諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

亡き父に呪い殺された男。その1

2024年02月03日 17時27分21秒 | 不動産賃貸業
今回の話は私が体験した話ではありません。伝え聞いた話です。もう30年以上前の話です。

父の職業は新聞販売業でした。父は私に後を継がせたい気持ちはありました。

私も一週間ほど東京に修行に出ましたが、仙台と東京の違いに愕然として挫折して帰って来ました。

東京は夕刊があり、仙台は夕刊が無い。仙台の方が業務内容は楽なのですが、新聞販売店の利益の要と言えるチラシ代が東京の3分の1以下。これでは仙台で販売店をするのはバカバカしい。

それに証券会社時代にクイックを知った。

株等の売買注文を出すコンピューターだ。このクイックで株価を知る事が出来る。情報も流れて来る。これは何れ家庭に導入される筈。そうなると新聞の必要が無くなる。昭和61年にそう確信しました。私が後を継いでいたら破産していた。

否、財産を全て無くして自殺していた可能性もある。事実、私と同じ歳の二代目が自殺している。私は継がなくて良かった。父も母も後にそう思い直したみたいだ。

まっ、その話はどうでも良いや。

父が平成2年に自宅兼マンションを建てた。設計に渡り私と父は対立した。父の案を決行したら必ず失敗する。私は何度も主張した。そして父も私の案を飲んだ。それで私は安心して東京に出た。

それなのに父は私との約束を反故にして自分の設計に変更した。結果、失敗した。億単位の損となった。

私が東京に出なければ、こんなザマにはならなかった。父を殺したい程憎んだ。今も憎んでいる。

私は子供の頃から新聞配達をして家業を助けていた。それをパーにされた。私が鬱なのもこの失敗が根底にある。

あの馬鹿は私の失敗を喜ぶ男だった。そして必ず私との約束を破る。私の失敗を笑う為だ。

もう亡くなったが、今でも恨んでいる。あの時、私の案を取っていてくれたら成功していた筈。それが悔しくで仕方がない。

だが、父も自宅兼マンションを地元の〇〇ホームで建てて後悔していた。欠陥住宅だったのだ。

雨漏りがする。階段のガラスが割れる。地震に弱い。設計ミスのオンパレード。

〇〇ホームは今も続いているが、欠陥住宅で有名な企業だ。ここの建物は大抵雨漏りがしている。設計が素人なのだ。

父は人に騙される為に生まれて来た様な男だ。私なら騙されなかったと思う。その悔しさも私の鬱の一因になっている。

本当に悔しい。


続く。


コメント (7)
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