諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

永井平九郎の母、桔梗姫とは・・・・・。 その4

2013年01月28日 11時04分56秒 | 永井平九郎

さて脱線の続き、大百足の続きと思いましたが、三上山の大百足については天比古さんの資料の方が私より詳しく分かり易いですわね。こりゃ、コッチの方が断然良いです。

っと言う事で、詳しくは前回の天比古さんのコメントに貼ってある資料をご覧になって下さい。

 さて最終的には人間の手で退治されるようですが、大蛇と大百足の争い伝説は日本中にあります。

そしてどのケースも大蛇より大百足の方が強いみたいです。日光山の大蛇と赤城山の大百足の争いもそうなります。

 まあ、大百足が神の使いとされる秩父の聖神社(祭神・金山彦尊)の御神体が、ニギアカネ(和銅)で、元明天皇から賜った銅製の雌雄一対の百足が聖神社の御神宝になっていることからも、「銅=百足」と言うことが判ると思います。大百足がいる赤城山も銅が取れますしね。

まあ十円玉の赤銅色と百足の体の色が一緒と言う事から、「銅=百足」となってのでしょう。

 っと言う事は大蛇と大百足の争いは、鉄を作る一族と銅を作る一族の争い、または鉄剣を使う一族と銅剣を使う一族の争いが考えられます。

 勿論、それ以外の理由もいくつか考えられますが、ここから色々面白い事、とんでもない事が推測されます。それはまたの機会に大百足をお題にして語りたいと思います。

 さて、桔梗姫に戻ります。

俵藤太(藤原秀郷)と一夜を共にした大蛇の美女ですが、その後、女の子を産みました。その産まれた娘が桔梗姫です。

そして桔梗姫は自分の出生を知らずに巡り巡って関東まで流れて、平将門公の側室になったと言います。

平将門公はその後、新皇を名乗り破竹の勢いで天下を伺うまでに至ります。それに脅威を抱いた朝廷は、将門公討伐に藤原秀郷(元・俵藤太)を向かわせた訳です。

将門公は自分の影武者(人形説も有り)を置いており誰が将門公か分からない。「こりゃ、困った・・・」と言う事で、藤原秀郷は身分を偽り、将門公の家来になってその秘密を探ろうとした。そして自分の娘とも知らずに桔梗姫と出会ったと言うことです。


つづく。


 






 

 

 

 

 

 

 

 

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