安東伸昭ブログ

安東伸昭の行動日記

長崎 対馬「核のごみ」の処分地選定調査受け入れに

2023年09月15日 | 地方自治

 

長崎 対馬「核のごみ」の処分地選定 文献調査の請願が採択

  (2023年8月16日)

原子力発電で出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」の処分地選定をめぐって議論が続く長崎県対馬市で16日、

市議会の特別委員会が開かれ、第1段階にあたる「文献調査」の受け入れを促進するよう求める請願が賛成多数で採択されました。

いわゆる「核のごみ」は地下300メートルより深くに最終処分場を設けて埋めることに法律で決まっていて、

処分地の選定に向けては3段階で調査を行うことになっています。

このうち、第1段階にあたる「文献調査」の受け入れをめぐって対馬市議会には

賛成派と反対派からそれぞれの主張に沿った対応を求める複数の請願が提出されていて、

特別委員会を設置して双方の代表者などから意見を聞いてきました。

そして、16日開かれた委員会で採決が行われ、このうち賛成派の団体から出されていた「文献調査」の受け入れ促進を求める請願が、

賛成9人、反対7人の賛成多数で採択されました。

一方、反対派から出されていた請願は不採択となりました。

今回、採択された請願は来月予定されている定例会の本会議で正式に採択される見通しです。

文献調査に応募するかどうかは最終的に市長が決めることなっていて

対馬市の比田勝尚喜市長は「特別委員会での議論・採決を踏まえて更に、熟慮いたします」とコメントしています。

   

「核のゴミ」最終処分場、長崎県対馬市議会が文献調査採択 市長、今議会中に最終判断

原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物(核のゴミ)の最終処分場を巡り、

長崎県対馬市議会(定数19)は9月12日開会した定例会本会議で、

選定の第1段階となる「文献調査」の受け入れを求める請願を賛成10、反対8で採択した。

結果を受け、比田勝尚喜市長は今議会中(最終日は27日)に最終判断する方針を示した。

 採択されたのは、市内の建設関係の4団体が連名で調査受け入れを求めた請願。

急速に進む人口減少や経済の疲弊を背景に、地域活性化につなげようと提出された。

市議会は8月16日、議長を除く全員で構成した特別委員会を開き、

この請願を賛成9、反対7、欠席1で採択していた。

 定例会では、質疑、討論を経て採決。

調査受け入れに反対する請願は不採択とした。

 比田勝市長は本会議終了後、報道陣の取材に対し、

「重い議決だと受け止めている。文献調査を受け入れるというような発表をした際には、

最終的には処分場の誘致までになるものというふうに思っている」と述べた。

 文献調査は、3段階ある選定調査の第1段階。

最終処分場事業を担う原子力発電環境整備機構(NUMO)が、2年程度かけて地質図など過去の文献を調べ、

適地かどうかを評価する。

政府から最大20億円の交付金が支給される。

受け入れれば、北海道の 寿都(すっつ )町、 神恵内(かもえない) 村に続き、全国3自治体目となる。

   

 

 


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上関町 中間貯蔵施設の調査受け入れ

2023年09月15日 | まちづくり

上関地点における使用済燃料中間貯蔵施設の設置に係る
調査・検討の実施について

中国電力は、上関町長からの地域振興策の検討要請に対し、本年8月2日、

上関町大字長島の当社所有地内において使用済燃料中間貯蔵施設の設置に係る検討を進めることとし、

立地可能性を確認するとともに、計画の検討に必要なデータを取得するための調査を実施したい旨、

上関町長に回答しました。

 本日、上関町長から、当社が回答した使用済燃料中間貯蔵施設設置

に係る調査・検討を受け入れる旨のご連絡をいただくとともに、

調査・検討を進めるにあたって、安全への留意や町民の皆さまへの情報提供等のご要請をいただきました。

 当社においては、いただいたご要請を踏まえ、環境保全に十分に留意しながら安全第一で調査・検討を進めてまいります。

 また、町民の皆さまなどへの情報提供等についても、ご要望などを踏まえながら丁寧に対応してまいります。

  中国電力 発信

   上関地点における使用済燃料中間貯蔵施設の設置に係る調査・検討の実施について|プレスリリース|中国電力 (energia.co.jp)

 

2023年8月18日

“中間貯蔵施設”調査を山口・上関町長が受け入れ表明 役場前は反対派で一時騒然

8月18日

  (17) “中間貯蔵施設”調査を山口・上関町長が受け入れ表明 役場前は反対派で一時騒然 - YouTube

西哲夫町長が到着すると、反対派が町長の車を取り囲み、現場は一時騒然となりました。

中国電力が今月2日、上関町に申し入れた使用済み核燃料の中間貯蔵施設の建設に向けた立地可能性調査。

西町長は18日に開かれた臨時町議会で、受け入れの可否を表明しました。

上関町・西哲夫町長


「中国電力より回答された使用済み燃料の中間貯蔵施設の調査を、私としては受け入れる考えです」

西町長は議会終了後、中国電力に調査受け入れをFAXで伝達、中国電力は今後、

半年程度かけ文献調査やボーリング調査を実施する予定です。(2023年8月18日放送)

 

中間貯蔵施設に関する特別委員会 上関町議が設置を提案 (tysテレビ山口

9月定例会終了後、上関町議会の全員協議会が非公開で行われ、

中間貯蔵施設に反対の立場をとる山戸孝議員が、中間貯蔵施設に関する特別委員会の設置を提案しました。

中間貯蔵施設について反対・山戸孝議員:「あまりにも進め方が拙速であり、

町民の皆さんに対する情報提供とか議論する場がほぼない形で、物事が進められようとしていますので、

私としては執行部がそれを作らないのであれば、議会が作らなければいけないのではないかと」

委員の構成や設置可決までの日程など、具体的なことは今のところ決まっていませんが、

山戸議員は「中間貯蔵施設が上関町に必要かどうかを判断するために、

できるだけ早くやるべき」と必要性を訴えています。

   

 

   

 

 

 

 


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