平成26年7月23日 17:00~
津山工業高等専門学校と津山市商工会議所の産学連携交流会が津山国際ホテルで開催されました。
産学の連携協定は平成24年9月12日に締結されていましがた、これまで数回の会合では、形式に捉われ、具体的な連携事業が行われなかったとの反省点を踏まえ、今回、第1回の交流会が開催されました。
商工会議所の専務さんから3Dプリンターの話が聞けるので参加されたらとのお声がけがあったので、聴講させていただきました。
基調講演
1)津山高専が目指す企業との連携について 則次俊郎校長
2)3Dプリンターの利用について 寺元貴幸教授
●則次校長先生の話し
産学連携の形態
①ニューオリエンデッド型
「産」が抱える問題の「学」への持ち込み
②シーズオリエンテッド型
「学」のシーズを「産」が連携して実用化
③ニーズ創生(イノベーション型)
新たな潜在的社会ニーズの掘り起こし
従来想定されなかった新たなニーズの創生
研究開発者冥利 ①<②<③
シーズ:ビジネスの「種」のこと。企業がもつ「技術、ノウハウ、アイデア、人材、設備」など。
ニーズ:人間が生活を営む上で感じる「満たされない状態」のこと。
オリエンテッド:何事かに対して方向付けられていること、などを意味する表現。
岡山大学での「空気圧駆動の人工筋」の研究成果についてのお話しがありました。
寺元教授のお話し
津山高専の2代目3Dプリンターの紹介を含む、3Dプリンターの活用事例について
講演の後、交流会が行われました。(別件があり不参加)