ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

春の高尾山②

2010-04-26 21:51:22 | 自然
尾根伝いの山桜がきれいだったこと!

ミツバツツジ
      

 ヒトリシズカ

 
アオキの花も地味だけれどかわいいです。
  キブシ
  ホオの葉っぱがほぐれるところ。 コゴミ?
モミジイチゴの群生。
 一丁平の桜。
 
 一丁平の展望。
      

 帰路のヤマルリソウ

 奥の院の寒緋桜。

リフトは運転終了の時間なので、帰りはケーブルカーです。
   
 清滝駅の枝垂桜。
 
清滝駅を出て、向かいは柿の老木が目印の蕎麦「高橋屋」。
10年近く前、東京歌会吟行会の歌会会場でした。

もう山桜も終わりです。
通勤の国道20号線からは、日1日と緑が茂ってゆくのが見えます。


春の高尾山①

2010-04-26 17:33:22 | 自然
ふたたび、2週間前の日記です。
14日高尾山。

京王線高尾山口駅→リフト(清滝駅~高尾山駅)→1号路→2号路→3号路→5号路→山頂→奥高尾(紅葉台、一丁平)→下り同じ→ケーブルカー

春の花に会いにきました。
今年は体調がイマイチ、下から歩く元気がなかったので、
行きはリフト、帰りはケーブルカーを利用しました。
こんなに足弱の私でも上れるのが高尾山の素晴らしいところです!

朝、出発を見送ってくれる庭の花も元気です!
イカリソウ
 ハナニラ

フサスグリとシロヤマブキ


これは駅までの道の畑の脇の桑の花のつぼみ。
八王子はかつて絹織物の生産地で、蚕の餌となる桑の葉をとるため、
たくさんの桑の木が植えてありました。

 
高尾山口駅からリフトの清滝駅までの途中、白い花桃。

 リフトで上ります。
 
うしろを振り返ると怖いです。

 


リフトを降りたところでお笑い芸人大西ライオンさんたちの
撮影に出くわしました。

このあと、前後して山頂に着き、
昼食を終えて奥高尾に歩き出したときに、
「心配ないさ~」の大声が山頂から聞こえました。


フランスの観光客。ガイドさんが三色旗を掲げています。

  女坂
    
 
木に止まっている赤ゲラを発見しました!

  杉並木

高尾山薬王院
滝に打たれる修行など、一般人にも体験できるそうです。
 
薬王院のお土産物屋さんとおみくじ。大吉でした♪
  御本社。
  御本堂。
 書院、客殿の門。

    ニワトコのつぼみ。  


3号路は桂の新緑がきれいです。

 ヤマルリソウ。
 ミヤマカタバミ。



4種類のスミレ。
    
分かるのは葉っぱがぎざぎざのエイザンスミレくらい。(´;ω;`)

  よい香りのミヤマシキミ。

  桂の若葉はこんなにきれい♪
   

 あっ、また会った。

 もうじき山頂。
   

  山頂の桜。
    
 コブシ。
 ウグイスカグラ 
 クロモジ 
 モミジイチゴ。



 
紅葉台のミツバツツジ。
まだつぼみが多かったですけれど、今年も会えました。

青山散歩――根津美術館と青山霊園②

2010-04-26 17:00:33 | お散歩

青山霊園へ歩く途中、ショーウィンドーの猫ちゃん。

  青山霊園




青山霊園は公園だった!
現在、公園として整備が進められているらしいですが、
あまりにきれいになってしまうとつまらないです・・。


シキミの花。
どうせなら有名人のお墓にお参りしよう!


