諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

今のバイクは割高で低品質だけど、売れないのだから仕方がない。その3

2023年11月19日 15時55分05秒 | アイテム
話をバイクに戻します。

バイクの価格が海外の部品を使っている、或いはインドとかで生産されているのに、「昔と今は貨幣価値が違うから値上げするのは当然」と意見をされました。

経済面で疎い人の発言でしようけど、貨幣価値で語るのは一般的では無いです。都心部は別としても、バブル時代の不動産価格は現在よりも大幅に高いですから。株価だって同様です。

確かに円高により輸入品は高くなっていますが、国産品は大して価格の情報は抑えられている。貨幣価値は商品によって違うと言えます。

ホンダ・カブ50は10万円前後から25万円前後に価格が上昇した。メカ的に向上した部分がありますが、10分の1に日本での販売台数が落ちたのだから、それは仕方がないと思います。

それに比べ、日本車の価格は低下していると言ったら多くの人が意を唱えると思います。

確かに価格が大幅に向上しているクルマばかりです。それは自動車のブームが去ったこともありますが、日本人の所得が下がったことが原因。

小泉純一郎のバカが非正規雇用を推進した為に低所得者が増加した。

「いつかはクラウン」ってCMがありましたが、何時になっても買えない人は買えなくなった。だから日本の自動車販売台数が減っているのです。

でも、クルマは生活する上で必要。特に地方で暮らす者にとっては必需品です。

現在、日本車の約4割が軽自動車だとされています。その軽自動車は40年以上前よりも安くなっています。

「嘘つけ、200万円を超えている軽自動車ばかりだろ」と仰る人もいますが、間違いなく軽自動車は安くなっています。

例を上げますと1979年。いまから44年前に発売されたスズキの初代アルトが47万円の低価格で販売されました。センセーショナルでした。当時の軽自動車は60万円ほどしていたので。

でも、この47万円アルト、4ナンバーの貨物車です。凄くチープだったのです。

このアルトは3気筒の2ストエンジン。後席シートもペラペラ。2ドアで安物のバイアスタイヤです。

エアコン、パワーウインドウ、パワステ、パワーブレーキ、インジェクション、エアバックが付いていない。

それは当時としては普通です。それで60万円台のプライスが付いていたのですが、スズキは47万円で勝負に出た。

でも、今の軽自動車を見てください。新古車店では69万円でミライースが買えたりしますが、上記の装備は全部付いています。その上、衝突安全ボディですし、走行面でのアシスト機能も付いています。

44年前の47万円アルトにそれらの装備を付けたら、80万円は軽くオーバーする筈。100万円近いかも知れません。

シンプルな最低限装備のミライースや現行アルトは、44年前の軽自動車よりも確実に安いと断言出来ます。

それは日本で軽自動車が売れているから安い。バイクは趣味性が高く、無くてもそれほど困らないから売れなくなり高くなった。そう言えます。

大変残念ですけどね、バイクは金額面でバカバカしい位高い。だから売れない部分は確実にあります。売れないから仕方ないですけど。

だからお得ジャンキーの私はバイクが買えないのです。28年もタウンメイトT90Nに乗り続けているのです。

そろそろヤフオクで程度の良いバイクを安く落札して乗り換えたいと思っていますが、今ではヤフオクでも高い。

ホント、困ったもんですわ。


ではでは。


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