そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

「生ハムハンドリング」@ドイツ キールの自宅

2007-01-14 06:30:51 | 海外で飲み食い
いつもの激安スーパー



クリスマスの忘れ物
「グリューワイン」も



たたき売られていますな

1リットルで¥150ですか


「早く消えてくれ」という
店主の叫びが聞こえてくる設定ですが


クリスマスが過ぎると
不思議と飲みたくなくなるもので



500mlのビールも
6本でこの価格
1本¥50という衝撃


なのですが



ペットボトルとは・・・


コーラとかなら
それがもう普通ですけど


ビールはちょっと・・・
と思ってしまうのは私だけ?


さて
塊肉をゲットするのに重宝するこのスーパー
最近細かい「ハム系」も充実していることを知って
いろいろ試してますが



美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!


日本で生ハム買うと
ほんとケチな量で¥298から

あれじゃ食生活に浸透しませんがな


コチラでは
1ユーロで手に入る各種ハムを並べて
ホテルみたいな朝食も
決して夢ではないような


そんな激安生ハムにあふれたスーパー




あまり考えずに買ってしまった



生ハムのこま切り


取り扱いに
意外と困ったりして

生ハムって
食材の一員として
入れ慣れてないわけでして



オムレツぐらいしか思い浮かびませんが



まあ間違いなし


味噌をいろいろ混ぜて
「肉味噌」みたいなのもアリだったかなと

バーグは・・・
しょっぱ過ぎますかね


今後の研究テーマですな



2ユーロ未満のメルロー


日を追うごとに
エコになっていく我が屋の食卓


何がエコって
「飲み会が無い」ことが
何よりものエコですけどね


雑誌も読めないし
衣料品もでか過ぎ
携帯も不携帯のことが多く

ほぼ強制的エコ生活


4-5軒飲み歩いて
朝 床で目覚めると
ジャンクフードであふれたコンビニ袋と
デジカメには大量のブレたラーメン写真


アレはホントにオレ様の所作だったのか?と
夢の様に思う今日この頃
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Diavolo eL’Aquasanta@イタリア ベネツィア 「魚介マンセーなイタリア的居酒屋」

2007-01-12 02:55:17 | 海外で飲み食い
Veniceの名所



「リアルト橋」


橋の上からずーっと続く



「竹下通り」ばりの土産物屋ストリート


見てるだけでも楽しいし
普通に買い物するぶんには
ボラれることは少ないのでしょうが


飲食店はマジでヤヴァめ


せっかくだから
ジェラートでも食べるかね~
とフラリ入った 橋のたもとのお店では


ハイハイこちら~~ と
半ば強制的に座らせられ
渡されたメニューには


なんとジェラート
7ユーロ(゜д゜lll)!?


ワインが一杯
12ユーロ(;゜Д゜)!?


注文取りに来る前に
あわてて走って逃げ出しましたが


話によると
こんな値段を取っておきながら
悪くなりかけの魚とかを使っている店もあったりするようで


とにかくVeniceでは
飛び込みでレストランに入るのは禁忌
と言ってもいいかも


とくに中心の運河沿いのレストランは
絶対避けるべきかと


さて



ちょっと路地に入り込むと
さっきの喧騒はどこへやら



イタリア通のマイミクさん絶賛のコチラのお店
この上ない確証


この手のお店
中では 立ち飲みで楽しむエリアと
座って食すエリアが分かれていることが多いそうな

もちろん
立ち飲みの方が安いわけですが
ガッツリ目的の我らは奥の方へ~


って


そんなに広くない店内は我々で満席

出るころには
外に長い行列が

こんなに路地にあるお店なのに
結構な人気を博してますな



メニューには
英語にあわせて日本語も

この方のおかげでしょうかね
実に助かりますな


まずは誰もが勧める



前菜の盛り合わせ


新鮮な魚介料理が
実に日本人にもストライクなわけでして



うま(;゜Д゜)すぎ!

このムッチリしたタラはなんぞや?
どう調理したらこんな風になるのよ?



美味過ぎて
昼からグビグビ行っちゃうわけですが


この手のデカンタを
ぼったくりレストランで注文したら
いったいどれだけボラれるのかと
うすら寒いことしきり



お約束ですが
ベネツィア名物らしいのでね



身もタプーリ


ええもちろん
つっこみどころが無いぐらい
ウマーなわけですが


横のドイツ人と思しきカップルは
イカ墨スパを2皿と
イカ墨リゾットを2皿 って


さすがにそれはどうかと


翌朝が実に楽しみですね



これまたオススメとの
「フリット盛り合わせ」



キャ~~

実にイケナい色合いですが

この際ね
歯止めをかけてる場合じゃないのでね



美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!


