集中力って大事だと思う。
分っちゃいるが、なかなか自由にならないのが集中力だ。怠け者の私の場合、追い詰められないと集中力が発揮されない。夏休みの宿題なんぞ、大概が8月の下旬に大慌てで片付けたものだ。
おかしなもので、最初から準備よく、コツコツとやっておいた宿題よりも、ギリギリになって追い込まれてやった宿題のほうが、後で先生の評価は良い場合が少なくないから困ったもんだ。
さすがに仕事となると、申告期限ギリギリでは困る。納税資金の準備の問題もあるので、2週間は余裕をみて決算を仕上げることを目標にしている。それでも、場合によっては期限ギリギリの仕事もないではない。ミスを見直す余裕がないので、思いっきり集中してやるようにしている。
仕事にせよ、何にせよ集中力が発揮されている時は、時間の流れが違う。体感時間が明らかに変わっている。こんな時の仕事は、我ながら驚くほど頭がよく回る。いつもこうありたいものだが、やはり追い詰められないと、この集中力は発揮されない。
追い詰められるのは嫌だが、集中力は欲しい。世の中、上手くいかないものだ。
現在、フジTV系列で「ハチワンダイバー」というドラマが放送されている。週刊ヤング・ジャンプ誌で連載されているマンガのTVドラマ化だ。異様な集中力を発揮する、アマチュア棋士が主人公のマンガなのだが、正直私は驚いている。
この作者は、ここ十年以上ヤング・アニマル誌で活躍していた。当初は「谷仮面」という仮面を被った高校生の学園ドラマを描いていた。妙に濃い筋書きと、切り絵のような絵柄が目立つ、不思議なマンガだった。5年近く連載が続いていたにもかかわらず、人気があるんだか、ないんだか分らないマンガでもあった。
その次に連載が始まったのが表題の作品。リタイヤした女子体操選手が、持て余した能力を路上の喧嘩に活かして暴れるといったアクションものだった。体操という競技は、人間の身体能力を極限まで酷使する。その鍛え上げられた能力を格闘技に活かしたら、たしかに凄い戦力になるのは確かだ。
元々、アニマルという雑誌は、元週刊少年ジャンプの名編集長・角南氏が立ち上げただけに、格闘対決路線が好きなのだろう。このマンガも、深道ランキング編に入ったあたりから、急激に盛り上がるようなった。なかでもランキング一位の怪物的ライバルが登場したあたりから、主人公の元・体操選手も異常な集中力を発揮するようなる。その表現の仕方が面白かった。
これは実際にマンガの絵柄を見てもらうしかないのだが、このような形で集中力の上昇を描いた漫画は珍しかったと思う。私の想像では、CGグラフィックスと手書きを上手く組み合わせていると思えた。この作家、もしかしたらブレイクするかも・・・と私はみていた。
まさかヤン・ジャンに移籍するとは思わなかったが、これで一気にメジャー・デビューとなり、あっという間にTVドラマ化までいったから驚いた。しかも、今までの喧嘩や格闘路線を離れて、将棋を舞台に据えるとは二重の驚きであった。
密かに注目していた作家がブレイクするのは妙に嬉しい。そのブレイクのきっかけとなった表題のマンガも、けっこう面白いと思うので、格闘系のマンガがお好きでしたら是非どうぞ。
分っちゃいるが、なかなか自由にならないのが集中力だ。怠け者の私の場合、追い詰められないと集中力が発揮されない。夏休みの宿題なんぞ、大概が8月の下旬に大慌てで片付けたものだ。
おかしなもので、最初から準備よく、コツコツとやっておいた宿題よりも、ギリギリになって追い込まれてやった宿題のほうが、後で先生の評価は良い場合が少なくないから困ったもんだ。
さすがに仕事となると、申告期限ギリギリでは困る。納税資金の準備の問題もあるので、2週間は余裕をみて決算を仕上げることを目標にしている。それでも、場合によっては期限ギリギリの仕事もないではない。ミスを見直す余裕がないので、思いっきり集中してやるようにしている。
仕事にせよ、何にせよ集中力が発揮されている時は、時間の流れが違う。体感時間が明らかに変わっている。こんな時の仕事は、我ながら驚くほど頭がよく回る。いつもこうありたいものだが、やはり追い詰められないと、この集中力は発揮されない。
追い詰められるのは嫌だが、集中力は欲しい。世の中、上手くいかないものだ。
現在、フジTV系列で「ハチワンダイバー」というドラマが放送されている。週刊ヤング・ジャンプ誌で連載されているマンガのTVドラマ化だ。異様な集中力を発揮する、アマチュア棋士が主人公のマンガなのだが、正直私は驚いている。
この作者は、ここ十年以上ヤング・アニマル誌で活躍していた。当初は「谷仮面」という仮面を被った高校生の学園ドラマを描いていた。妙に濃い筋書きと、切り絵のような絵柄が目立つ、不思議なマンガだった。5年近く連載が続いていたにもかかわらず、人気があるんだか、ないんだか分らないマンガでもあった。
その次に連載が始まったのが表題の作品。リタイヤした女子体操選手が、持て余した能力を路上の喧嘩に活かして暴れるといったアクションものだった。体操という競技は、人間の身体能力を極限まで酷使する。その鍛え上げられた能力を格闘技に活かしたら、たしかに凄い戦力になるのは確かだ。
元々、アニマルという雑誌は、元週刊少年ジャンプの名編集長・角南氏が立ち上げただけに、格闘対決路線が好きなのだろう。このマンガも、深道ランキング編に入ったあたりから、急激に盛り上がるようなった。なかでもランキング一位の怪物的ライバルが登場したあたりから、主人公の元・体操選手も異常な集中力を発揮するようなる。その表現の仕方が面白かった。
これは実際にマンガの絵柄を見てもらうしかないのだが、このような形で集中力の上昇を描いた漫画は珍しかったと思う。私の想像では、CGグラフィックスと手書きを上手く組み合わせていると思えた。この作家、もしかしたらブレイクするかも・・・と私はみていた。
まさかヤン・ジャンに移籍するとは思わなかったが、これで一気にメジャー・デビューとなり、あっという間にTVドラマ化までいったから驚いた。しかも、今までの喧嘩や格闘路線を離れて、将棋を舞台に据えるとは二重の驚きであった。
密かに注目していた作家がブレイクするのは妙に嬉しい。そのブレイクのきっかけとなった表題のマンガも、けっこう面白いと思うので、格闘系のマンガがお好きでしたら是非どうぞ。