今、日本酒飲んでいます。山形県の地酒で「十四代 角新本丸」と言うヤツです。弟が取引先から2本貰って、私と親に1本持って来たものです。
弟曰く、「1本2万円する」なんて言ってたんで、「何、寝言言ってんだ」と思いながらネットで調べたら、定価23550円(税込)。本当でした。
またまた、弟曰く「製造日から2ヶ月以内に飲まないと味が落ちる」そうです。
困りました。私はこんな高い酒飲むのかと思うと胃が痛くなってきます。元来、貧乏性なのです。
だから、新聞紙に包んで、勿体ながって飲まずにいたのですが、期限は2ヶ月。まるで時限爆弾もらった気分です。
そんで、もう期限がない。「しょうがない」と覚悟し、断腸の思いで栓を明けました。何故か無念な気持ちでいっぱいです(泣き笑い)。
しかし、何でこの酒、こんなに高いのでしょうかねぇー。ボッタくりではないですかね。お金持ちのセレブの人達は、何時もこんなの飲んでいるのでしょうか。金の感覚が分かりません。
なんでも「山田錦」と言う米使っている様です。「秘伝玉返し」って書いてますが、なんでしょう、これ。出来たら玉でなく、金で返して貰いたいです。
味は甘辛口と言うのでしょうか。甘味もあるし辛味もある。濃厚です。うーん、旨いのだと思います。日本酒好きの人にとっては・・・・・。
ても、私は「越乃寒梅」や「浦霞 純米」の方が辛味がまろやかで好きです。っと言うより、日本酒の味、余りよく分かりません。
だって、何時もは2リットル1000円程度の紙パックに入った、安い純米酒ばかり飲んでいるんですから。しかも、200円の甘酒の素と牛乳を加えて、ホットにしたりコールドにしたりして飲んでいるんです。こんな私に分かる訳ないですよ。
正直言って、この「十四代」も甘酒と牛乳で割っても飲もうかと思いましたが、そんなことしたら「十四代」の杜氏、発狂するでしょうねぇー。「お前に飲ませる日本酒はねぇ!!」って怒鳴られそうです。
実は、昨日もこの酒飲んだのですが、朝起きたら頭痛がしてました。チビリチビリと勿体ぶって100ml程度飲んだのですが、二日酔いです。ホント、私には厄介なシロモノです。
「酔い」と言えば先々月、瀬織津姫・Y氏関連の主催者さんのセルシオに乗せて頂きました。本革仕様の高いヤツです。排気量4300ccで、価格は700万円以上すると思います。物凄く豪華で静かです。乗り心地も最高。正しく最高級のクルマです。
でも私、車酔いしてしまいました。トヨタのクルマはサスペンションのジョイント部分に厚めのゴムパッキン??しているようで変な動きがしてクルマ酔いし易いのです。、FF車は特にそうです。30秒でゲェーっなってしまいます。
セルシオの場合、やばいと思っていましたが、Y氏と話ししている最中は酔いませんでした。
「セルシオだから、何か酔わない装置付いているのかしらん」と思い、安心してたいたのですが、話が途絶えた瞬間に酔いが回っちゃいまして、一気にマーライオン寸前。大ピンチです。
この豪華なセルシオの車内を、阿鼻叫喚の地獄絵図にする訳には行きません。しょうがなく、私だけ近くの駅でクルマから降ろしてもらい、ベンチで休み休み、電車で帰って来ました(泣)。
こんな事があると、私ってお金持ちでセレブであっても、酒とクルマの面では全然幸せになれないし、意味ないなぁーと思いましたね。
安い酒を飲み、乗り心地の悪い車でなければ乗れない私のライフスタイルって、一体なんなのでしょうか。
まあ、一つ言える事は、貧乏に向いていると言う事ですかね。ある意味、時代に合っているのかも知れません。悲しいかな。
ではでは。
しかしながら、定価を抑えるあまり、粗悪品や化合物、代替品を混ぜたりするのも合いません。
できるだけ自然の素材を使い、自然のサイクルに沿った製法で作られる食物が美味しいです。
それには適正な価格が不可欠ですが、味を追求するあまり、十倍もする価格は受け入れるつもりはありません。
十倍の価格だから味は十倍するかといえば、感覚的にせいぜい1.5倍とか2倍くらいじゃないでしょうか・・・
何かを追求するため製造には、かならず負荷というものもがかかり、そのバランスを意識しながら、物作りはする必要があると思います。
いつか綱永井さんがおっしゃったように、総中流て素晴らしいことだと思いますが、現代は、格差の時代になってきましたね。
何時も有難う御座います。
バブル期でも、こんなに高い日本酒は無かったと思います。でも売れているみたいです。幻の酒と言われている様ですから。
やっばり格差社会で、持っている人は本当に持っているのでしょう。
そして持っていない人は600円台の合成酒を飲むしかないのでしょうね。
先日、アベノミクスの3本目の矢が放たれましたが、期待はずれで株価も大幅に下がりました。
資源の無い日本は総中流でなければ成立しないと思いますが、やたり高いお酒を飲み続けたい人は、それが嫌なのでしょう。
何れ、自分にお鉢が回って来て、合成酒を飲む時が来ると思うのですが、まだ気が付かないのでしょう。困ったものです。
実は私の父も高い酒を持っています。「ルイ13世」です。死ぬ間際に飲むそうです。
その時に口に合わなければ、後悔すると思いますが、それもまた人生です。。
私も合成酒は流石に不味いし、飲みたいと思いませんが、普通の人が普通に普通の酒が飲めた時代が懐かしいです。