令和2年2月17日 情報
2月13日(木)19時34分頃、択捉島南東沖を震源とするマグニチュード7.2の地震が発生しました。
この地震で、北海道根室市や別海町などで震度4を観測。震度1以上の揺れは北海道から静岡県にかけて太平洋側の広範囲に及んでいます。
(地震の規模は速報値のM7.0から暫定値でM7.2に修正されています。)
日本で揺れを感じた地震でマグニチュード7以上は、2016年11月に福島県沖で発生したマグニチュード7.4以来、約3年3か月ぶりです。
今回の地震が発生した択捉島南東沖は、巨大地震の発生が懸念されている千島海溝沿いの一部です。この領域では深さ40~50km程度のプレート境界で発生するものと、深さ100~150km程度のプレート内部で発生するものが見られ、今回は後者のタイプです。
千島海溝沿いのやや深い所で発生した点や、メカニズムなどは1993年に発生した釧路沖の地震に類似しています。
今回は震源が択捉島南東沖とやや離れていたため震度4に留まりましたが、もう少し北海道の近い所で発生すればさらに強い揺れに見舞われます。
巨大地震だけでなく、こうしたマグニチュード7クラスの地震に対しても注意を払う必要があります。
2月13日(木)19時34分頃、択捉島南東沖を震源とするマグニチュード7.2の地震が発生しました。
この地震で、北海道根室市や別海町などで震度4を観測。震度1以上の揺れは北海道から静岡県にかけて太平洋側の広範囲に及んでいます。
(地震の規模は速報値のM7.0から暫定値でM7.2に修正されています。)
日本で揺れを感じた地震でマグニチュード7以上は、2016年11月に福島県沖で発生したマグニチュード7.4以来、約3年3か月ぶりです。
今回の地震が発生した択捉島南東沖は、巨大地震の発生が懸念されている千島海溝沿いの一部です。この領域では深さ40~50km程度のプレート境界で発生するものと、深さ100~150km程度のプレート内部で発生するものが見られ、今回は後者のタイプです。
千島海溝沿いのやや深い所で発生した点や、メカニズムなどは1993年に発生した釧路沖の地震に類似しています。
今回は震源が択捉島南東沖とやや離れていたため震度4に留まりましたが、もう少し北海道の近い所で発生すればさらに強い揺れに見舞われます。
巨大地震だけでなく、こうしたマグニチュード7クラスの地震に対しても注意を払う必要があります。