続きます。
さて、スルガ銀行には罪は無いのか。
スマートデイズ側が大家の通帳の残高を改ざんしていたのをスルガ銀行が知っていた。或いはスルガ銀行側がそれをスマートデイズに指南したとか言われてますが、それは今後の調査を待つしかありません。今の段階では不透明です。
事実、このスマートデイズ倒産事件で銀行の融資は滅茶苦茶厳しくなりましたが、それまではどこの銀行も割とすんなり貸してくれました。特に仙台では。
銀行としては公務員と大手企業に勤めているのであれば、大して預金が無くても貸してくれたんです。生命保険に入れと言われますが。
貸し倒れの危険はありますが、公務員等なら何とか回収できる。改ざんしているのを知っていたとしても、無実の第三者として乗り切れると考えていた節は十分有ります。
ローンが払えなくなっても物件を処分すれば、或る程度の金額は回収できる。それでもローンは残ると思いますが、公務員や大手企業に勤めている者ならば、そう簡単に自己破産はしない。
「かぼちゃの馬車」のオーナーで自殺した方も出たそうですが、スルガ銀行を受け取りにした生命保険に加入させているらしいので、スルガ銀行は全然困らない。逆にオーナー全員自殺したら大助かりです。銀行はそこまで考えていますよ。
でも、危ない橋を渡っているのは確か。それは静岡県ナンバー2銀行の立場がそうさせたと思います。
今の時代、ナンバー2銀行の生存は難しい。ぼんやりしてたらナンバー1の銀行に合併されてしまう。
バブル崩壊で宮城県ナンバー2の徳陽シティ銀行が経営破綻しましたが、ナンバー2は危ない橋を渡らないと生きて行けない。今回のスルガ銀行もそのジレンマがあったと思いますね。
さて、最後にスマートデイズは計画倒産なのか。それはスマートデイズの本当の経営者と噂されるSTの存在から、倒産は最初から視野に入っていたと私は考えています。
このSTですが、柔道の山下秦裕をちっちゃくした感じの男です。20数年前、当時大変話題になったフランチャイズ詐欺をやらかしました。
週刊誌に広告撃ちまくり。自分が広告塔になってオーナーを募集してました。しかも今、コメンテーターなどしているタレントのTもその関係だった。
Tに胡散臭いと言わせている広告を出して、逆に信憑性を高める戦略を採った。
私の記憶が正しければ、その加盟料は1000万円。1000店舗以降は2000万円だったと思います。
実は私、そのフランチャイズ説明会に出席したことがあります。東京で働いていた時です。
1500円で仕入れて3000円で売る。そんな物が売れるとは全然思わないので加入するつもりは全然ありません。興味深かったから行ってみたのです。
そして質問しました。「レンタルすれば300円で借りられる物を3000円で売れるのか」と。
その回答は「売れるから売れる」でした。こんな説明、あったもんじゃないです。担当の者も詐欺師としか思えない胡散臭いパーマ男。悪質な人物特有のオーラを出してました。こんな奴に騙される奴がいるのかと笑っちゃいました。
でも実際、いたんですよね。推定1000人位も。最もそこから努力して大きくなった人もいましたが・・・・。
そのフランチャイズは、単純計算でも1000万円×1000店で100億円の加盟料を取った。商品は海賊版ばかり。そして当然の如く倒産。
言い訳は出来るでしょうけど計画倒産だったとと思います。そのSTが黒幕であるなら、スマートデイズも初めから倒産ありきだと考えられます。酷いもんです。
スマートデイズでは前回のフランチャイズ詐欺を更に高度化した戦法を採った。大成功。例え懲役刑を喰らっても億単位の金が手に入ったのなら万々歳。STも大笑いしていると思います。
このSTがスマートデイズの経営者として登場していたら、当然、「かぼちゃの馬車」のオーナーなんて集まらない。そこで代理を立てた。