まず、公園管理事務所でマップをいただきました。


斉藤茂吉の墓にお参りして、短歌の上達を祈念。←神頼み(笑)


左が茂吉、右が輝子さんと茂太さん。
墓碑には3人のお名が刻まれていました。


偶然、きれいな桃を撮りに立ち寄った外人墓地で
立教学院初代総長アーサー・ロイド(1852-1911)の墓を発見しました。
 


上野英三郎博士の墓所には忠犬ハチ公の碑もあります。


尾崎紅葉、乃木大将の墓なども、マップを見ながら訪ねましたが、
何分26ha.の広さだそうですので全部は無理。(・ω・;A ふーふー

夕暮ですが、そのまま旧乃木邸、乃木神社をまわって帰りました。

 乃木邸
 門はもう閉まっています。

 乃木神社

長い1日でした。

青山散歩――根津美術館と青山霊園①

2010-04-26 14:11:01 | 美術
2週間も前の書きかけの日記がやっと完成しました!
13日、青山の根津美術館と霊園のレポートです。

地下鉄表参道駅A5出口より根津美術館へ。
みゆき通りを10分ほど歩きます。

  
みゆき通りと平行している細い道にレンガ造りの一角が。

 嶋田洋書
マイケル・ジャクソンも立ち寄ったことがあるらしいです♪
ここで、来月から始まる白磁の上絵付けの資料を見ました。

 図案集。CD付きなので便利かな♪

道中、目を奪われるお店がいっぱい。

    
不可思議な建物は有名ブランドのお店です(´・ω・`) ←ブランドが覚えられない 

  

 花水木が咲き始めていました。

 
根津美術館

昨年10月、建築家隈研吾さんの設計により改築された
新しい本館を見たくて訪れました。
隈さんはサントリー美術館などの設計をなさっています。
数年前訪れた村井正誠美術館がおもしろかったので、
ここも楽しみにしてきました。


入り口入ると大きな石船。


おおっ、異次元への通路のような長いアプローチ。
 
玄関でチケットを買うと
右手にミュージアムショップ、
  左手にホールと展示室、

突き当りが庭園への出入り口になっています。


まず庭園に出ます。
あまりの素晴らしさに夢中で歩き回りました。

             
↓径を隔てて向かいあわせの羊ちゃん。牽牛・織女のよう。
 
                
池の奥に白く咲いているのはドウダンツツジ。あたり一面あまい香りです。 

     
寄りませんでしたが、この奥が根津カフェ。
 帰ってきました。 
 

地下は講堂、1階は展示室1~3、
階段上って
 中2階は休憩室、
2階は展示室4~6。
簡素な建物、椅子がたくさんあり休むことができて楽でした。


「胸中の山水・魂の書―― 山水画の名品と禅林の墨蹟 」


国宝 牧谿(もっけい)筆 漁村夕照図(ぎょそんせきしょうず)♪
牧谿は等伯が研究した13世紀南宋時代の画家。

  



2階、中国殷時代~戦国時代の青銅器が圧巻。
日本美術に疎く東洋美術にはもっと疎い私、
こんなにまとめて見たのは初めてです。

文様の種類が饕餮(とうてつ)文、蟠螭(ばんち)文の二種類。
饕餮文は殷時代、蟠螭文は春秋時代のものでした。

饕餮とは?・・漢字の意味は大喰らい! 
頭は人間、身体は羊もしくは牛、羊の角、目は脇の下、
歯は虎、爪は人間、鳴き声は赤子で人をとって喰らう・・
ひゃー、とんでもない化け物ではないですか・・(-ω-;
殷代に信仰を集め、魔除けとして盛んに青銅器に施されたそうです。
饕餮は、中国大陸南部に住んでいた稲作農耕民族の奉じた神。
この民族が漢民族によって征服・同化されていく過程で、
饕餮は黄帝に反逆した邪神というかたちで漢民族の神話の中に
組み込まれたそうです。

蟠螭とは龍のことらしいです。
古代マヤの文様に似ているのでびっくりしました。

全体的に照明が暗く、字を読むのに疲労し、
また陶器の模様の色がよく分からなくて(白?金?)残念でした。

庭園が大変素晴らしく、また訪れてみたいです。