令和6年8月15日
南海トラフ臨時情報「巨大地震注意」呼び掛け終了 17:00
JR東海が特急列車の運行再開へ
8日に宮崎県で震度6弱を観測した地震で、南海トラフ臨時情報「巨大地震注意」が出されていましたが、
政府は15日、呼び掛けを終了すると発表しました。
終了に伴い、JR東海は速度を落として運転していた東海道新幹線の三島駅から三河安城駅の上下線を通常の速度に戻すほか、
一部運休していた特急列車の運行を再開するということです。
内閣府 気象庁が会見「日ごろの地震への備えを続けて」
8月15日 18時58分
南海トラフ地震臨時情報 呼びかけ終了で内閣府 気象庁が会見「日ごろの地震への備えを続けて」 | NHK | 南海トラフ地震臨時情報
令和6年8月8日
南海トラフ地震の臨時情報を発表 宮崎で震度6弱、関連を調査
「巨大地震注意」
NHKの画面には、巨大地震注意の表示とテロップが出ています。
8日午後4時43分ごろ、宮崎県で最大震度6弱を観測する地震があった。
気象庁によると、震源は日向灘で、震源の深さは30キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は7・1(速報値)と推定される。
これを受け、気象庁は東海沖から九州沖にかけての震源域で発生が懸念される「南海トラフ巨大地震」
との関連性について調査するとして「南海トラフ地震臨時情報(調査中)」を発表した。
被害が想定される地域の住民に対し、個々の状況に応じて身の安全を守るよう呼び掛けている。
臨時情報の発表は初めて。
専門家による臨時の評価検討会が、南海トラフ巨大地震との関連性を検討し、気象庁はさらに臨時情報を出す。
※この情報が発表されるのは、1019年運用が始まって初めて。
臨時情報は4種類。気象庁は最初に「調査中」を出し、その引き金となった事象の観測から最短2時間程度で
「巨大地震警戒」
「巨大地震注意」
「調査終了」
のいずれかを発表する。
「調査中」は、南海トラフ巨大地震の想定震源域や周辺でM6・8以上の地震が発生したり、
岩盤の伸び縮みを観測する「ひずみ計」に特異な変化があったりした場合などに出される。
東西に延びる想定震源域の片側のプレート(岩板)の境目でM8以上の地震が起きると、
連動して反対側の領域で巨大地震が発生する可能性が比較的高いとされている。
このため気象庁は、詳細な解析により起きた地震がM8以上と判断されれば、
今回の地震の震源域とならなかった領域を含め、後発で巨大地震の発生する可能性が普段よりも高まったとして、
「巨大地震警戒」の臨時情報を発表する。
この場合、自治体は後発地震が発生してからでは津波からの避難が間に合わない
「事前避難対象地域」には避難指示を、高齢者など要配慮者の避難が困難な対象地域には「高齢者等避難」を発令し、
それぞれ津波に備えて1週間の避難を呼び掛ける。
起きた地震の規模がM7級だったり、
岩板の境目がゆっくりとずれ動く「ゆっくりすべり」が
通常と異なる形で起きたりした場合には「巨大地震注意」の臨時情報を発表する。
政府は避難場所や避難経路、備蓄など日ごろの備えを再確認するよう求める。
巨大地震発生の可能性が高まっていないと判断されれば、
気象庁は「調査終了」の臨時情報を発表する。
津山市(LINE)による地震に関する注意喚起です。
8月8日20:17発表
本日(8月8日)16時43分頃に日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生しました。
住民の皆さんは、日頃からの地震への備えの再確認に加え、概ね1~2週間は、巨大地震への警戒を高め、
地震の発生に注意しつつ生活しましょう。
気象庁から発表された内容は以下のとおりです(抜粋)
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南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)
令和6年8月8日19時15分 気象庁発表
この地震と南海トラフ地震との関連性について検討した結果、南海トラフ地震の想定震源域では、
大規模地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると考えられます。
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南海トラフ地震に関する情報は、次のリンクでご確認ください。
https://www.jma.go.jp/bosai/nteq/