まぁー多分、廃刊と言っていいと思うのですが、日本最古の週刊誌「週刊朝日」が休刊するそうです。今年の五月をもって。
創刊は1922年ですから、100年の歴史に幕を下ろすことになります。ちょっと感慨深いです。
最盛期の1950年代は120万部??も売れたと言われていますが、現在は7万部台。そりゃ廃刊・…じゃなくて休刊も止む無しでしょう。創刊100周年に拘って意地で続けてきたのでしょう。大赤字をぶっこいて。
32年前に廃業しましたが私の家の家業は新聞販売業で、「週刊朝日」も配達していたのであります。何新聞かは言いませんけど。
現在も「押し紙」で実売以上の新聞を販売店に押し付けておりますが、当時も押し紙は実売の1~3割増を押し付けられておりました。そして週刊朝日も。
「不着」と言うのですが「新聞が届かない」との電話が入ると、お詫びの印としてスポーツ新聞と週刊朝日、更にはアエラを一緒に持って行っておりました。
不着は毎日あります。電話鳴りっぱなしです。怒られ放題です。その度に週刊朝日を持って行っていた。つまり週刊朝日も本社から大量に押し付けられていたのです。いらないのに金は取られて。完全に押し売りです。
実は私、週刊誌の記者になりたかったのです。事実、「週刊宝石」の編集プロダクションに最終で落とされました。まっ、受かっていても週刊宝石は直ぐ廃刊しましたが。
私、週刊誌が大好きだったので落とされてショックですが、そう簡単に週刊誌の記者になるのは困難です。倍率は100倍を簡単に超えますし。
ところで休刊が決定した週間朝日ですが、朝日新聞をリストラされた記者が落とされていたと聞いています。朝日新聞と週刊朝日とではギャランティが全然違いますからね。
つまり、週刊朝日の記者も東大・一橋大出身者が多いと言う訳です。東北学院大出の私なんかが入れる週刊誌ではないです。
リストラされたとは言え、高学歴者ばかりです。皆、能力が高い。でも週刊朝日は7万部台に落ち込んだ。トップの週刊文春はまだ52万部も売れているのに。
その理由は簡単です。新聞と週刊誌は違うのです。週刊誌は注意を惹く見出しで面白おかしく書きます。
でも週刊朝日はやっぱり新聞記者が書いている感じがして全然面白くはない。あの内容では売れなくて当然だと思います。
やっぱり読者のレベルに合わせて記事を書かねば駄目です。上から目線で詰まらない口調で書いても退屈なだけ。腹が立つだけ。だから活字中毒の私も近年は全然読んでいないです。読み切る能力も無くなっていますし。
それ以上に発行部数が落ち込んだのは朝日新聞が反日であることが知れ渡ったからでしょう。朝日新聞も実売300万部との話を聞いていますし。
中国、朝鮮に忖度した記事ばかり書いている。事実と反する。
クイックにネットで情報がタダで流れています。そしてネット配信の方が真実を流している。素人の方が真実を語っている。
多くのマスコミは反日活動で日本を傾かせてくれましたが、ネットの素人は柵が無い報道をしている。若い日本人はネット配信の方を信じる。
もう反日のマスコミは信じない。その想いが発行部数に現れたのでしょう。
因果応報ですね。何か時代が良い方向に動き出しそうな気がする。
週刊朝日休刊でそんな気がしています。
ではでは。