またブログへの投稿が滞ってしまった。最近、あまり投稿意識が薄れてしまったのは何故だか自分でも判らないないが、私のプログを楽しんでいる人もいるようなので、気を取り直して挑戦したいと思っています。
ところで昨日はあまりいい日ではなかった。
11時過ぎ、近くの食品スーパーで買い物を終え、駐車場へ。車に乗って発進しようとしたら、一台のパトカーが駐車場へ入って来た。
「ここで事件でもあったのか?」 と、見守っていると、二人の警察官が車から降りてこちらへ歩いてきた。
「どこへ?」 と、また見ていると何と私の車に近付いて 「運転手さん、少しお話を聞かせてください」 と、言うから私は車から出て表で対応した。
「何でしょうか?」 と答えると 「これは何?」 と指差したのは車の屋根に取り付けてあるアンテナだった。
どうもこのアンテナが怪しい、と警察官は私の挙動を疑ったようだ。
「これはアマチュア無線用のアンテナです」 と、答えたが、内心は 「こんなアンテナの種類も判んねえのか?」 と、少し苛立ってしまった。
免許証の提示を要求され、その後、いわゆる簡単な職質 (職務質問) を受けたが、私としては不満だらけの警察官の対応ぶりだった。
何で私が疑いを掛けられるのかと聞いたが、違法無線に関連する犯罪が多発しているのでお聞きしたとのことだった。
「そんなに疑うのならトランクの中も調べますか?」 と、私は一方的にトランクを開けて調査を要求した。
警察官の一人がトランク内を調べたが、何もあるはずもない、さら 「運転席も調べますか?」 と言ったがそれは必要無いとのことだった。
もしかしたら警察官はこのアンテナを不審として、私が覚醒剤でも所持しているのでは? と、勘ぐったのかもしれない。
かつてアマチュア無線が盛んだった頃はアンテナを取り付けた車は珍しくは無かったが、今は携帯電話の普及で私のようにアンテナ付きの車はあまり見かけなくなった。
しかし、警察官はあまりアマチュア無線のことは知識不足のようで、私が答えた内容もあまり理解できないようだった。
私の態度に警察官も躊躇したのか、ひたすら犯罪防止のためのお声がけでしたと、平謝りの表情だった。
でもこのような職質を受けて私は少し気落ちしてしまった。
警察官から見れば私の姿は犯罪者の疑いがあるように見えたことは明らか、それだけでも情け無い話しだ。
運転免許証を取得してから60年、その間警察官に免許証を提示したのは10回にも満たない。
だから昨日は私にとってはあまりいい日ではなかったようだ。
でも警察官の 「勘」 も少し錆付いているようでした。
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