もっと油っぽくて
コッテリモッタリを予想していましたが

この軽さ&香ばしさはなんぞや?


イカの中心は半生だったりして
極上のテンプラにも匹敵


「魚の食い方は日本人が一番」なんて
フィッシュアンドチップスなんかと同等にして
ナメてかかっていましたが


すんません
見識を改めますです


同じ海辺のドイツ キールでは
なぜにこのレベルの魚介料理が発展しないのかと
実に残念なり

ドイツ人は
豚に思い入れが強すぎるのかもしれませんな


しかしこのフリット
しっかりと効いた塩気で



酒が進むこと進むこと

昼から
1リットルを余裕でクリアですがな


このあと水上バスで
居眠りしちゃったのはナイショ



エビ&イカ2種類?

そして
あとでわかったのですが
白身の甘い魚は「アンコウ」ですか


う~~ん
コレはマストな一皿ですね~


魚好きの日本人だったら誰でも
ふるえてしまうんじゃないですか?



昨日みたいな
極上のオサレなレストランもいいですが

こんな肩肘張らないラクーなお店で
魚介を肴にグビグビ~~ってのも
これまたヴェネツィアの醍醐味なんじゃないでしょうか
ちなみに二人で50ユーロぐらい


もしココに住んでいたら
立ち飲みエリアの常連になっちゃうことでしょう



行き方だけ書いておきますね

Osteria al Diavolo eL’Aquasanta

リアルト橋から運河の西側を南下
かなり有名な「マドンナ」というレストランがある
Calle de la Madonaという路地を西へ右折
「マドンナ」を超えてしばらくして右側

営業時間等は不明・・・



さすがにこの日は
揚げ物を大量に摂取したのもあって夜抜き
ホテルでマターリしてましたが



「たけし城」やってたり

あまりの懐かしさに
思わず見入ってしまいましたが

日本のアニメも
必ずどこかのチャンネルで映っているし
意外と日本の文化(というのか?)も
浸透している気がしなくもない


そんなイタリアのネタも
とりあえずここまで



結論

イタリア旅行 学ばず臨めば 行かぬに似たり

レストラン的予習はこれ必須なり
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Agli Alboretti @イタリア ヴェネツィア 「コードギリギリ?繊細イタリアン」

2007-01-11 02:09:00 | 海外で飲み食い
最後はVenice



噂にたがわず美しい街ですな
これぞ観光地な風情

住んでいる人より
観光客の方が多いのでは?