でもSTは目立ちたがり屋。スマートデイズは自分の会社である。その意思を表したのか、その代理である経営者を自分の養子にして、自分と同じS姓を名乗らしています。
ここまで自己顕示欲が強い。或る意味、異常です。只者ではない。彼にとってはエリートサラリーマンを手玉に取るのは簡単。二匹目のドジョウも掴んだ。今回の事業も大成功です。
日本はこう言った詐欺がどこにでもあります。実は私、大学生の頃、詳細は話しませんが、豊田商事と対峙していました。親、親戚を敵に回して。
私は親にも信頼されず、親戚は全員で約1億円騙されました。私の親は土地を売る手立てを取った。そして売れる前に豊田商事の社長が殺されて被害は無かった。逆に騙された親戚に非難されました。「詐欺だと知っていたのなら、何で教えてくれなかったのか」と。
人生、欲をかくと失敗します。簡単にお金が儲かると思ったら騙されます。騙されるのは辛いですよ。例え1万円程度でも。
これからも詐欺は発生します。人生は甘くない。甘く考えたら失敗する。人を簡単に信じてはダメ。親戚でも親でも簡単に信じちゃダメです。他人事、自分は大丈夫だなんて思っちゃダメ。
更に更に詐欺は高度化しています。騙されず生きて行くのは大変ですから。
最後になりますが、今回の詐欺事件発生はアベノミクスにも原因があります。
何の前ぶりも無く急に相続税が増税となった。都内に一軒家を持っている人の大半が相続税を払う必要性が出てきた。払わずに済ませるにはどうするか。
銀行からのローンでアパート・マンションを買う。借金で相続税を軽減する。相殺する。
でも都内でアパートを購入しても利回りが悪い。そこでシェアハウス。シェアハウスなら小さな部屋でも貸せる。利回り8%が可能。サブリースで家賃も保証している。楽して大家に成れる。相続税も払わないで済む。こんな良い事は無い。
つまり安倍首相のせい。否、安易な増税に走った日本政府にも責任があると思います。
日本政府を訴えても仕方がないですが。
ではでは。
さて、スルガ銀行には罪は無いのか。
スマートデイズ側が大家の通帳の残高を改ざんしていたのをスルガ銀行が知っていた。或いはスルガ銀行側がそれをスマートデイズに指南したとか言われてますが、それは今後の調査を待つしかありません。今の段階では不透明です。
事実、このスマートデイズ倒産事件で銀行の融資は滅茶苦茶厳しくなりましたが、それまではどこの銀行も割とすんなり貸してくれました。特に仙台では。
銀行としては公務員と大手企業に勤めているのであれば、大して預金が無くても貸してくれたんです。生命保険に入れと言われますが。
貸し倒れの危険はありますが、公務員等なら何とか回収できる。改ざんしているのを知っていたとしても、無実の第三者として乗り切れると考えていた節は十分有ります。
ローンが払えなくなっても物件を処分すれば、或る程度の金額は回収できる。それでもローンは残ると思いますが、公務員や大手企業に勤めている者ならば、そう簡単に自己破産はしない。
「かぼちゃの馬車」のオーナーで自殺した方も出たそうですが、スルガ銀行を受け取りにした生命保険に加入させているらしいので、スルガ銀行は全然困らない。逆にオーナー全員自殺したら大助かりです。銀行はそこまで考えていますよ。
でも、危ない橋を渡っているのは確か。それは静岡県ナンバー2銀行の立場がそうさせたと思います。
今の時代、ナンバー2銀行の生存は難しい。ぼんやりしてたらナンバー1の銀行に合併されてしまう。
バブル崩壊で宮城県ナンバー2の徳陽シティ銀行が経営破綻しましたが、ナンバー2は危ない橋を渡らないと生きて行けない。今回のスルガ銀行もそのジレンマがあったと思いますね。
さて、最後にスマートデイズは計画倒産なのか。それはスマートデイズの本当の経営者と噂されるSTの存在から、倒産は最初から視野に入っていたと私は考えています。
