絶対に断らないと評判の
病児保育室が閉鎖!?
横浜市から助成金降りず年間約1億円の赤字!!
今朝のTVニュースを見ていたら・・・私は勉強不足で今朝まで知らなかったのですが・・・
病気の子どもを100人規模で預かってくれる“絶対に断らない”と評判だった病児保育室が今月の13日に閉鎖しましたとのニュースが目に飛び込んできました・・・
病児保育とは・・・従来の病児保育の現状は、早い者勝ちの10人待ちというような状態らしいんですね。そんな中で、横浜市にある東海キッズケアは100人規模を誇る大型の病児保育で、これまで一度も受け入れを断ったことがないとの事らしいのです・・・
- 風邪やインフルエンザなど、突然の病気でいつも通っている保育園に預けられなくなった子どもを一時的に預かってくれる保育体制のこと
しかし、運営している岡田眼科・岡田栄一院長によると「子どもは何時病気になるかもわからないので、利用者数の増減が激しく、それでも常時保育士を20人確保していくために年間、約1億円の赤字を出していた」・・・と・・・
この状況は全国に2886カ所ある病児保育室の多くも、赤字で運営しているとのことです・・・
無認可であるがゆえに、助成金を求める2万人以上の署名を集めても横浜市からの助成金は下りなかったようですが・・・このニュースをみていて、行政のやり方と実際に必要としている人達との間の溝を強く感じてしまいました。
勿論、子どもにとって、風邪などにかかり体調が思わしくない時には、出来れば、母親に側で看病してもらいたいでしょう・・・でも、どうしても仕事を休めない親達にとって、せめて従来の保育園や幼稚園に通えないけれど、この病児保育室などで預かってもらえるのならば、本当に有難いことですし・・・
お役人さん達も、机上計算の計画ばかりで「随時増やしていっている」なんてことじゃなくて、もう少し、庶民に寄り添う形の行政のやり方というものがあると思うのですが・・・今回の閉鎖のニュースには虚しさを感じてしまいます・・・
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