日暮らし通信


その日暮らしの生活でも、感謝しています

日頃、見た事・聞いた事・感じた事・そして言いたい事などを発信します

メガネ無しで新聞読めます

2014年07月01日 20時49分57秒 | 日暮らし通信
日暮らし通信

■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

クチナシの花

所沢航空記念公園



● 写真の上でクリックしてご覧ください ●




元気だった頃、妻は意外と沢山の得意技(とくいわざ)を持っていた。

特に料理に関しては(うるさ)い地元の奥さんたちも妻の料理には一目置いていたほどだった。

そんな妻の作る肴を食べながら私は毎晩晩酌を楽しんでいた。

それが今では自分で肴を調達しての味気ない晩酌となり、お酒を飲んでも何故か(むなし)しさばかりが増して今では毎日は飲まないことにしている。

そうなると不思議なことに毎回飲む酒量も減ってきたので身体のためにはいいことかもしれない。

さて、病気を得た妻は全てを失ってしまったのか? 

失ったものも多くあるのだが、実は意外な長所を妻は持っているのです。

それは視力がいいこと。
妻は今週古希を迎えるが今でもメガネ無しの生活を続けているので、いわゆる 「老眼鏡」 は必要ないのです。

具体的には 「裸眼で新聞の段記事を読むことができます」 と言えば納得してもらえるだろう。

あの小さな文字を裸眼でいとも簡単に読む姿は、自分の妻ながら 「(たい)したもんだ」 と私も驚きです。

私のようにもう20年以上のメガネ常用者ではこれは羨ましいことだ。

ところで 「妻のメガネ無し」 は私にとっては大変有難いことで、もし妻がメガネ着用ならそれなりの気苦労があるはずだからだ。

元気を無くしてから早9年、多くを失ってしまったが 「歳を重ねても裸眼で新聞を読む妻」 は私にとっては自慢の良き伴侶でもある。