このSTですが、柔道の山下秦裕をちっちゃくした感じの男です。20数年前、当時大変話題になったフランチャイズ詐欺をやらかしました。
週刊誌に広告撃ちまくり。自分が広告塔になってオーナーを募集してました。しかも今、コメンテーターなどしているタレントのTもその関係だった。
Tに胡散臭いと言わせている広告を出して、逆に信憑性を高める戦略を採った。
私の記憶が正しければ、その加盟料は1000万円。1000店舗以降は2000万円だったと思います。
実は私、そのフランチャイズ説明会に出席したことがあります。東京で働いていた時です。
1500円で仕入れて3000円で売る。そんな物が売れるとは全然思わないので加入するつもりは全然ありません。興味深かったから行ってみたのです。
そして質問しました。「レンタルすれば300円で借りられる物を3000円で売れるのか」と。
その回答は「売れるから売れる」でした。こんな説明、あったもんじゃないです。担当の者も詐欺師としか思えない胡散臭いパーマ男。悪質な人物特有のオーラを出してました。こんな奴に騙される奴がいるのかと笑っちゃいました。
でも実際、いたんですよね。推定1000人位も。最もそこから努力して大きくなった人もいましたが・・・・。
そのフランチャイズは、単純計算でも1000万円×1000店で100億円の加盟料を取った。商品は海賊版ばかり。そして当然の如く倒産。
言い訳は出来るでしょうけど計画倒産だったとと思います。そのSTが黒幕であるなら、スマートデイズも初めから倒産ありきだと考えられます。酷いもんです。
スマートデイズでは前回のフランチャイズ詐欺を更に高度化した戦法を採った。大成功。例え懲役刑を喰らっても億単位の金が手に入ったのなら万々歳。STも大笑いしていると思います。
このSTがスマートデイズの経営者として登場していたら、当然、「かぼちゃの馬車」のオーナーなんて集まらない。そこで代理を立てた。
でもSTは目立ちたがり屋。スマートデイズは自分の会社である。その意思を表したのか、その代理である経営者を自分の養子にして、自分と同じS姓を名乗らしています。
ここまで自己顕示欲が強い。或る意味、異常です。只者ではない。彼にとってはエリートサラリーマンを手玉に取るのは簡単。二匹目のドジョウも掴んだ。今回の事業も大成功です。
日本はこう言った詐欺がどこにでもあります。実は私、大学生の頃、詳細は話しませんが、豊田商事と対峙していました。親、親戚を敵に回して。
私は親にも信頼されず、親戚は全員で約1億円騙されました。私の親は土地を売る手立てを取った。そして売れる前に豊田商事の社長が殺されて被害は無かった。逆に騙された親戚に非難されました。「詐欺だと知っていたのなら、何で教えてくれなかったのか」と。
人生、欲をかくと失敗します。簡単にお金が儲かると思ったら騙されます。騙されるのは辛いですよ。例え1万円程度でも。
これからも詐欺は発生します。人生は甘くない。甘く考えたら失敗する。人を簡単に信じてはダメ。親戚でも親でも簡単に信じちゃダメです。他人事、自分は大丈夫だなんて思っちゃダメ。
更に更に詐欺は高度化しています。騙されず生きて行くのは大変ですから。
最後になりますが、今回の詐欺事件発生はアベノミクスにも原因があります。
何の前ぶりも無く急に相続税が増税となった。都内に一軒家を持っている人の大半が相続税を払う必要性が出てきた。払わずに済ませるにはどうするか。
銀行からのローンでアパート・マンションを買う。借金で相続税を軽減する。相殺する。
でも都内でアパートを購入しても利回りが悪い。そこでシェアハウス。シェアハウスなら小さな部屋でも貸せる。利回り8%が可能。サブリースで家賃も保証している。楽して大家に成れる。相続税も払わないで済む。こんな良い事は無い。
つまり安倍首相のせい。否、安易な増税に走った日本政府にも責任があると思います。
日本政府を訴えても仕方がないですが。
ではでは。