令和5年4月8日
岡山県議選
明日の選挙 9選挙区で実施
統一地方選挙の前半戦、岡山県と香川県の県議会議員選挙はあす(9日)が投票日です。
選挙戦最終日のきょう(8日)、候補者はそれぞれの選挙区で最後の訴えを行っていました。
岡山県議会議員選挙は、無投票となった選挙区を除く、9選挙区38議席を48人が争っています。
選挙戦最終日のきょうも候補者は街頭に立ち、政策を訴えるなどあと1票の上積みに懸命になっていました。
それぞれの選挙区では期日前投票も行わた。
県選挙管理委員会によりますと、きのう(7日)までに期日前投票を済ませた人は、
岡山県議選12万6808人(選挙戦となった選挙区の有権者数の約11.84%)
津山市、苫田郡、勝田郡の期日前投票者(4月7日時点) 12,854人 12.13%
津山市・苫田郡・勝田郡
「どの候補も勢いは拮抗(きっこう)している。少しの緩みが命取りになる」。
4議席を現新5人が争う展開に各候補は緊張感をみなぎらせる。
現新7人の大激戦となった前回改選で4年ぶりに議席を独占した自民現職4人に立憲民主、
社民が推薦する新人が割って入る構図。
続投を目指す自民の現職同士も地盤や支援者が複雑に入り組み、
前回以上の票の上積みを目指してし烈な戦いを繰り広げている。
再選を目指す自民の本山紘司は「主産業である農林漁業を守り、少子化、物価高騰対策にも全力で取り組む」と訴える。
鏡野町議時代から支える選対を核に地元町内を細かに回って票を固め、津山市にも拠点を置いて上積みを狙う。
再選を期す自民の田野孝明は「県北の1次産業を支援し、食料自給率を高めて食の安全を確保する政治が必要だ」と力を込める。
選挙区東部の勝田郡を軸に、市内全域や鏡野町で個人演説会や街頭演説を展開し、切り込みを図る。
自民の清水薫は企業、町内会などのバックアップで地盤の津山市で引き締めを徹底し、再選を目指す。
選挙期間中は個人演説会を開かず、街頭演説に注力し
「子どもたちがたくましく生きていけるまちづくりを進める」と訴える。
3選に挑む自民の山本雅彦は高校の同窓生や企業、看護関係者らの支援を受けて市中心部から周辺へ支持拡大を狙う。
各所で街頭演説を重ねて「県、国と地域をつなぎ、観光振興や地域共生社会の実現に努める」と声を振り絞る。
無所属の小原なおみは県北唯一の女性候補と25年間の保育士経験をアピールし「女性や子育て世代、
子どもたちの声をしっかりと聞き、県政に届ける」と主張。
連合岡山や元津山市長の父の支援者らの後押しも受けて浸透を図る。
▽津山市・苫田郡・勝田郡(定数4、届け出順)
小原なおみ 46 無新 元保育士
本山 紘司 43 自現(1)元鏡野町副議長
田野 孝明 66 自現(1)元衆院議員秘書
清水 薫 51 自現(1)元衆院議員秘書
山本 雅彦 63 自現(2)土木委員長
若い世代の投票率アップを望みます。