライブウエー取付きからバスで伊吹山の駐車場に向かい、その後に伊吹山を周回しました。
私は、途中に2回尻餅を付きました。雨の後で湿った粘土質の土は滑りそうで歩き難くかったです。2回目に尻餅を付いた時、左膝を打ちましたので、用心をして伊吹山を周回するのは控えました。
誰かが言いました。こんなガラ~ンとした駐車場は初めてや。
真夏前の平日で駐車場は閑散としてしていました。
国見峠まで運んでくれたマイクロバス。
準備体操をしてから出発です。
雲が低く垂れ込めています。
視界がよければ、伊吹山を望めるのでしたが、残念でした。
国見岳の登山口から登り始めです。
これから縦走の開始となります。
鉈ヶ岩屋分岐に到着です。
周りはすっかりガスっていました。
KDDIの鉄塔が有った場所まで来ました。
急登を登り終え、水平のコースを歩けます。
コースの東側に旧春日村が見えます。
歩みを止めて小休止しました。
ガスっています。
谷底に旧春日村を見下ろせます。
急な斜面にニッコウキスゲが顔を見せました。
ニッコウキスゲ。
この顔を見ると初夏を感じます。
御座峰の手前の登りに差し掛かりました。
周囲から鳥の鳴き声の競演です。
遠くから「カッコー」の声。「トッキョキョカキョク」のホトトギス。
「ホーホケキョ」のウグイスの声も勿論聞こえました。
ウグイスは上手に鳴くようになっていました。
御座峰に到着です。
プレートがだいぶ、草臥れています。雪や雨に晒されているからでしょう。
御座峰を過ぎると南の方の視野が広がります。
それでも伊吹山は恥ずかしがっているのでしょうか、ガスの中です。
ドライブウエーが見える地点まで来ました。
もう、マイクロバスが待っているのが見えます。
11時57分。
静馬ヶ原の高い場所まで来ました。
前方に伊吹山ドライブウエーが見えます。
横に伸びるドライブウエーは傾斜が無く水平な道路になっています。
そして伊吹山の山頂が確認できます。
なんと言う花でしようか。
初夏の花が咲き始めていました。
静馬ヶ原からドライブウエー取付きで待っているマイクロバスを見下ろせます。
もう、ひと踏ん張りです。
長かったコース。お疲れ様でした。
すぐ上にバスが待っています。
ドライブウエーに着きました。
先方に伊吹山山頂が見えます。
長い北尾根のコース。
あのアップダウンを歩いてきました。
左に小さく見えるのがスタートした国見峠です。
マイクロバスに乗って伊吹山山頂に向かいました。
生憎の天候で眺望はかないませんでしたが、雨に降られなかっただけでも良しとしなければなりません。
返って、曇っていた方が日差しが無く幸いしました。
終盤、伊吹山近くまで来る頃には、遠くの方が見えるようになりました。
バスでの山登りの良い点は登山口で下ろして貰えて、下山口で拾って貰える。そしてオマケに伊吹山駐車場まで運んでくれました。
伊吹山を周回できなかった事は残念でしたが、初夏の山を楽しむことが出来ました。