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レ・ミゼラブル プレビュー公演

久々の帝劇。100周年記念なので、入口にどじゃーんと花のアーチができていた・・・(絶句)。

ロビーには出演者の手書きの色紙が貼ってあるのにゃった。やまぐちさんのは2階の上手寄りの柱、すっきりとシンプルに書かれてます(内容、書いた方が良いのかな~)。今日のジャベール、岡さんのは1階の一番奥(下手寄り)の柱。あまりに達筆でなかなか読めなかった!

さて、舞台の内容は・・・
今日のキャストはかなり安心感のある組み合わせ。猫にとってお初~なメインキャストは、アンジョルラス、エポニーヌ、コゼットくらいか(マリウスの山崎さんやファンテーヌの知念さんはだいたい予想がついたから~)。
コゼットはにゃ~一番の高音が・・・半音位低い?頑張ってはいるけども。エポニーヌのお歌は安定、すごく強気な感じ(嘆くというよりは怒ってる?)。アンジョルラスは~絵に描いたような優等生。お耽美系でも体育会系でもない。歌がすごく良かった。
あと、ある意味一番目立っていたかという、ガブローシュ。密かに舌滑が心配にゃったのだけど、大丈夫だった。歌は普通かもしれないけど、やっぱり演技は達者だなあ・・・。
あ、あとちびコゼットも声が可愛くて、歌が上手にゃった。

おきまりのメンバー(ティナルディエ夫妻、ファンテーヌ、ジャベール・・・)は、もう既に高め安定で余裕があった。

で、注目のバルジャン・・・。
問題の一音がやはり問題だったのと、珍しく(多分猫は初めてだ)「彼を帰して」でちょっとふらっとしたところがあった・・・感情が入りすぎちゃいましたかね~。でもそれだけ圧巻にゃった。(爆竹拍手もなくて、終わった後の一瞬の静寂もまた素敵で・・・)
臨終間際の声が聞き慣れない声にゃったな~(まだそんなお声を隠してましたか)。凄くジジイ臭いんだけど、不思議と良く聞えるの。
そういえば砦のバトル中に、バルジャンの顔のすぐ近くで火薬が爆発した。こんな際どい演出あったっけ?って思ったけど、多分どちらかのタイミングがずれたんだわにゃ。しばらく目も耳も効かなかったじゃなかろうか。その後が怪我してうずくまる演技だから良かったものの、危ないったらありゃしない。

プレビューなのでまだ慣れないんだか、2幕が開いてから、前面の紗幕が上がるタイミングがおっかしかった!途中まで上がって、まるで“あ!早すぎたっ”っていう感じで止まり、“でも途中で止めたらもっと変っ!”“どうしようっ”(葛藤)みたいな間の後、するすると上がって行った。途中で止まったから、機械の故障かとも思ったさ。

カテコは特に挨拶もなく、花投げは普通にあって、最後まで全キャストでお手振りの、ごくごく普通のカテコだった(2階までほぼオールスタンディングにゃったが)。

こんな時期にゃので、ことさらバルジャンの「♪明日が~」が効きたかったの。
いつもはコゼット気分にはまって涙、涙なことが多かったけど、今日はなんだか違う意味で涙、涙
だったにゃあ・・・。

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