島に車が入って来れないため
移動は「ヴァポレット(水上バス)」に依存

景色が美しいので
コレが一つのアトラクションとも言えますが


結構時間かかるのね コレって


混雑時には
あまりに並んでしまって
30分以上順番を待つことも


待ち合わせに間に合わない~
仕方ないから走っちゃえ~

って
街が迷路みたいなので
思いっきり迷います


迷うのもまた楽し
なんて書いてあるガイドブックもありますが
そんな余裕はなかったりして



マイミクさんをお待たせすること30分
発汗しつつ
ようやくたどり着けた「バーカロ」


暗いので店を探すのも一苦労
慣れると「匂い」でわかるとのことですが
潮の香りしか感知できません・・・

年数回×何年という経験が必要  ですよね やっぱ



なんだかんだ言って
慣れた方と一緒に
地元の方に混じって飲む酒がなにより美味いわけで
心地よさもひとしお



当然といえば当然なのですが
その地の言葉を多少なりとも話すというのは
現地に溶け込むためにも
初歩的かつ最重要なファクターだと再認識


ここのところ遊ばせてしまっている
ドイツ語学習意欲が再燃した次第です



マイミクさんたちと再会をお約束して別れたあと
我々が向かったのは



コチラのお店


かの地の情報を得るために一番有益なソースは
ガイドブックよりも何よりも
個人の発信する情報だと信じる昨今


あちこちでほめられているだけでなく
とある信頼のおけるブログでも
「群を抜いている」とべた褒めされているお店


数少ないベネツィアでの食事を無駄にしないように
シカーリと予約して勢い良く入店してみると



ヤ (゜д゜lll) ベ

想像を超えるハイグレードな設定に
気まずさをおぼえる
シャカシャカジャージ×2


ジャケットをお預かりします  って


ナイキのジャージでもいいですか?
他に預けられるものが無いんですが



実際
3歳ぐらいの子供づれの
日本人と思しき家族が後から入ってきましたが


子供が「わーーーーっ」と走り出した瞬間
マネージャーらしきオサーンの顔が瞬時に曇り
追い出されてましたから


それなりのコードはあるかと



メニューの説明からサーブの仕方まで
今まで食べてきたレストランの「ユルイ」感じは微塵も無く
ちょっとした緊張が常に走る感じですが



飲み出しちゃえば
こっちのもん



一口サイズ×4のアミューズ
どれもこれも
口角ほころぶ美味



パンも



バターも
オサレさん


私の今年の初夢は
電信柱の上でお菓子が6個乗ったお盆を持って
必死に バランス を取っている というもので   
結局そのうち5つを落としたところで目が覚めましたが


たぶん↑この画が少なからず影響していたと思われ

そしてどなたかに夢判断希望



濃厚クリームの極太自家製パスタと



トリュフがON!! したラビオリ

またこれ贅沢な・・・


もう
このクラスの技巧をほどこしたイタリア料理になると
迫力で勝負のドイツ料理とは
比較うんぬんの話ではなくなりますね

アイドルと格闘家を比べるようなものかしら



ここベネツィア名物との「うさぎ」ちゃん

イタリア料理でウサギって
トマト煮込みみたいなものしか経験ありませんでしたが
ソースに頼らないで素材アッピールというのもいいもんですな~



これまた名物との「牛のレバー」



モツ料理もココまで昇華

表面はややコリッとした食感を楽しませ
中心に近づくにつれ弾力が抑えられていき
真ん中の濃厚なペースト部分から香りがあふれ出すというか

なんだかスゴイもの食ってる気がしますよ


全体的に量は控えめですが
トロリと流れる時間と極上の味わいが
十二分に満たしてくれますね


最後にいろいろアソートしてもらった



「デザートの盛り合わせ」に感激しているヨッパ妻を


やはり幸せな笑顔で眺めている
周りのテーブルのハイグレードマダム達


ジャージの我らでも
ぞんざいに扱われることなど微塵も無く
とても優雅な時間が流れますな


他にヴェネチアでいろいろ食べ歩いたわけではないので
この店が「群を抜いてる」かどうかは定かではありませんし
普段B級専門の私が書くのもなんですが


自分が女だったら
オチるね コレで


日本だったら
いったいいくらしちゃうのよ?
ってな感じではありますが

ワインを2本飲んで
一人1万はしないぐらい

たまの旅行
アリかなと



酔い覚ましの「サンマルコ広場」

ですが
覚ましたくない夢のような



インフォも一応

Agli Alboretti
Dorsoduro 882-Accademia
041-5230058

運河を背にして
アカデミア博物館の左側の路地を南にまっすぐ50m

予約するときに
併設する横の同名のホテルを予約してしまわぬよう

そして
なぜだか泊まっているホテル名を聞かれました
最初 何を聞いているのかわからず戸惑いましたが
どういう意味があるのかしら
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La Via dell'Acqua@イタリア フィレンツェ 「衝撃のコースアゲイン他」

2007-01-10 02:47:11 | 海外で飲み食い
旅行のとき
何が楽しいって
市場めぐりですな やっぱり

まあ
観光大国イタリアでは
結局土産物屋めぐりになっちゃいますけどね



太さがあまりに違うのが
なかなか笑かしてくれますが

一応 体の「太さ」ですので
細部まで目を凝らさないように


そんな市場で見つけた



いのしし像

東京駅にもレプリカがあるとかないとか


口のところからコインを入れて
見事 下の水ためにポチャンといけば
商売繁盛のお墨付きが出るとか出ないとか



ぐへへ~~


見事に策にはまっている気がしなくもないですけど
一応やりますよ そりゃ




これ
なかなか確率的に難しいわけですが


宅の妻が投じたコインは
ありえないイレギュラーを起こし
地面に転がる始末


商売繁盛どころか失業レベル?
周りで見ている皆さんも苦笑い


2度目に成功して
ニコニコしている妻ですが


遠い昔
修学旅行@大宰府のおみくじで
15回目にようやく「大吉」を引いた友人を思い出しました
うち2枚は「凶」だったような遠い記憶
神の怒りを垣間見たような遠い記憶



