ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

ダイエット

2011-08-26 12:31:00 | 健康・病気・薬・食事

ダイエットが嫌いだ。

酒をほとんど嗜まない私にとって、食事は人生の楽しみであり、ストレス解消の手段であり、生きがいに近いものを感じている。だから、食事量を減らすダイエットは、私の人生観からして認めがたい。

だから本格的なダイエットはしたことがない。

しかし、そうも言ってられなくなってきた。原因は体重の増加だ。肝臓の機能に影響を与えるくらいに太ってきた。必然的に血圧も上がる。これが一番怖い。

さりとて、食事制限はしたくない。やはり運動がいいと思うが、9年ほど前に失敗している。

当時、一番副作用のきつい薬をやめてから3年ほどたち、体調が好調であったので、週2~3回ほど、軽く走ったりしてみた。三ヶ月たっても病気は再発せず、少しずつ負荷も増やして、体重も少しずつ減量していった。なにより、走るのが楽しかった。

そんな四ヶ月目に、難病が再び息を吹き返した。幸い、主治医の冷静な判断と、必死に安静を守った結果、それ以上悪化せずに今日に至る。以来、激しい運動は一切していない。

だが血圧上昇の恐怖から逃れるためには、なんらかの対策が必要であることは間違いない。既に血圧を抑える薬は飲んでおり、生涯のみ続けねばならない。

いろいろ考えた末、当面秋口までは週に一回。走る時間は15分程度に抑えて、後は身体をほぐす運動のみで30分以内でやってみることにした。

あくまで現在の体調次第であり、調子がいいときは2回走ったりしている。しかし、体調が芳しくないときは無理に走ることはしない。だから月に4回程度に収まっている。

この程度の運動では容易に痩せられないが、経験的に3ヶ月から半年程度で少しずつ痩せてくるだろうと予測している。そのほうが過剰な疲労を避けられ、無理のないダイエットになるとも期待している。

ただ、やってみて一番ショックだったのは、走るフォームが大きく崩れていることだった。

膝を上げて足を踵から着地させて、やんわりと足先までに着地する勢いで、再び足を持ち上げる。それだけのことだが、それがスムーズに出来ないことにショックを受けた。

身体は走るフォームを覚えている。しかし、身体がその動きを実現できていない。筋力の衰えが一番の原因だと思うが、これには大いに困惑した。

走り出して一ヶ月、ようやくまともなフォームで走れるようになってきた。走るのは、もっぱら仕事から早目に帰宅した夜に限っている。なんとか週一を確保しているが、体重はまるで変わらない。

もっとも、それは予定通り。最初の半年で1キロ、一年後には2キロ痩せていればいい。そのくらい、ゆっくりとした減量ならば体力もさほど低下せずに済むはずだ。

はて、一年後はどうなっているのだろう。ちょっと楽しみだな。

コメント (6)
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