平成24年6月24日(日) 14:00
美作地域歴史研究連絡協議会(美作歴史ネット)設立記念講演会が津山市久米公民館で開催される。
講師:狩野久(かのう ひさし)先生
演題:古代の都と地方
平城京(へいじょうきょう)は、710(和銅・わどう 3)年から784(延暦・えんりゃく 3)年まで日本の都でした。この約70年間を「奈良時代」と呼びます。
行政組織が確立された年代であり、現在の国の省庁と同類の省・職・寮・司の組織形態がつくられた。
官位相当により、役職の地位も確立されていた。
水時計跡の発掘のお話しも出てきました。
平城遷都1300年祭には500万人の来場者があったとのこと。
美作建国1300年祭(713年-和同6年4月3日)を来年に控え、色々と事業が組まれますが、国の歴史、美作の歴史を学びながら、来年を迎えたいと考えています。
狩野久先生は、奈良文化財研究所名誉研究員であり、現在津山市内に在住。
1963年研究所に入所され、20年間、平城宮跡発掘調査、飛鳥藤原京跡発掘調査を担当されました。
講演には、多くの方が聴講されていましたが、中学生や高校生の姿が見えなかったのが残念。
美作の国1300年祭を成功するには、この年代の方の参加が大きな鍵になるように思います。