さて
この日のレストランも
しっかり狙いを定めて
昨日のお店の姉妹店という
この上ない安全パイ


しかるに
コチラのお店はメジャーではないのか
まだ新しいのか



お客は我々のみ
昨日とは対照的にひっそりとした店内



昨日にも増して
接客業の鑑のようなオニーサンの
きめ細かいサービスを
一身に浴びることができました



パン登場

コチラも「お持ち帰り仕様」
翌日のステキな朝食が確保された瞬間



カボチャのペースト付属

ただパンのみをドン!と置くより
こんな一品が添えられるだけで
なんと心が華やぐことかと


またおまかせのパスタコースとかないのかな~
なんてメニューを覗きますが
昨日とは構成が違って
どちらかというと魚介に重きを置いたお店のようですな


「Different dishes」なる
2名様からの前菜を選んでみましたが



「カルパッチョの盛り合わせ」でしたか



お刺身かと思いきや
どれも軽く燻製されていて
仕事を感じる一皿

でもまあ
これでお一人13ユーロは
ちょいとお高めかしら?
なんて思っていたら



巨大なマグロも追加投入
柵をそのままマリネした巨大な塊
マグロ不足がウソに感じる気前の良さですな


実に3ヶ月ぶりの生魚というのもありますが
久しぶりのこの食感にウットリすることしきり


新鮮な魚が手に入っても
温燻しちゃうか
衣をまぶして油にドボンなんて
魚料理@ドイツは
ちょいと語るレベルではないですから



おっとまだ続くの?
キッシュですか



え(゜д゜lll)?
まだ来るの?


しかるに
この半生ピリ辛イカ


う(◎o◎)ま~~~!


魚の食い方を知ってますなイタリア人

そのユルさで
なぜにこんなに繊細なタイミングを計れるのか
一口ごとに疑問が沸きだしますが


どう?
美味い?



皿ごとに確認に来るオニーサン


失礼 こちらのオニーサンは
私の持っているイタリア人観を
根底から覆すようなお方でした
イタリア人も十把一からげにしてはいけないと学んだ次第です ハイ


これで最後ね~~


って



まだ (゜д゜lll) 来るの?

いくらなんでもヤリスギでは?
前菜じゃなくて
もうこれでコース完了でもオケーですがな


このあとメインを頼んでしまっているのに・・・

久しぶりの「食えない危機感」に急襲されますが



(゜∀゜)!!!!



ナイスアイデア降臨



こんなんしてみました~
明日の朝まで楽しみに~


さて
喜んでいるヒマはなく



第二次大戦スタート

これまた強烈なマグロ塊



わかってますね ホントに

シーチキンになってたらどうするべ?
なんて心配も杞憂


ですが

別の心配事がありまして



第三次大戦スタート

ロブスターがオススメ!18ユーロ
なんてのにつられてしまいましたが

このバカみたいにラージなエビラはなんぞや?


一度でいいからやってみたかった



大人食いですよ!

マイドリームチェックボックスが
一つ埋まった気がします



実は味噌もタプーリ



はさみの中もムチンムチン


エビラの布団になっている芋やフルーツも
見事に甘くて見事に可食ですが
残念見事にムリ目でございます


最初の前菜コースだけでオケーどころか
このエビラの皿を2人で分けても
十二分にお腹イパーイ間違いなし


「デザート食べないの?」
とオニーサンですが


半ばシャレにも聞こえるわけで


良いのがあるのにな~
残念だな~
ってなオニーサン


じゃあコレ!
って



サービスの
濃厚イチゴリキュール


オニーサン
あんたスバラしすぎますぞ
なかなか無いよ そのタイミング



これで二人でほぼ1万
ワインを2本飲んでいることを考えれば
何か間違っているとも取れますね


この2軒のおかげで
今回の旅行がなんと華やいだことか
このためにフィレンツェ再訪もありえると書きましたが


断言
このためにフィレンツェ再訪します いつか絶対


コチラのインフォも書いておきますね

La Via dell'Acqua Via dell'Acqua 2/3
ラ・ヴィア・デラックア Tel. 055 290748
12;00-15:00(土日)、18:30-24:00

昨日のお店から徒歩30秒
西の路地を南に曲がってスグ
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Acqua Al 2@イタリア フィレンツェ 「感動のパスタ5種他」

2007-01-09 04:20:32 | 海外で飲み食い
ローマを出発して
鈍行で向かったのは



ピサ


ピサと言えば




斜塔


ブルーじゃなくて
ホワイトなシャトー     ←シャトー違い



ホントに傾いてますね
ヤヴァいぐらい


まさにコレだけを見に来る街ですが(たぶん)
子供のころから知っていた建物が
目の前にあるのはやっぱり感動するもので


ちなみに
塔に登るには2w前から予約が必須
行かれる予定の方は気を付けて



そして向かったのは「フィレンツェ」

ローマに比べて人の当たりも悪くなく
わずかながらのんびりと落ち着いた感じ



買おうかどうかハゲシク悩みました
個人的にはツボ


さて
フィレンツェと言えば



「ドゥオーモ」

今まで見た建築物の中で最高の美しさ
極めて女性的ですが
サイズが男性的ですね
近くからだと全貌を捉えきれません


白とピンクと緑のカラフルさは
写真に写すのは無理
実際に見ないとわからない


なんて聞いてましたが



ドゥオーよ?


