11月某日、朝6時過ぎ、新聞を取りに表に出ると、見渡す限りの空一杯に朝焼けが広がっていた。
その朝焼けが発する光で表は紅い照明をしたような明るい光景になっていた。
このような朝焼けを見るのは珍しいことなので、早速カメラを持ち出して紅く広がる大空を撮ることにした。
それにしても何とも言えない超芸術的な絵画を見ているようで、その神秘的な光景を造り出した自然の営みに驚異の気持を抱いてしまった。
だが撮るのに ”待った” をかけたのが張り巡らされた電線、何と邪魔な存在なのだろうか?
電線抜きの構図にしようとトライ、トライを重ねたら空堀川沿いまで行ってしまったが、撮った写真をパソコンで見るとやはり電線入りになってしまった。
この見事な朝焼け模様も30分もすると消えてしまった。でも達者な筆使いで空中に描いた朝焼け雲は最高の傑作でした。
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