写真説明: 漏水検知器と上水・温水配管 (写真①) ●★ 写真の上でクリックすると拡大写真になります ★● |
先日、昼の12時前のことだった
突然、台所の方から 「ピー、ピー、ピー・・・」 「ピー、ピー、ピー・・・」 とのブザー音が聞こえてきた
何のことやらさっぱり判らなかったが、私が流し場の下の格納庫の扉を開けると、どうも音源は上水、温水配管の下に置かれていた 「漏水検知器 (写真①)」 からだった
しかし、ブザーはまだ連続して鳴っている
漏水? と心配になり、配管を指で触ったり、配管にティッシュペーパーを巻き付けて見たが漏水している様子は無い
このブザー音を止めるのはどうすればいいのだろうか?
写真説明: 漏水検知器 (写真②) ●★ 写真の上でクリックすると拡大写真になります ★● |
仕方なくこの検知器を取り付けた業者の 「お客様相談センター」 に電話して事情を話すと 「手前 (写真②) の黒いボタンを押してください」 とのことだった
実行するとやっとブザー音が停止した。どうやら検知器の誤作動だったようだ
この検知器は昨年12月に 「水道蛇口のメンテナンス (有料)」 を実施した時、業者が無償で取り付けた器具だった
だが私はこの検知器がどのようにして水漏れを検知するのかが、どうしても理解できなかった
写真① に示すような位置で飛び散る漏水ならともかく、微量な漏水をどのように検知するのかは疑問のままだった
写真説明: 対策後の漏水検知器 (写真③) ●★ 写真の上でクリックすると拡大写真になります ★● |
その翌日、業者のスタッフ二名が確認に来て、まず水漏れをチェックしたが異常なしで、やはり検知器の誤作動との所見だった
「温水検知器」 は同じタイプだが新品に替え、下に敷いている織布は 写真③ のように大きいのを取り付けた
だが私はまだ何となく釈然としない。どうしても何故漏水を検知するかの仕組みが判らないからだ
だがこの検知器のポイントは織布にありそうで、この黒い敷物の上に水気が発生するとそれを検知するのかも知れない
写真① の織布は両方の配管に及ばず、何の意味もなさなかったようで、来たスタッフが大きめな織布を用意してきたことがそれを裏付けている
この検知器はまだ商品化されていないとのことで、我が家ではデータ取りのお手伝いになっているのだろうが、今回の件は必ず参考になる事例であっただろう
無料だから取り付けているが、有料なら全く興味の無い検知器である
でもこのような機器の不具合は良い勉強になります。不具合には必ず原因があって、その原因を早く見極めるのが腕の見せ所。そしてタイムリーな対策を実施する。それがプロと言われる人の特技でもあるからです
昔、会社でジェットエンジン運転で起きた不具合のトラブルシュートを想い出しました