ちゃんと写っている気がしなくもない



夕暮れ時の「ベッキオ橋」も撮って
もうジョブは完了


そう
あとは食うのみ


ローマと違って
フィレンツェは多少の予習済み


「1皿で5種のパスタを味わえるアッサッジョ・プリミがおすすめ。」
というレストラン情報を得てまして
欲張りな我らにはこの上ない設定



開店前に予約をしに行ったのですが
あやうく断られるぐらいの満員ぶり
すべりこみセーフ


開店時に再度訪れると
既に待ちの人だかりが
それもどんどん増殖


日本人とドイツ人は集合時間前にキッチリと
イタリア人はジャストに訪れて一番前に割り込む

なんてのが
今まさに目の前で展開されております
「我」を出さないと負けてしまう かの地イタリア



店内にびっしりと飾られた皿は
有名人のものと思われ


写真右下のは「ストーンズ」
相当有名なお店なの?もしかして



開店5分後には満員な店内
次々訪れ 残念そうに帰っていく人々
予約大正解 というか必須



パン登場



このペーストが

美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!


豆を煮崩してペーストにし
ニンニクとショウガで味付けしたものと思われ

さらにはこのトスカーナ無塩パンが
甘くてコクがあってタマラン

このシンプルながら衝撃的な味わいに
先への期待が膨らむわけですな




思わずワインも加速
2本飲んじゃいましたよ


ローマでもフィレンツェでも
座ったらまずパンが登場 ってのが作法ですが

強制的に徴収されるオトーシの意味合いが強く
オートマに乗せられ捨てられていくパンが
しのびないこと甚だしいわけですが


このお店では



こんなんしてくれます
それも全テーブル


そりゃ
美味いパンを用意してるなら
自分でも捨てたくないもので


紙袋一つで双方が幸せに
このサービスはいただきだと思いますが


さて
前情報にたがわず
「5種類のパスタ」なるメニューがあるのですが

まあ
大きな皿に5種の前菜が載せられ
ってなのを想像していると














次ぎから次へと
単品で訪れるパスタ群
それもけっこうな量


どのテーブルも
決して皿がカブることなく
まさに調理したてのパスタが
ジャストなタイミングでカミング


この混雑した店内で
いったいどうしたらこのオペレーションが可能なのか?

驚愕することしきりなわけですが
これが人気の秘密とも言えるわけで


我々の横では
一人客もこれを食していました
「×××  ~二名様より~」で当然なこのコース

店の愛を感じますね



比べるのも失礼ですが
ローマのあるお店では
ピザとパスタとサラダを同時に持ってきて
乗り切らないテーブルに対して
舌打ちしてた店員がいましたから

あのときは
正直軽く殺意を覚えましたからね


まあそんなヤな思い出が
この店の良さに拍車をかけるわけでして


さて
パスタ×5は
十二分に我々の腹を満たすわけですが



メインも



頼んでましたので



見事にレアに焼き上げられたステーキに
極ウマのキノコソースがタプーリと


七面鳥も
えてしてパサパサになりがちなのを
塩水等で十二分に下処理をしているのでしょう
シットリホックリと素晴らしい舌触り


久々に限界に近い満腹度
デザートの余地なし


ただ唯一の難を言えば
店内が暗いので
高感度設定でもこのぐらいの写真が限界
ということぐらいかしら


これで二人で1万しませんから
この店に再訪するためにフィレンツェを再訪したい
と思わせるほど
感動連続の夜でした



強烈にオススメしておきます




レストラン情報を書くのは
メンドイし間違えると迷惑になるので
あえて避けていますが

このお店は
是非日本の皆さんと感動を共有したいと思います

Acqua Al 2 Via della Vigna Vecchia 40/r
アック・アル・デゥエ Tel. 055 284170
19:30-01:00

シニョーリア広場から北東
徒歩5分に位置する路地のお店です

行かれた方は
是非感想を聞かせて下さいな
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