諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

鼻節神社にも塩竃神社にも参拝出来なかった。

2016年08月17日 17時03分21秒 | 日記

8月13日土曜日。ちょっと閃いて七ヶ浜の一つの花淵浜に行って参りました。バイクで。

震災直ぐに行って見たのですが、瓦礫の山だし、クルマはいたるところでひっくり返っているし、家はグチャグチャになっているし、船はとんでもないところに有ったりで、途中までしか行けなかったのです。それで今回、どうなっているか見て参りました。

復興していますね。良かったです。港には整備されて綺麗になっていました。復興市場なんかもありまして人気の様です。ヨットを楽しんでいる人もいます。いい感じです。

花淵港の沖の防波堤に行く道にある洞窟も津波で破壊されたと思っていたのですが、残っていました。良かったです。あの洞窟は死んだ従兄弟と一緒に釣りに行ったとき潜った思い出の場所。花淵港は思い出の港です。本当に良かったです。

しかしながら思い出の洞窟も防波堤にも行けませんでした。隣の菖蒲田浜もそうですが、地盤沈下していて道が海の水に浸かっているのです。満潮でもないのに。

どうにかして行こうと試みましたが、体の硬い私です。滑る足場の崖を移動するのは結構危険。今回は諦めました。洞窟が残っている事が確認できただけで十分です。花淵港を見渡せる場所から写真を撮り、しばらく眺めてから後にしました。

帰りがけ「あっ、そうだ、鼻節神社に参拝してから帰ろう」と思い立ち、バイクを走らせます。

鼻節神社手前の「かんなぎ」のグッズ等々を売っている家を通ってたら、若い四人の亜麻色の髪の女性が庭にテーブルを置いて談笑しながら私を見ています。テレパシーで「またオタクが参拝に来たか」と言って来ました。

私もテレパシーで「私はオタクではない。多少オタクの知識はあるが、かんなぎなど興味は無い。貴方たちとは違う」と返答。そのまま鼻節神社の裏鳥居に到着。時間は午後3時半過ぎ。

でも暗いんですよ神社が。しかも凄い冷気。物凄く暑い日なのに。うーん、怖い。それで「今日は恐縮ですが裏参道から参拝しよう」とバイクを裏鳥居の前に停止。

いざ参ろうと思った瞬間、冷気が一段と強まり寒い位に。これは冷気を通り越して霊気です。間違いない。

「駄目だ。怖い。こりゃダメだ。行ってはいけない。退却だ」と私の細胞が訴えます。神社から「入ってくるな」と言われている様な気がしてます。そう言う時は素直に細胞の言う事を聞くに限ります。当然、バイクをUターンして戻る事にしました。

またあの四人の女性の前を通ったら、「あのバイクの人が戻ってきた。あの人、私たちとお話したいんじゃないの。やぁーね、オタクは」とまたテレパシーで語って来ました。

私は「怖くて戻るんだよ」とは言えず、テレパシーを無視してバイクを走らせます。「オタクじゃないけどお話しても良いよ」と思いながら。

さて困った。花淵港の洞窟と防波堤にも行けず、鼻節神社にも参拝出来ず。私の人生特有の宙ぶらりん状態。折角来たのだからどこかに寄ろう。「そうだ塩竃にマグロ丼の専門店があった筈」と思いまして、「塩竃まぐろ直売・食堂」へ。

この店は冷凍ではない鮪を格安で食べさす店と聞いて、是非行きたいと思っていたんです。メニューは「鮪丼、二色丼、仲買丼、鮪漬け丼」の大盛りと普通盛りのみ。大盛りでも千円でお釣りが来ると聞いています。

「よし、鮪丼でも食べて帰るか」と思い店に。そしたら何と既に閉店。張り紙には「鮪が市場で品薄になっています。鮪丼の鮪も市販の鮪も無くなり次第閉店します」と書いてあります。

あっー15分遅かったか。冷凍マグロで無いので、その日のうちに仕入れた鮪をその日のうちに出す訳です。だから無くなれば店を閉める。うーん、知らなかった。4時で閉まっちゃうなんて。

何か何時ものパターンになって来ました。何かしら達成しなくては。「そうだ、塩竃神社へ参拝へ行こう」と思い立ち、バイクを走らせます。

そして4時半過ぎに塩竃神社の駐車場に到着。そしたら何と駐車場は5時で閉鎖との事。いくらなんでも30分足らずでの参拝は無理。いやいや、いやいや。

諦めました参拝は。素直に帰ることにしました。考えてみたら最初は花淵浜に行こうと思い立ったのです。ついでに神社に参拝に行っては神様に大変失礼です。そう言う不心得者は行ったら罰が当ります。これで良かったのだと思います。あの洞窟が健在だっただけでも良かったのですから。

これでいいのです。これで・・・・・・・。

 

ではでは。

 

コメント (8)
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