諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

スマートデイズの「かぼちゃの馬車」サブリース商法を勘ぐる。その2

2018年05月22日 09時46分43秒 | 不動産賃貸業
続きです。

さてスマートデイズの「かぼちゃの馬車」です。スマートデイズの「ディス」と言うと、日産と三菱が共同で開発した軽自動車の日産デイズを思い出しますが、あれも燃費データを不正していましたね。名前から怪しいなぁー。

女性専用のシェアハウス「かぼちゃの馬車」をいくつか調べたのですが、個々の部屋の大きさは4畳程度。テレビ、冷蔵庫、電子レンジ付。ベッドは付いているけどマットは自分で購入するとのことです。勿論、全部の「かぼちゃの馬車」がそうではないでしょうけど。

そう言えば東京の新聞奨学生が住んでいる物件は、20数年前、中野あたりで三畳一間、共同トイレ、風呂無しで30000円程度でしたが、私はこんな狭い物件には住みたくないです。近眼になっちゃいますよ。

一番驚いた点は、廊下が狭い。その廊下の一か所に簡潔なキッチンがあるだけ。そこで誰かが料理をしていたら、他の人は通行できない。これでは住人同志のコミュニケーションは無理。何の為のシェアハウスなのかと思います。

このシェアハウスは一棟1億~2億円。話を聞くと土地建物を合わせて5000万円程度の建物を倍の1億円でオーナーに売っていた様です。3000万円の土地を6000万円で提供した話も伝わっています。

こう言った話はバブルの時は良くありました。当時は一気に土地の価格が上がった。それはしょうがないです。

今の日本も一見不動産バブルです。震災のあった仙台やいわき市、世界的な観光ブームで注目されている沖縄、そして東京等の大都市の中心部の土地だけ不動産価格が上昇している。東京でも郊外の不動産価格は大幅に下がっている。賃貸料も下落しています。完全に物件の方が余っているので。

それなのに狭いシェアハウスに住む理由はどこにあるのか。

女性、男性専用のシェアハウスは出会いの楽しみが少ない。キッチンは狭い。誰かが使っていたら使用出来ない。狭すぎてストレスばっかり溜まる。探そうと思えば築古なら広くて使いやすい部屋が格安で借りられる。リノベーションしていたら新築とそんなに変わらない。

テレビでシェアハウスで暮らす番組や特集でシェアハウスが人気と思い込んで買ってしまってしまったのでしょうけど、男女のコミニケーションと寛ぎのフロアが無いシャアハウスなんて、何の意味が無い。

「かぼちゃの馬車」なんて思わせぶりのネーミングですが、女性専用のシェアハウスなのに、誰がシンデレラみたいに「かぼちゃの馬車」に乗って王子様のお城に行けるのでしょう。笑っちゃいますよ。

そして「かぼちゃの馬車」のオーナーは約700人。物件数は約1000棟程度と聞いています。

一棟当たりの部屋数は8部屋以上としたら、とんでもない数の客付けをしなければならない。

スマートデイズは2012年創業の若い会社です。そんな会社にそれだけの客付けが出来る訳ないでしょ。関東圏は空き部屋だらけなのですから。

そんな当たり前の事を考えずのオーナーになった人の気が知れません。チョット調べれば分かると思うのですが、他人の話を神の言葉の如く信じてしまう人っているんですよねぇー、私の親みたいな。

信じる者は騙される。人を信じさせて「儲け」。今の時代、人を信じては生きて行けません。不動産屋は十中八、九、嘘をつくのですから(あくまでも私の考えですけど)。


続く。





コメント (4)
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